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2025年秋アニメを53本眺めてみた【個人的評価・感想】

というわけで2025年10-12月に放送されていた
2025年秋アニメをだいたい見終わったので
こちらに総括した感想を記したいと思います。
10行以内に一言感想を添えて。
ちなみに2025年夏アニメの感想はこちらに記しておりますので
よかったら眺めていただけると幸いです↓


【甘口】面白かったもの

まずは面白かったものです。50音順。
※☆は満足度です。5点満点。
☆☆☆☆☆ 大満足。個人的には超楽しめた。
☆☆☆☆★ 満足。是非オススメしたい。
☆☆☆★★ 及第点。まぁまぁ面白かった。
☆☆★★★ 惜しい。面白いと思う人はいると思う。
☆★★★★ つまらない。完走したのは時間の無駄かも。

【青のオーケストラ Season2】☆☆☆☆★

挫折から這い上がるヴァイオリン少年の青春群像劇。

プロのヴァイオリニストである父の不貞によって音楽そのものが嫌になって挫折するが、初心者のヒロインと出会い教えるという口実で再び楽器を取り、進学先で自分が参加しなくなってからコンクールで賞を総なめにしていたライバルと出会い音楽への情熱が再燃する。

第2期はその辺りはもうすでに一段落しており、大会で金賞を取るなどしながらそれぞれの登場人物の家庭事情やら恋愛沙汰がフューチャーされ、現在はほぼラブコメに発展。ヴァイオリンへの情熱を思い出させてくれたヒロインと結構前から主人公に淡い恋心を抱く内気な純粋少女との間で揺れ動く。

最初はそんなんえぇから音楽しろよ!と思っていたがどうやら群像劇のほうがメインらしいので受け入れて楽しむことにした。普通に面白い。


【悪食令嬢と狂血公爵】☆☆☆☆☆

浮いた者同士が惹かれ合うファンタジーロマンス

母の遺志を継ぎモンスターを食する研究に没頭していることから世間から忌避されている令嬢に、幼い頃から膨大な魔力を有し戦闘が苛烈で周囲から畏怖されていた侯爵が出会い「おもしれー女」と婚約を申し込む。

普通に食すれば腹を下すなどの体調不良を催す魔物を浄化能力で美味しく調理し胃袋を掴んでいくのがシュールで面白い。嫁の貰い手がなかっただけで元々見目麗しいヒロインに目を付けた侯爵もハイスペックで特異な者同士惹かれ合う構図は非常に納得感があって不快感が全くないのも視聴感がいい。

ちょっと個性が強くて周囲から浮いてただけで二人の恋路に邪魔が入らないどころか仲間全員から受け入れられているのも◎。思う存分イチャイチャしてくれて結果的に甘い甘いラブコメだった。これは安心して観られる!


【アルマちゃんは家族になりたい】☆☆☆★★

二人の男女と彼らに造られたロボットによるホームコメディ

AI研究者とロボット工学者は昔から何かと張り合う仲だったが利害の一致から協力し一体の学習型自律戦闘ロボットを完成させる。目覚めた人造人間は二人を父母と認知し戸惑う二人をよそに疑似家族を形成することになる。

研究者の二人は没頭するあまり異性への免疫は皆無だったが父母と呼ばれて満更ではないらしく、娘と呼んで差し支えないロボの主張には逆らえない様子。娘を溺愛するあまり少々の過激な行動には目をつむってしまうので日常系としてはかなり過激なホームコメディと言える。

小学校に通う傍ら、他の研究者のロボットと戦闘したり宇宙にまで飛んでしまったり、途中YouTuber曲がりのことをしてアイドルとしてホールを埋めたりとかなりハチャメチャ。無表情と過激展開のコントラストが面白かった。


【異世界かるてっと3】☆☆☆☆☆

有名作品のクロスオーバースクールコメディ

【幼女戦記】【オーバーロード】【この素晴らしい世界に祝福を!】【Re:ゼロから始める異世界生活】に【盾の勇者の成り上がり】【陰の実力者になりたくて】を加えた6作品によるハチャメチャコメディである。

何れも異世界転生モノでありアニメ化も成功している作品という共通点がある。本編の過酷さを微塵も感じさせない平和な世界観で個性的なキャラが交流するのを眺めているだけでも豪華。声優被りネタもひっそりと加えて、当然だが全作品を履修している人ほど楽しめる内容となっている。

唯一本編もそんなにシリアスじゃない【このすば】勢の活躍が目覚ましく、この作品に限っては潤滑油になっていると感じる。【幼女戦記】の面々に関しては女性キャラ2名以外はここでようやくキャラが掴めるという人も少なくなくはないのではないだろうか。


【ウマ娘 シンデレラグレイ 第2クール】☆☆☆☆☆

田舎から中央へ。とあるウマ娘の成り上がりシンデレラストーリー

地方競馬という人もウマ娘も閑散とした地域で生まれた主人公。
設備も人員も満足に揃っていない土地に一人のウマ娘が降り立った。
その走りに魅了されたトレーナーは主人公をスカウトし笠松の星を目指す

無名からダービー馬となったオグリキャップの史実を忠実に再現する物語。
今期は中央へ進出しタマモクロスという生涯のライバルと出会いジャパンカップや有マ記念へと身を費やしていくが、彼女が次の出走を最後に引退すると宣言。世紀の対決が物語をドラマティックに盛り立てる!

そしてここからがオグリキャップの時代の幕開け。つまりここから更に盛り上がる。順当に描くだけで名作確定演出。それをスピード感たっぷりの熱い作画で構成してくれて大満足。このまま最後まで描き切ってほしい。


【笑顔のたえない職場です。】☆☆☆☆★

女性しか登場しない漫画稼業ワーキングコメディ

少女誌で連載する女流作家を中心にアシスタントや編集担当や作家仲間たちと切磋琢磨する様子をコメディタッチで描く。原作者の傾向でもあるが主要人物はすべて女性で美少女同士のソフト百合のような表現も多用される。

いろんなことを気にしすぎる主人公が周囲を巻き込む形で物語は展開していくが気風が良く鼻につかないし、取り巻く環境も良い人ばかりで観心地が凄く良い。最終話では主人公の優しさも描かれ愛される理由がわかる。

タイトル通りアットホームで基本的にほのぼのしてるのできらら系のような日常系と似た雰囲気を感じるが、絵柄的には女性向けに見える不思議。異性トラブルなど起こりようもない環境なので安心して観られる。OPEDも合っていて話題にはならないかもしれないけど全方位にお勧めできるアニメ。


【かくりよの宿飯 弐】☆☆☆★★

料理でバッドフラグを回避する妖怪ファンタジー

あやかしを見る能力を持つヒロインが祖父の残した借金のかたに幽世に攫われ嫁入りを強要されるが、それを拒絶し自ら借金返済するために小料理屋を営み徐々に他の妖怪と打ち解けていくファンタジーラブコメである。

長い期間を経ての第2期(7年ぶり)。攫った妖怪の内々で繰り広げられた第1期と違って外へ外へと物語が展開。そのせいで肝心の大旦那様がほとんど出てこないのが少々物足りなく感じた。ラブコメでパートナーが出てこないのは寂しい。作画もかなりあやしくお世辞にも綺麗とは言えなかった。

ただ主人公の健気さは変わらず料理は美味しそうで作品の根幹は変わっていない。かなりヘヴィな過去を持つ主人公なのでその頑張りに胸が痛む。かなり途中で終わってしまったので近々2クール目があるのかな?


