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【じーじは見た!】後編:令和8年度第1回経済財政諮問会議を見てみた!

Z世代応援団、未来世代応援のじーじです!

さて、今回は高市政権での骨太の方針を取りまとめている経済財政諮問会議の令和8年度第1回会合の資料を確認しています。

本編は、後編です。前編から読んでいただけると嬉しいです。


4️⃣ 有識者4名の骨太の方針への決意

まずは、前編のまとめをしておきましょう。

1)企業が国内投資に回帰することを上手に誘導する

会議資料3より抜粋②

政府支出でテコ入れして企業の国内投資を誘発し、家計も国も豊かにする。

2)国際的な金利動向との連動性の中で金利を上手にコントロールする

会議資料3より抜粋③

2%の物価安定目標を着実に実現しつつ、投資を喚起し生産性の上昇を図り、成長型経済に移行することが重要。その際、過度のインフレは弊害が大きいため、インフレ率を2%の物価安定目標に収れんするよう取り組んでいく必要。

会議資料3より引用①
会議資料3より抜粋④

● 金利には、各国の経済動向(成長率・物価等の見通し)、金融政策の見通し、リスクプレミアム等の様々な要因が影響。
YCCが終了した我が国を含め、各国の長期金利・超長期金利が、国際的に連動する動きもみられる。

会議資料3より引用②

YCCとは Yield Curve Control(イールドカーブ・コントロール)=長短金利操作のことです。

最初は輸入物価上昇によるコストプッシュインフレであったものの、人手不足を中心に供給力不足によるディマンドプル型のインフレも板につき、賃金も上がってくると、米欧が利上げを続ける中、日本だけ金利を抑え込むと、 円安が進みやすくなり、物価上昇が加速するので、YCCを終了したのです。

5️⃣ 官僚さんが準備した資料より①

経済成長というのは、次の3つで決まります。
①労働投入量(働く人の数・労働時間)
②資本投入量(設備投資、機械、建物など)
③TFP(全要素生産性) → 技術革新、効率化、組織改善、デジタル化、イノベーションなどによる「質的な成長」要素

政府は、中長期の経済見通しを複数ケースで示す際の前提条件としてTFPを使っています。

① 過去投影ケース

  • 直近の景気循環以降〜現在までの平均的なTFP上昇率が今後も続く → 比較的控えめな成長シナリオ

② 成長移行ケース

  • 過去40年平均程度のTFP上昇率に回復する → 政策効果や構造改革で成長力がやや高まるシナリオ

③ 高成長実現ケース

  • デフレ前の高いTFP上昇率が再現される → イノベーションや生産性改革が大きく進む強気のシナリオ

下記のグラフが官僚さんがどのようにケーススタディしているかを示しています。

会議資料1-1より抜粋①

80年代のTFPの寄与度の大きさにため息が出ますね。
これこそが本当は日本の底力のハズなんです。

技術革新、効率化、組織改善、「改善また、改善、すぐまたカイゼン」の現場力は日本の得意技でしたが、デジタル化を基盤としたイノベーションについて行けず、日本流でも何とかなるアジアでの投資に資本を投入してきました。そして国内は、資本もTFPも経済成長に寄与しない状況を長く続けてきたのです。

官僚さんとしては、何としてもTFPの復活(まあこれが17分野の成長戦略なんでしょうが)と資本の国内回帰なくして経済成長なしと思っている訳です。

そんな中で「消費減税」やら「こども一人に教育支援毎月10万円」と国民受けするバラマキだけを狙った発言を声高に言う政治で大丈夫なんでしょうか?

6️⃣ 官僚さんが準備した資料より②

TFPを向上させて日本が再び輝くために、じーじは従来の「属人化・部分最適・長時間労働によるムラ社会づくり」から少しでも脱皮して、米国流を少しだけパクって「標準化・全体最適・働き方改革によるムラからの解放」をやろうよと言ってきました。

何でもかんでも米国流が良いと言っている訳ではなく、なぜ労働生産性にこんなに差がつき、経済の成長力がこんなに開いてしまったのか、少しは政治家も反省して改革してほしいと言っているのです。

日本成長戦略会議に加え、この経済財政諮問会議の様子を見ていると、ようやくマクロでは世界の標準的なものの見方や全体最適を志向した国内投資回帰の流れが作られそうな雰囲気が出てきました。

会議資料1-1より抜粋②

成長移行ケースというよりも高成長実現ケースまでもっていきたいですよね。

日本のようにこれから人口減少が加速する国では、 労働投入量の増加が期待しにくいため、 TFPの向上が成長のカギになります。

  • デジタル化・AI活用

  • 産業構造転換

  • 規制改革

  • 労働移動の円滑化

  • イノベーション投資

まさに日本成長戦略会議で議論されている17分野の成長戦略と分野横断8テーマの戦略づくりが重要です。

首相就任から衆議院解散までのわずかの期間でここまでのシナリオを描いてきた高市首相の仕事ぶりが、国民の信任を得た結果が、総選挙の圧勝だったわけであり、本当に良かったと思います。

しかし、相変わらずの揚げ足取りのオールドメディアと野党の国会質問を見ていると彼らは何がしたいのか分かりませんね。少しは総選挙結果を謙虚に反省した方がいいですよ。

頑張れ高市首相!
頑張れZ世代!

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