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本好きのためのnote「もしドラ」高校野球部の女子マネージャーのマネジメント



ドラッカーの『マネジメント』

以前は、ピーター・F・ドラッカーの『マネジメント』は経営者や、ビジネスパーソンの必読書でした。
 
それが、2009年12月に岩崎夏海さんの「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」が刊行されると、
 
この本はビジネスパーソンだけでなく、学生にも読まれ、ドラッカーブームの再来となりました。 
 
「もしドラ」は250万部も売れて、大ベストセラーになったのです。
 
それから何年か経った時、この本を大型古書店で見かけると、200円均一で、平積みになっていまいした。
 
たぶん、その当時、あまりにも売れ過ぎて、書店の入口付近で平積みになっていた訳ですから、供給過剰になっていたのでしょう。

女子高生と『マネジメント』

女子高生とドラッカー、普通に考えれば決して出会う事がない、一見何の一致点もない、2つのキーワードが、マネジメントと言う融合点で結び付いたのです。
 
その不思議さに読者は、何が融合点なのかと思いながら、この本を買い求めていったのだと思います。
 
そして「もしドラ」を読んだ読者たちが、更にピーター・F・ドラッカーの『マネジメント』を読んで見たいと思い、読み始めました。
 
一方、ドラッカーの著書は、大型古書店でも値崩れせずに、今でも経済書の書棚に並び、経済書の中では相変わらず、高い人気を維持しています。
 
ピーター・F・ドラッカーは『マネジメント』の中で、何を言いたかったんでしょう。

誰もが組織に属する現代社会

現代社会では、ほとんどの人が、何らかの形で組織に属して、その組織の中で働いて対価を得ています。
 
現代社会では、何をして働いているかが重要ではなく、何処の組織に属しているか、つまり、どの会社で働いているかが、重要視される社会になっています。
 
なので、その組織に属するために、難しい受験勉強をして、よりレベルの高い学校を目指します。
 
そして、その先にある、よりレベルの高い組織(会社)への、就職を切望するのです。
 
ほとんどの人が、何らかの形で、組織に属しているとしたら、その組織を、良くすることが出来れば、組織の集合体である社会も良くなると、ドラッカーは考えました。

属する組織の良し悪しが幸福感を左右する

殆どの人は、人生の大半を会社などの組織で仕事をするので、その属する組織の良し悪しが、人間の幸福感を、左右するのだと言うのです。
 
その組織の運営の仕方(マネジメント)が、重要だとドラッカーは説いています。
 
以前は、ノルマを達成できなければ、罵声を浴びせられ、長時間労働、休日出勤は当たり前のブラック企業もありましたが、
 
今は、働き方改革で、かなり緩和されましたが、それでも、相変わらずノルマは厳しく、成果が出せなければ、降格必至が待っているのがビジネスの世界です。

野球部の女子マネージャーの功績

高校野球部の女子マネージャーは、野球部と言う組織を改革し、野球部と言う組織を良くすることで、
 
試合で良い成績が出せれば、結果的に野球部員に自信と、勝利の幸福感が生まれ、野球部と言う組織が、より良く活性化することに挑戦したかったのでしょう。
 
それは、人の心を動かし「感動」を共感する、そんな組織に、したかったんじゃないでしょうか。
 
そして、ドラッカーが言っているように、野球部として、より良い成績を収めることが出来れば、野球部としての自由と尊厳が守られ、
 
その学校や、地域にとって野球部と言う存在が、無くてはならない、唯一無二の存在となる事を、目指していたのでしょう。
 
高校野球と言うのは、その地域にとって大きな存在でしょう。その学校出身者も、その地域には多くいる筈です。
 
そんな身近にある学校が、甲子園を目指して、練習や試合をしています。
 
最初から、甲子園は無理と言う学校もあるでしょうが、でも、その思いはある筈です。
 
そんな思いを、地域の人々に贈るためには、勝利と言う薬が一番の特効薬なるのでしょう。野球部が活躍する事を学校も、地域も応援しているのです。


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