【ガチアクタ】☆☆☆☆★

廃棄物で汚染された世界で描かれる異能バトルアクション

スラム街の中にあってさらに天涯孤独の主人公はある日家に帰ると育ての親である恩人が目の前で何者かに殺されてしまう場面に遭遇。そのまま殺人の汚名を着せられ冤罪で街の遥か奈落へと落とされる刑を執行されてしまう。
そこにはゴミが掃き溜まった世界が広がっており天界への復讐を誓う。

かなりアクの強いキャラクターデザインが魅力的。人外の戦闘もCGを駆使して大迫力に描かれていてアクションシーンも圧巻。それでいて主軸は人間同士の思想強めな異能バトル。素晴らしい情報量で視聴者を圧倒する。

実は主人公の持つ武具が貴重なシリーズでそれを集める輩に付け狙われるという超王道展開が逆にびっくり。相変わらず登場人物は個性的で設定にもまだまだ深みがある様子。これは長いシリーズになりそうだ。


【機械じかけのマリー】☆☆☆☆☆

大財閥の御曹司と仕えるメイドによるラブコメディ

極度の人間嫌いである御曹司のために彼の側近がメイドロボを開発した、と偽り元格闘家で無表情なヒロインを採用。それを信じ切って彼はヒロインにのみ心を開き溺愛。ヒロインもまた命を狙う間抜けな刺客等に翻弄されながらも徐々に主人に特別な感情を抱くようになる。

んなアホな、と思うような設定だがこれがまた上手く機能して極上のラブコメとして成立しているのだから面白い。人間をロボットと見紛うことがあるだろうかと素っ頓狂に感じるがヒロインに似た2号機が完成しているので説得力が増している、のかもしれない。その2号機がまた恋に私生活に補助で大活躍するのが最高。最終話付近で都合よくヒロインだけを忘れる展開はベタながらも感動的に締める。最後まで面白かった傑作だったと評したい。


【最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか】☆☆☆☆☆

暴力令嬢による鉄拳制裁ロマンスファンタジー

第二王子カイルの婚約者だったヒロインだが彼の心変わりにより婚約破棄。もともと王子を嫌っていた上にいわれのない罪を着せられたことにより怒髪天。元々嗜虐思考だったヒロインが覚醒し、タイトルを復唱し泥棒猫を殴り飛ばしたことをきっかけに悪徳貴族に立ち向かうヒロイックストーリー。

泥棒猫の新婚約者テレネッツァ日本からの転生者で黒幕であったり、ヒロインを珍獣扱いする腹黒第一王子ジュリアスがパートナーだったりと、随所で古典から少しずらした設定がお見事。激情型なのに無表情で美貌が歪むヒロインがあまりにもかっこよすぎる。魔法のある世界観だが拳一つで結果的に世直しに貢献していく活躍が観ていて最高に気持ちがいい。スカーレットだけにスカッとする(※公式)。今期一番面白かった作品に本作を挙げさせていただきます。


【SANDA】☆☆☆☆★

サンタクロースを巡る学園バトルヒューマンドラマ

少子化が極まり子供が厳密に保護される世界観。ある日同級生の女子に命を狙われた主人公は自分がサンタクロースの末裔であることを知らされ彼女の願いを叶えるために奔走することになる。それをきっかけに歪んだこの世界の価値観や大人との関係性と対峙することになるサイエンスファンタジー。

【ダンダダン】といいこの制作会社はクセの強い作品を発表するものだ……
赤い服を着るとサンタになるからといって初手が血染めで発露するとかどういう思考回路してたらそんなの思いつくんだというくらい独自性に溢れている。ストーリーも風刺的なら作画も独特。実際このまま進めば直面しそうな近未来が舞台というのが恐ろしい。最初はそんなトンデモ設定に置いてかれそうになったが観れば観るほど深みにハマる、そんなアニメだった。


【終末ツーリング】☆☆☆★★

ポストアポカリプスの世界を美少女二人がツーリングするほのぼのSF

誰も居なくなった終末世界を旅する二人の少女がまったりと賑やかにたまには口喧嘩もしながら太陽光発電で駆動するバイクに乗りツーリングするだけのアニメ。回想や夢などで過去を追体験しており表面上ではわからない闇設定が漏れだすが基本的には日常系な雰囲気。

バイクへの変態的な作画が光り背景等も異様に力の入った意欲作。観心地は【少女終末旅行】と似ているがあちらほどの緊張感はない。いやあっちもあったわけじゃないけど少なくとも生命の危険性はなさそう。

ただいかんせん個人的嗜好でバイクは大嫌いなのでそこに魅力は感じられなかった。シェルターでの生活の描写があったりおおよそ核戦争辺りがあった形跡はあるのだがそこは解明されるのだろうか。結末が気になる。


【SPY×FAMILY Season 3】☆☆☆☆☆

スパイと暗殺者と超能力者のシュールコメディアクション

スパイ活動の一環で家族を構成しなくてはならなく、結果的に娶った妻が暗殺者で保護した子供が超能力者、というのを下地にしたホームコメディ。
主に超能力者の子供がトラブルメーカーとなり活躍する内容。

今期序盤は主人公(父)の過去編から始まるという異例のシリアス展開。それに追随するようにバスジャック事件、内通者の情報持ち出し事件と比較的コメディ要素は控えめだった印象。それでも幕間はたっぷりだったのだが。
強調されてるとはいえ母のドジっぷりは度を越えてるようにも感じるよ?

さすが話題作なだけあって作画も構成も安定で完璧。
人気的には娘の活躍が望まれているのだろうけど個人的には父や母の奮闘する姿のほうが観たい。正直いつまででも観られる作風なので原作の続く限り永遠に放送していてほしいくらいだ。


【太陽よりも眩しい星】☆☆☆☆★

金髪少年と身長の高い少女による純愛ラブコメ

幼い頃より長身で何かと頼りにされていたヒロインの初恋の相手は小学生のとき隣の席だったかよわい少年。その想いを高校生になるまで大切に持っていたが少年の方も同じ気持ちを抱いている両片想い純朴ストーリー

まさか【俺物語】の作者がこんっなにベタベタな少女漫画を描くとは!と驚くほどピュアなラブコメ。誰がどう見てもお互い好意を抱いているのに一歩踏み出せない超純愛。もうベタすぎて観てるこっちが恥ずかしくなる。だがそれがいい。それでいいんだよ少女漫画は。一瞬ヒロインの友人が横恋慕を仕掛けかけたり男友達がひっそりとヒロインに心惹かれかけるけどそんな展開にはならなず最後は想いを伝え合う。かーっ、いいねぇ!青春だ!
1+1=2。そんな当たり前の幸せを描く作品。きゅんきゅんしようぜ。


【千歳くんはラムネ瓶のなか】☆☆☆☆★

誰かとくっつきそうでくっつかない学園青春群像劇

誰とでも仲良くなれる主人公はスクールカーストトップ集団の中心人物。様々な美少女に囲まれながら青春を謳歌していて、同級生の悩みをも救出するために奔走できるまさに陽キャ。彼を巡るヒューマンドラマである。

なぜそんなにSNSで酷評されているかわからない作品。2週間ほど放送延期を挟んだ甲斐もあって作画は超美麗。美少女が非常に可愛い。そのせいでまだ完結していないが、引きこもり少年を救う話やストーカー被害に遭う少女に協力する話も個人的には気持ちが良かった。いじめっこやヤンキーを否定する構成なのが功を奏したかな。雰囲気は【弱キャラ友崎くん】に似ている。確かに事がすべて上手くいき過ぎていて現実感がないかもしれないけどアニメにそれ必要ですかね?まさに理想的青春。大変面白かったです。


【ちゃんと吸えない吸血鬼ちゃん】☆☆☆★★

学園ファンタジーコメディ

妖怪や怪異等も通学する世界観。隣の席に座る吸血鬼はミステリアスな雰囲気でクラスの人気者だったが、ひょんなことをきっかけにそれはただの仮初であり、吸血もままならないドジっ子であることを知ってしまった。

他の妖怪もいるらしいことは冒頭で説明されていたが特に吸血鬼以外は登場しない。苦手な吸血の練習台になってくれると立候補してくれた男性に好意を寄せている……描写も特にないのでラブコメとは言い難いが満更でもないと思う。よく二頭身に変幻するがどうやら漫画的描写ではなく本当に小さくなってるらしい。これが異常なくらいカワイイ。

そんなひとキャラ一点突破な作品。登場人物がみんなヒロインに甘いので観心地のいいほのぼの日常系と言えそう。


【転生悪女の黒歴史】☆☆☆☆☆

中二病だった自分と向き合う転生ファンタジーコメディ

学生時代に「いつか絶対異世界転生する」と信じ小説を綴っていた主人公が成人になったある日事故に遭い死亡。転生先はまさに自分が執筆していた小説の世界だったが自分の配役は主人公ヒロインではなく妹の悪役令嬢。本編では死亡するキャラなためそうならないために必死にフラグを回避し続け奮闘する。

作成者は自分なためある程度の展開は既知という一風変わった異世界ファンタジー。だがそれ故にまともな最期でないことも知っているため絶望と希望がころころと入れ替わり、その様子が青山吉能劇場と呼ばれる所以。実際声優の好演で面白さは増幅されていると思う。ギャグ色強め。

悪役令嬢という配役から心を入れ替え世直しするという展開は大好物なためそれと似た視聴感を味わえる作品。少々低年齢向けかもだが面白かった。


【とんでもスキルで異世界放浪メシ2】☆☆☆☆★

とんでも料理スキルで多方面を懐柔していく魔獣使い放浪記。

勇者召喚の儀により異世界へ転生。他の者はチート戦闘スキルが付与されたが主人公には現代の商品を取り寄せられるだけのものだったので魔物討伐は断念。気ままに放浪することを決意し旅に出る。その固有スキルと神様へお供えすることで様々な加護を受けチートにどんどん磨きがかかっていく。

そもそも料理の腕前が職人級でチート能力なしでもうまく生きていけそう。
最初に最強の魔獣を懐柔できたのもチートに拍車をかける。こういうベタな異世界転生モノは変に魔王討伐とかに出ないほうが面白いかもしれない。

契約する魔獣がどいつもこいつも食欲旺盛で常に飯を集るため常に料理し続けていてタイトルに偽りなし。特に強大な魔物を討伐するとかの目的もないため気軽に観られるのもいい。異世界ほのぼのファンタジー。


【嘆きの亡霊は引退したい 第2クール】☆☆☆☆★

最弱ハンターによる処世ファンタジーコメディ

世はトレジャーハンター黄金時代。最強パーティに所属し最年少リーダーである主人公は、実は実力を勘違いされ祭り上げられ就任したもので
本人はその重すぎる肩書に辟易し一刻も早く引退したいと考えている
だがその適当な見通しと思わせぶりな言動が都合のいい解釈をもたらし結果的に今日も重大な事件に巻き込まれ肩の荷は重くなる一方なのであった。

今期も前半はバカンスを楽しんだが後半は皇帝護衛という任務を強制的に負わされ泣く泣く任務に勤しむ。相変わらず緊張感がなくのらりくらりと躱すが暗殺者に仲間だと思われたり宝物殿に迷い込んだりの不幸体質。
まぁ本人に十分な過失はあるのだが全体的にコメディ色が強くずっとズレ漫才を楽しんでる感じ。シュールなシリアスコメディを楽しもう。


【不器用な先輩。】☆☆☆★★

不愛想な先輩女子と新人君によるオフィスラブコメ

口調がキツく視線が鋭いため周囲から恐れられているが本当は真面目すぎる先輩社員が、優しくて社交性のある新人社員に仕事を教えているうちに、お互い気になってしまう社内恋愛モノ。先輩の時々出る方言がとても可愛い

最初は確かにパワハラのように映ってしまうがそれが不器用なだけの照れ隠しで、それに気付ける新人君がファインプレーな描写が多い。いっちょ前に先輩の友人にやきもちも焼くが自分も妹と一緒に居るところを見られているので同罪。傍から見ると犬も食わないような関係に悶えるがいい。

個人的には先輩の上司である男装麗人がかなり好み。飄々としていてでも後輩思いで、まさに理想の人物像。女湯に入ってたけど入り口で止められたりしなかったのかな。この人だけでも話が描けそう。


【ふたりソロキャンプ】☆☆☆☆★

おっさんと美少女の交流を描くキャンパーラブコメ

独りを愛する孤高のおっさんソロキャンパーは、しかし突然の初心者ソロキャンパーの出現によって掻き乱されることになる。不本意ながら世話を焼くと懐かれてしまい、一人前になるまで鍛えてほしいと懇願され、あくまでソロ+ソロでキャンプをする不思議な趣味キャンプを強要される。

ヒロインの強引さに辟易しながらも料理に絆され懐柔されてしまうあたり案外ちょろい。意外と早くヒロインは恋心を自覚しており、割と早々にソロキャンプという名目は破綻していたが後半ヒロインの兄や恋のライバル出現で関係は複雑化。こうなってからが面白かった!

総括でも書くつもりだけど今期面白いアニメが少なかったせいか相対的に評価を上げた作品。周囲に祝福されるラブコメって気持ちいいですよね。


【魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語/永遠の物語 TV Edition】☆☆☆☆☆

言わずと知れた名作を狩野英孝の解説付きで再放送。これが面白すぎた。
10年以上前の作品なので今更ネタバレもないと思うが、あの有名なシーンでまさに初見にしてほしいリアクションをするし、ちゃんと真剣に観てるのが伝わる鋭い考察なんかもあったりして、この企画を考えた人を称賛したい気持ちしか溢れてこない。
とにかく名作と謳われるだけの作品なので初見の人は何の前情報も入れずに観ること、既に視聴済みの人は彼のリアクションを全力で受け入れること。
それだけを約束して是非ともチェックしてほしいコンテンツだ。まだTverで観られるのかな?私は毎週日曜日に楽しみました。


らんま1/2 第2期☆☆☆★★

ドタバタラブコメバトルアクションリメイク作品

父親同士が約束した許婚が家にやってくると聞いたけどやってきたのは女の子!?中国で修業中に不慮の事故で水を被ると女の子になってしまう体質になってしまった少年と彼を取り巻くハイテンションコメディ、ここに復刻。

高橋留美子の描く大人気アニメが35年ぶりにリメイク。主要キャラの現役声優はそのままに、現代美術でよみがえった綺麗な作画とすっきりした脚本で当時の雰囲気を伝える古典作品。

【うる星やつら】は最初から肌に合わなかったのだが【らんま】以降の作品は結構好きで、このリメイク版も特に違和感なく観られている。よくできたリメイクではないかな?高橋留美子は制作会社に恵まれてるなと感じる。
ノリは古いけど初見の人も入りやすいよう配慮されてるような気がします。


【私を喰べたい、ひとでなし】☆☆☆☆☆

仄暗い少女たちの怪異サスペンス

事故で家族を亡くし天涯孤独の身であった主人公。ある日水の妖怪に襲われた際に少女が助けてくれたが彼女もまた主人公の血肉を喰らうことを目的とした妖怪だった。成熟するまでは外敵から守りいつかは喰らうと宣言されるが、主人公はそれを受け入れ食べられる日を待つことにする。

厭世観に苛まれすぎてる様子が見た目にも反映されていてあまりにも悲しい。そして美しい。そんな彼女を慕う幼馴染も助けてくれた少女もいずれも危うい生花のようで儚い関係性を築いている述懐百合アニメ。言葉の一つ一つが重くのしかかるようで観ていて非常に切ない。

なんて芸術的なのだろう。思わず感想も詩的になるというもの。万人にはお勧めできないが刺さる人には刺さる作品。私は大好物です。


【ワンダンス】☆☆☆★★

青春ストリートダンス群像劇

主人公はコンプレックスである吃音症が原因で目立つことが苦手だったが、高校入学時にヒロインのダンス練習を見かけて興味を持ち、彼女にダンスの魅力を質問すると喋らずに自己表現ができるということに気付かされ、また人目を気にせず没頭するヒロインに惹かれダンスの魅力にハマっていく。

元々長身で容姿も整っているのでダンスになるとそれだけで様になる。
そして何よりヒロインがかわいい。声優も昨今最注目の羊宮妃那が演じているということもあり、今期一番かわいいヒロインだと太鼓判を押したい。
ストーリー自体も段階立てて展開しており非常にわかりやすい。

ただいかんせんダンス自体、特にHIP-HOPを基調としたB系のダンスには嫌悪感を催すので総合評価は☆3。登場人物同じで違う作品を観たい……


【ワンパンマン(第3期)】☆☆☆★★

最強ヒーローバトルアクションシュールギャグアニメ

頭髪をすべて失うほどのトレーニングを経てどんな敵でも一撃で屠る最強の力を手に入れた主人公は、だがしかしいつもワンパンで決着がついてしまう戦いに緊張感を喪失し、無気力な日々を送っていた。人知れず敵を葬っているのでヒーローランキングに反映されず有事の際にも召集されない。

そんな背景なので登場すれば事件が終わってしまうためなかなか登場しないのがお約束となってしまい、特にこと第3期に関しては最初と最後にしか登場しないのがやはり物足りなく感じてしまった。何事も緩急が必要なのはわかるけどさすがにちょっと溜め過ぎかなぁ、なんて。もうちょっと主人公の出番を増やしてほしい。


【辛口】完走はしました

次に個人的に刺さらなかったものです。50音順。
でも完走する程度には視聴意欲が継続したものです。

【ある日、お姫様になってしまった件について】☆☆☆★★

小さなお姫様の運命書き換えファンタジー

生まれた時から父からは冷遇され侍女にお世話されながら一人で過ごしてきた主人公はある日夢の中で自分が父の手で追放される夢を見る。そんな未来を変えるために小さな体躯で奔走する。

韓国産のファンタジーアニメ。中国産は全て面白くなかったので切ってしまったがこれは最後まで観られた。絵が超絶綺麗。キャラも背景もキラキラで美術は超一級品。ストーリーも父が相手のラブコメみたいなノリで悪くなかったが、最後急展開過ぎて付いていけなかった。結局何がしたかった物語なのだろう?魔法のある世界観だが敵がいるとかそういう話ではないらしい。

娘は父に依存し過ぎだし父は妻に依存し過ぎで感情移入はできなかった。
ただ綺麗な動く絵を眺めていたに近かったかな。悪くはなかったんだけど。


【暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが】☆☆★★★

よくあるクラス丸ごと異世界ファンタジー

突然クラスに巨大な魔法陣が現れ主人公とクラスメイトは異世界へ召喚されてしまい魔王討伐のためそれぞれにステータスが割り振られるが、国王の態度に違和感を持った主人公が離脱し独自で旅に出ることにする。

なぜか元の世界ですでに暗殺者という職業に就いていて、特にステータスの振り分けに影響されず元々最強。何のための異世界転生設定なんだとツッコみたくなる。他のクラスメイトはほぼ出番がなく主人公の視点でのみ描かれていて広がりもない。これは凡百ななろう系かなぁ……

作画は非常によく濃い絵柄だけど美麗。でもそれだけ。
声優も素晴らしかったのだが主人公の過去の声変わり前の声だけは落第点。好きで観てる人にまで悪印象を及ぼすほどの棒読み。よくないと思うよ?


【顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君】☆☆☆★★

無表情なヒロインと百面相な主人公による中学生ラブコメ

何が起きても表情が変わらないヒロインとその表情を崩そうと奮闘する主人公を中心に展開する非常にベタなラブコメディ。ヒロインは無表情だが無感情ではなく横に矢印で表現されるほか、サイドテールがピコピコと雄弁。

そんなヒロインがとにかくかわいいのだが男性側のそれがただのいじめに見えてしまって魅力半減。いたずらの域を越えていると思しき行動もしてるのでそれで恋心を抱くのはちょっと感情移入ができないかなというのが本音。
例えそれが実は保育園時代に出会っていて友達の輪に入れないで困っているところを手を引いて助けてくれたという過去を以ってしても、だ。

【阿波連さん】を思い出すヒロイン像だけどそれならちゃんと行動でも優しさを見せるそっちのほうが好みですね。


【元祖!バンドリちゃん】☆☆☆★★

バンドリ】キャラ全員集合のハチャメチャコメディ

なんでこれ1分30秒しかないんだ……もっと長く見せてくれよ!
MyGO!!!!!とかAve Mujicaのこんなホンワカした雰囲気は他じゃ味わえないんだよ!
EDが頭に残って仕方がない。これも計算のうちか。
まんまと商法にやられてる気がします。ぜんぜんいいんだけど。


【キミと越えて恋になる】☆☆★★★

獣人と人間が共存する世界でのラブコメ

人間社会にほんの少し獣人がいるという世界観。主人公のクラスに獣人の転校生がやってきて、その存在に戸惑いつつも優しい彼に惹かれていく。
また獣人の彼のほうも主人公の気高いその意志に心奪われていく。

割と獣人がいるとか、獣人が思ったより獣に近くてビジュアルがちょっと面白いとかはどうでもよくて、主人公カップル二人とも愛欲が強すぎて感情移入できないというのが本音。校内でもおっばじめそうな雰囲気だったぞ?
こりゃ獣人も忌避されるわ、と変な方向で納得してしまった。
あと男友達のほうも友達の好きな人を好きになるとか全くもって理解できない。そこは引いとこうよ。明らかに矢印こっち向いてないじゃん。
といった感じで主題とは関係ないところが気になってしまった。


【グノーシア】☆☆☆★★

人狼ゲームSFアドベンチャー

漂流する宇宙船を舞台に人間に化けてヒトを襲う未知の生命体「グノーシア」が船内に紛れ込んだことを受けて毎日疑わしい者をコールドスリープさせる会議を行う。しかしどんな結末を迎えても一日目にループしてしまう主人公は繰り返す日常の中で乗員たちの秘密に触れていくことになる。

前評判が非常に良くいったいどんな斬新なアニメが観られるのだろうと思っていたが蓋を開けてみればそのまんま人狼ゲームで拍子抜けした記憶。だが序盤はどんな作品か示すためにわざとそう言う作りにしたのだと気が付いて途中からだんだん面白くなってきているとは感じている。

特に主人公がグノーシア汚染されているところから見方が変わったかな。今は恋愛シュミレーションみたいな雰囲気。結末が非常に気になる。


【結婚指輪物語Ⅱ】☆★★★★

異世界新婚ラブコメハーレム冒険ファンタジー

主人公が幼少期から思い慕っていたヒロインは実は異世界の姫で
適齢になったため異世界へ戻ったヒロインを追いかけ主人公も異世界へ。
本来勇者となるはずだった者を退けて姫は主人公を勇者として選んだ。
――のだが、世界にこの勇者の証である指輪は5つあり
つまり5つの国から一人ずつ花嫁を獲得していくハーレムラブコメである。

ヒロインがそこに不満を持っていることもあり、歪な構図ではあるし
ついに一線を越えたけどまだウダウダ何か言ってやがる。

相変わらず面白くない!OPEDどっちも曲は超好きなんだけど!
鬼頭灯里はもうこんな仕事しなくても食っていけるだろうに。これが家族を人質に取られてるというやつだろうか。IIIが来てももう観ないかな……


【3年Z組銀八先生】☆☆☆★★

銀魂のパロディ学園ギャグコメディ

だらしなく白衣を着た銀髪天然パーマのダメ教師・坂田銀八が、個性的すぎる生徒たちを担任し、学園生活で起こるドタバタを描いた物語。

正直【銀魂】を観たことがないのでこれが本来の面白さかどうかは未知数。つまらなくはないけど特に面白かったというほどでもない感じ。ときどきニヤニヤはしてたかも。神楽が全然活躍しなかったな……という印象。
【銀魂】がアニメやってた時期はまだアニメを嗜んでなかったので一回ちゃんとどっかで本編を履修したいな、と思わされているということはアニメ化成功かもしれません。


【SI-VIS: The Sound of Heroes】☆☆★★★

音楽を力に未知の敵と戦うヒーローアクション

圧倒的人気を誇る音楽ユニット「SI-VIS」のリーダーに憧れて上京する主人公は初めて訪れた渋谷で不思議な少女と出会い共に新曲プロモーションの世界に迷い込む。そこで目にしたのは未知の敵と戦うメンバー達だった。

音楽を主体としたアニメは面白くないのが鉄板だがこれもそうなってしまったという感想。意志を持たない敵とむやみに戦うアニメなんてもう見飽きている!【プリオケ】を視聴継続しなかった理由もそれである。

ただ音楽は素晴らしく新曲が発表されるたびにSpotifyで検索するほど。なぜストーリーと両立できないのか……
今現在、超重要人物が倒れてしまったのだが、え、これ曲に影響しないですかね。気になるので一応最後までは観ようと思ってます。


【しゃばけ】☆☆☆★★

ちょっとだけ不思議な妖怪ミステリー時代劇

江戸時代。日本橋有数の大店である長崎屋にて、外出もままならないほど生まれつき身体が弱い主人公が街で起こる不思議な事件に遭遇し、彼にしか見えない妖たちと一緒に事件を解決する時代物ファンタジー。

ストーリーは全然悪くないのだがいかんせんみんなちょんまげなのでキャラの見分けが全くつかないし、まず「変な髪形だな」というのが最初に来てあんまり話が入ってこないのが難点。妖怪はちゃんと個性があるんだけど。いかに自分がジャパニメーションの恩恵に毒されてるかがわかった作品。髪型大事だよ。主人公だけかわいい顔してるのでわかりやすいのだけど。

主人公ははんなりとしててなかなかいい性格してるし妖の存在に頼り切らない物語は素晴らしかった。作画もしっかりしてて良かっただけに……


【信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト「無限ガチャ」でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&「ざまぁ!」します!】☆☆★★★

至極普通のオレツエェなろう系ファンタジー

主人公はすべての種族で構成されたパーティに迎えられ幸せな暮らしをしていたがある日世界最大のダンジョンにていきなり追放を宣言された上に殺されそうになる。運よく転移トラップに引っかかり奈落の最深部にてスキルである「無限ガチャ」を引いたら超レアキャラを引き当てて以下略。

まぁとにかくタイトル通り。都合が良すぎるスキルになぜか自分もレベル9999になりわけもなく最強になり過剰戦力を蓄えて世界に復讐するお話。
せいぜい見どころは豊富なキャラデザとやけに残虐な描写のみ。若い人は好きそうだなぁとしか感想を抱けない。

タイトルが短くて登場主要キャラが5人くらいだと凄い面白そうなのにな。
それだと読んでもらえないのかな。世知辛い世の中だ……


【素材採取家の異世界旅行記】☆☆★★★

よくある異世界ファンタジー

特にわけもなく異世界に転生。いや召喚?され特にわけもなく様々なチート能力が与えられる。趣味である素材採取してると強いドラゴンが現れ子供を押し付けられいっしょに旅に出て龍人やエルフと出会いよろしくする。

なんだかあらすじをおさらいするのもバカバカしくなるくらい超普通な物語。もう来週には観ていたことすら忘れそうなほど個性がない。人間以外のデザインもかっこ悪く、ハーレム展開にならない以外の魅力もない。この手の作品にしては珍しく恋愛沙汰が一切ないのは美点だが……
まぁ特にこれといったストレスもないので脳死で眺めるにはちょうどいいが12話も観るとなると時間がもったいなく感じる。毎週観てたから気にしないけど。ほら感想も薄っぺらいのしか出てこないね。苦笑


【父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。】☆☆☆★★

薬学無双の異世界ファンタジー

父はかつて国を救った英雄。その際に重傷を負い精霊界で療養していた時に出会った女王と婚姻。その間に出来た子供が主人公。特に前世の描写はなく述懐のみで転生者であることが明かされる。分子配列等に詳しい元科学者の知識で魔法を組み王家の陰謀とやらを解決していく。

父母の情報だけでお腹いっぱい。元素を操る能力で無双するのは面白いと思うのだがそれを省略して現象を発現させるのが魔法だと思うので魔法のある世界ではなんだか説得力が欠けるように感じる。

チート能力で敵をバーンとやっつける!というお話ではなくて叔父の家族間の不和を解決したり国家の抱える問題に立ち向かったり、頭脳を駆使する舌戦で展開していくのは面白かった。一時の介入で治安が悪化する等の流れもあり主人公の能力だけではどうにもならない描写があったのも良い。


【デブとラブと過ちと!】☆☆☆★★

ラブコメ×未解決事件のミステリー

病院で目を覚ました主人公は日常生活に関すること以外の記憶を失っていた。以前は自分の容姿に強いコンプレックスを抱いていたがその性格は180度変わり周囲を驚かせるほどの超ポジティブな性格へ変貌。明るく毎日を過ごす。一方で記憶喪失の原因となった一件は事件性があり捜索されている。

太っているからとかはどうでもよくて自己肯定感が強すぎる主人公がウザすぎる。周囲の反応を顧みない行動も目に余る。まぁみんなが幸せそうにしてるなら別にいいんだけど自分なら関わりたいと思わない。

事件のほうはかなり気になり関係者各位はまだどこか本音を隠している雰囲気。原作が終わってないので仕方がないがそこを解決しないまま終わってしまったのでかなりモヤモヤが残る。最後どうなるか気になるなぁ。


【桃源暗鬼】☆☆★★★

鬼の子孫VS桃太郎の子孫の異能バトル

銃が好きな主人公は高校を退学になるほどの問題児で実の父にも反抗的だったが、ある日謎の男に襲われ父に命懸けで救われた際に自分の出自を知る。
以来父のかたきを討つために専門の養成学校に入学し異能を育てることにした。
鬼の力を持つ部隊と桃太郎の力を持つ部隊の全面抗争である。

2クール目に入ったのだがやはり面白さは変わることもなく何となく虚無で眺めていた節がある。作画は悪くなくて男性キャラがかっこよくて良いんだけど女性キャラが全員ムチムチで好みじゃない

ストーリーは主人公と敵がそれと知らずに邂逅して仲良くなり後に判明して激昂するという【忍者と極道】ともろ被りな構図になってしまい個性も消失。面白いと思ってない作品と酷似してもなにも感情は動かない。


【東島丹三郎は仮面ライダーになりたい】☆☆☆★★

大人の本気のライダーごっこバトルアクション

【仮面ライダー】に異常なまでの愛情を注ぐ主人公は中年になるまで戦う相手もいないままひたすら鍛錬に勤しんでいたがある日ショッカーコスプレの強盗をライダーのお面をかぶって撃退。そして、ショッカーと怪人は実在した!類は友を呼び同じくライダー愛の強すぎる仲間と出会い立ち向かう。

熱い。熱すぎる。【エアマスター】の作者ということもあり戦闘シーンに力が入っており圧倒的迫力で殺し合い寸前の殴り合いを描写する。登場人物が平気でズレた主張をするのでコメディテイストに映り観やすくもある。

もちろん【仮面ライダー】に興味がない上に暴力が嫌いな筆者なのでまったくその利点は生きていないのだが、面白いと思われている要因は理解しているつもり。好きではないがオススメはできる魅力的な作品だ。


【友達の妹が俺にだけウザい】☆☆☆★★

声優を目指すヒロインを中心とした学園青春ラブコメ

高校生にしてアプリゲームのプロデューサー兼ディレクターを務める主人公。校内でクリエイターが完結する組織を作り全員を大手ゲーム制作会社に就職させる手はずを整え創作活動に打ち込んでいる。その声優を務めている友達の妹が自分にだけウザい態度をやめないというのが主題。

なんで彼にだけウザいかはラブコメ百戦錬磨の皆様なら明白だと思うが、その大手会社の提示した条件に代表取締役社長の娘の偽の彼氏を演じるという条件もあるため三角関係の構図となる。尚二人同士は仲が良い。

演技が異様に上手いという触れ込みなのに役柄によって声優を変えるのはいかがかと思う。そこはほんとに中の人に頑張ってほしかったな。主人公が恋に興味がなさそうなのは観てて良かった。なかなか評価が難しいアニメ。


【永久のユウグレ】☆☆☆★★

アンドロイドを巡る近未来ラブコメ

長い眠りから目を覚ました主人公が観た景色はすっかり国という管理形態が失われた荒廃した世界だった。そこにアンドロイドが現れいきなり求婚される。ただ彼女の顔は最愛の人と同じ顔をしていて謎が深まる中彼女の手がかりを掴むため東京へ向かう旅に出る。ロードムービー的視聴感。

主人公の正体、アンドロイドヒロインの出自、世界観や概念の設定など小難しくなりそうなところを分かりやすく提示し伏線を回収した展開はお見事。SF設定ながら取り残されることなく最後まで物語を楽しめた。

ただストーリー自体に納得がいくかというと別問題。あまりにも人間ヒロインの感情を蔑ろにしすぎている……!いいじゃん3人でエルシーすれば。人間じゃないんだから。予測を裏切る展開は良かったと思う。感情の問題。


【忍者と極道】☆★★★★

忍者と極道の全面抗争異能バトルアクション

過去のトラウマで表情をなくした忍者である主人公とそんな彼に笑顔を取り戻してほしいと願う極道である青年が女児向けアニメという共通の趣味を理解し合い邂逅。お互いの素性を隠したまま江戸時代から続く抗争に二人の運命は飲み込まれていく。

これはほんとはシュールなギャグアニメなのだろうか。面白いように首がポンポン飛んでいく。真剣な殺し合いなのに緊張感がなく中二病な技名を繰り出しながら重要人物だと思っていたキャラもいとも容易く死んでしまう。

【桃源暗鬼】にも言えるのだがこういう対立構造は目的が陳腐すぎて視聴意欲が継続しない。原作がヴィジュアル系の曲名をサブタイトルに関しているという情報だけを頼りに観ていたのだが苦痛だったとしか言いようがない。


【野原ひろし 昼メシの流儀】☆☆★★★

クレヨンしんちゃん】スピンオフ食レポアニメ

「いい仕事は良い昼飯から」をモットーに職場の周りを始め各地へ転々としてまで美味い昼飯を探求するグルメアニメ。

ニコニコ動画で圧倒的再生数を誇り、いわゆる「バズった」アニメ。
たが個人的にはまったく刺さらずなんでこんなに評価されているのか理解に苦しむ作品。自分が食に関心が薄いからだろうか。

もともと【クレヨンしんちゃん】もほとんど通ってきてないので野原ひろしさんの人となりもあまり知らないのだが、こんなに理屈っぽかったっけ?
まぁ特に不満もないので気軽に観られるアニメではあったと思う。


【不滅のあなたへ Season3】☆☆☆★★

不死の少年を中心としたファンタジー作品

現世に復元された主人公は現代の文化をよく知らないまま仮住まいの家を得る。学校で出会った少女は母親との関係に悩んでおり彼女の悩みを聴いてるうちに敵対勢力の介入に気付き解決しようと試みるのだった。

正直Season2までを観てないまま観る作品ではない!のだがこれだけ観てもそこそこ面白かった。前提を何も知らないので怪異モノに映ったし主人公の神に近い存在が故のちょっと倫理観の抜けた対応も興味深い。今からでも過去作を履修しようか、とだいぶ悩ましいところ。面白いですか?

この”ノッカー”という存在が現代編では完全に狐憑きのような現象に見えたけどどえらいファンタジー色の強い世界観ではどういう扱いなのかが気にあるところ。これがモンスター的な扱いでないのなら観てみたいかもな。


陛下わたしを忘れてください☆☆★★★

家族から疎まれ孤独な生活を送っていた主人公は侯爵家の当主に婚約者に選ばれ嫁ぐことに。だがそれは結ばれないと短命になるという呪いを解呪するためだったと察した主人公は彼を騙して一夜を共にしただけで飛び出してしまう。7年後なぜか彼女を探し出して子供ごと連れ出そうとする侯爵だが―

というあらすじはおおよそ理解できたのだがそこから話が進まない。子供を連れだして何しようとしてるの!?まぁ5分アニメだから仕方がないか……
ちゃんとアニメ化してれば面白そうだなと興味を惹かれただけに勿体なく感じる作品。生殺しにされてる気分。かなり中途半端なところで終わってるのだが続きは作られる前提なのだろうか。


【ポーション、わが身を助ける】☆☆☆★★

普通の女子高生である主人公は気が付くと人外も行き交う異世界に迷い込んでいた。なぜか手元にはポーションの作り方が書かれた本があり「生成」と唱えるだけで作り出せることを知る。そのポーションを売り生計を立てて何とか元の世界に帰る方法を探しながら暮らすことに。

【ポーション頼みで生き延びます】を彷彿とさせるタイトル。あれよりは嫌悪感はだいぶ少ない。15分アニメなので非常にサクサク進みテンポが良くストーリーも特に破綻がないのでだいぶ気楽に観られる。その分クセもないので物足りなくはあるのだが。

正直TRiDENTがOPED歌ってるというだけで見続けていたけど視聴後感は悪くはないな。徐々に生活水準が上がってくのがそこそこ面白かった。


【味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す】☆☆★★★

典型的なろう系異世界ファンタジー

弱すぎる王太子をサポートするため補助魔法に徹していた宮廷魔術師だがその処遇が気に食わなかったのか突然追放されてしまう。そんなときかつて組んでいた最強パーティと再会し新たな物語の幕が上がる。

冗長ですべてを説明してしまっているタイトル、特に理由もなく最強な主人公と、量産型なろう作品。ヒロインも主人公に惚れてるし特筆すべきところが何もない。良く言えば王道ということなんだろうけど。

そんな感じなので後半は主人公パーティ全員が空気。サブキャラが活躍しサブキャラがラスボスになりサブキャラのストーリーが深掘られる。こっちを主軸にしたほうが面白いんじゃないだろうか。典型的なろう系から脱却する作品が生まれることを祈りながら眺める普通な作品だった。


【無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが】☆☆☆★★

典型的なろう系異世界ファンタジー。

10歳になると女神から授けられる職業とスキルで人生が大きく左右される世界観。”剣姫”の母と”魔導王”の父を持つ主人公はどんな職業が与えられるかと期待されるが”無職”の烙印を押され周囲は落胆する。だが持ち前の努力と天賦の才で無双し”英雄”と呼ばれていくストーリー。

……努力でなんとかできる程度ならスキルなんて概念要らないのでは!?
とまぁタイトルで回収されてるツッコミは置いといて、とにかく主人公はわけもなく最強。無職なことをいいことにあらゆる技能を習得していく。ほんとスキルの概念を根本から覆す設定である。

何にも面白くはないが何にもマイナス要素がないのも確か。ヒロインに一途なのも好感が持てる。姉は超ウザいのだ。まぁ普通に観られるアニメかな。


【野生のラスボスが現れた!】☆☆☆★★

ゲーム内キャラに転生するダークファンタジー

オンラインRPGで無双を重ねた主人公のキャラだが画面に現れた手順に沿って従って行ったところ急に意識が反転。気が付くと自分が操作していたキャラに転移していた。かつての部下や他のプレイヤーの動向が気になる主人公は諸国を巡る旅に出るがその過程で魔神族との争いに巻き込まれていく。

端的に言えば【オーバーロード】と同じ導入。最初に出会ったヒロインが不憫で可愛かったがエンディングテーマの絵面が不穏だなぁと思ってたら本編で伏線回収。なるほど!と唸らされた。そういうの好きよ!

【オバロ】を観てなかったら面白いと思ってたかもしれない作品。設定回りも凝ってるし作画も悪くなかったのだがもう一歩こう突き抜けなかった。第2期が決定してるようなのでこの積み上げた今期をどう覆すか楽しみだ。


【矢野くんの普通の日々】☆☆☆★★

不運体質な矢野くんを巡るピュアラブコメディ

いつ見ても怪我をして登校してくる矢野くんと彼が気がかりな心配性なヒロイン。普通の生活を送りたい矢野くんに対しサポートすることを約束するがだんだんそれが恋心に変わっていきクラスを巻き込む騒動となっていく。

不運体質なことをコメディに描いているがなかなかシャレにならないレベルで怪我をし続けるのでなかなかちょっとラブコメに集中できない件。そんな中で眼帯だけは怪我ではないらしく、本人のズレた感覚も垣間見える。

優しい世界で登場人物はみんないい人なのが救いで、中でもヒロインの健気さが光る。ただ介抱してるうちに好きになるというのがイコールで繋がらない。そんなことで好きになるかな?逆ならわかるんだけど。まぁ全体的にほのぼのしてるので気軽に観られる日常系といったところではある。


視聴断念

さわらないで小手指くん

2話で断念。エロアニメ。

シンデレラ・シェフ ~萌妻食神~】

5話で断念。タイムスリップ料理アニメ。

【破産富豪 The Richest Man in GAME】

3話で断念。過去改変マネーゲーム。

【不死身な僕の日常】

3話で断念。無双ファンタジー。

【Let’s Play クエストだらけのマイライフ】

4話で断念。社内ラブロマンス。

【羅小黒戦記】

1話断念。アニマルアクションファンタジー。


総評

書いてて思ったんですが、今期は面白くなかったと思った作品のほうが多い……?確かになんかあんまりアニメを観るのに集中できてない時間も多かったかもなぁと感じた瞬間はありました。

そんな中で【最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか】は面白かったですね。淑女の丁寧な口調と無表情は崩さないまま思い切り殴り飛ばす様はかっこよくも美しかったです。第一話、さすがに女性キャラは殴らないかと思ったんですが気持ちいいくらいぶちのめしてましたね。そのキャラも使い捨てではなく黒幕として復活してくるし。その後も悪徳貴族を次々とのしていく話の展開はスカッと気持ちが良かったです。
それでいて女性優位かと思えば王子のほうが一枚も二枚も上手うわてで強固な仮面の端っこのほうに押し込められた恋愛感情を引き出させる腹黒さがお見事。OPED主題歌も好みでしたし文句なしで今季一位です。

そこに【転生悪女の黒歴史】【悪食令嬢と狂血公爵】【私を喰べたい、ひとでなし】の3作品を加えて今回のサムネが完成。なんと全部女性向け作品で固められてしまいました。【わたたべ】だけ一応少年誌ですけど百合は基本女性向け判定なので。
【機械じかけのマリー】も競ってました。後半特に面白かったです。
【最ひと】【悪女転生】【悪食令嬢】【マリー】と私の好きな傾向が表れてる気がしますね。何れも悪役令嬢ではないんですがそれと似たような扱いですべてにちゃんとパートナーの王子がいるという。なろう系典型ではありますがこういうのは当たりが多い印象です。
ファーストインプレッションではこの4つでサムネ作ろうと思ってたんですよ。【わたたべ】が抜けてきたのは幼馴染が人間じゃないと判明してから。そこで一気に引き込まれました。三角関係の百合。綺麗でいいですよねぇ。
厭世観に満ちた無表情娘・元気いっぱい娘・清楚腹黒美少女。個性が織り成す芸術作品です。
【悪食令嬢】と【マリー】どちらを外すか迷いましたが料理モノが好きだったので後者を選択。【マリー】はちょっと低年齢向けな感じもしてたと言うのもありましたが。でも面白かったですよ。

ここに拮抗してたのが【えがたえ】と【チラムネ】。
ようやくここで男性向け作品がノミネート。【チラムネ】はまだ終わってないので最後まで観終わったら評価が上がるかもしれませんが一応現時点ではこの位置。こういう精神的無双は好きなんですよ。【弱キャラ友崎くん】と似てると書きましたが中二病的な妄想的視点でいくと【よう実】とも似てるかも。ほんとSNSでの酷評が理解できない。このポエム的表現がいいんじゃないか!ほんと放送延期だけが残念。十分覇権取れる出来だったと思います。
【えがたえ】はくずしろ作品好きとしてはアニメ化成功して良かったと一息。同作者の【雨夜の月】が大好きなんですよ。アニメ化も発表されてるので楽しみでございます。【姫のためなら死ねる】もアニメ化しないかなぁ。

SANDA】は尻上がりに面白くなっていった感じ。最初は何だこのニッチな作品、と思ってたのですが最初から最後までヴァイオレンス。予定調和なことが一個もない。
逆に【太陽よりも眩しい星】は超王道の面白さ。「こうなってくれ」という希望通りにコトが進む安心感。どっちもいいものです。

終末ツーリング】と【ワンダンス】、あと【仮面ライダーになりたい】は
自分がもっとそのジャンルに興味があったら評価を上げてたはずの作品。こればかりはしょうがないです。バイクもダンスも嫌いなんですよ。仮面ライダーはそうでもないけど。この3つはもっと評価されるべき作品だと思います。面白いと感じた人は多いんじゃないかしら。

他は小粒かな。☆3つで面白い・面白くないどちらのカテゴリに入るかはほんと僅差です。なろう系はほんと他との差別化をもっと明確にしてくれ!それだからと否定するつもりはないのでアニメ化自体には反対ではないけれど。ただ冗長なタイトルだけはやめてほしい。ほんとに観る気が無くなる。
よく【無限ガチャ】【宮廷魔法氏】は完走できたよ……

グノーシア】【ユウグレ】はほんともう一歩なんですよね。【グノーシア】はまだ2クール目が残ってるのでここから上がるかもしれませんが【ユウグレ】はもったいない。設定は良いんだけどなぁ。結局0話が一番面白かった件。トワサの心情がもっと知れれば見方が変わったかもしれません。

続き物は安定して面白い。さすが2期やるだけのことはあると言った感じ。
青のオーケストラ】【異世界かるてっと】【シンデレラグレイ】【かくりよの宿飯】【ガチアクタ】【スパイファミリー】【異世界放浪メシ】【嘆きの亡霊】【二人ソロキャンプ】【らんま】【ワンパンマン】。

今回面白いと思ったものが少なかったからかこの総評で書くことがあまりありませんね。苦笑

相変わらず世間的評価とは合わないです。
ニコニコ動画では【昼メシの流儀】【仮面ライダーになりたい】【グノーシア】が1位2位3位。dアニメストアでは【ステつよ】が1位。どれも私は面白いほうに入れてません。

まぁこれからも多少は意識しつつ世間的評価には惑わされず、自分が面白いと思ったものを自分なりに推していこうと思います。


Afterword

というわけで、ほぼ完走しました。
徐々に「全部視聴」にこだわらなくなってきてますが……
見れるだけは頑張って視聴してみますので
散文ではございますが参考にしてもらえたら幸いです。

今回も【2万文字】超えてます。長いな!
年々アニメが増えているという証拠でしょうか。
周りでアニメ見てる人少ないんで
いやこの作品はこう言うところが面白いんだよ!
え、それのどこが面白かったんですか!?

とか是非意見交換をコメントで残してほしいです。

あくまで個人的感想なので意見反論バッチコイ!
ぜひ語らいましょう。


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えいちびぃ 最後まで長文お読みいただき誠にありがとうございました。 つっこみどころを残してあるはずなので 些細なことでもコメント残してくれると嬉しいです!

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