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水彩詩集/私の本棚は誰かの孤独と…エヌビディア株価の暴落に悩む青年

私の本棚は、誰かの孤独と繋がっている。
その書物は、誰かに読まれることを待っているのか?

青年は悩んでいました。それは今まで、日経平均の上昇をけん引していたエヌビディア、一時は「億り人」と呼ばれていましたが、
 
最近は株価が3万円台後半まで値下がりし、なけなしのお金を叩いて2株ほど買った青年は大損しています。
 
AI・半導体の流れは日本経済の潮流であると思っていますが、この状況を青年はどうしたら良いかと悩んでいるのです。
 
対話形式の散文詩

『風と灯火』

【青年】
風が吹いている、巨大な時代の風が 明日を約束されたはずの波は去り、手のひらには 小さな傷跡と 冷たくなった二つの欠片。
 
世界は色を失い パンの値段は上がり続け、私の未来は 足元から崩れていく どこへ行けばいい? この荒野で 私は何を信じればいい?
 
【哲人】
見上げることのない夜空に 風の行方を問い掛けても 答えは返ってこない。
 
市場のうねりも 時代の狂騒も 空を流れる雲と同じだ。あなたが涙を流しても 雨は降り 風は吹き荒れる。
 
だが 問い掛けるのだ。風を止めることが あなたの仕事なのかと。
 
【青年】
違う、そんなことは出来ない 私はただ 途方に暮れているのだ 未来が怖くて 足が動かないのだ。
 
【哲人】
未来とは まだ存在しない幻影、過去とは 既に手から離れた影。
 
あなたが握りしめているその不安は 「何も決めない」ための揺りかごだ。
 
見なさい 風の中でも あなたの足元には 小さな灯火が消えずに残っている。
 
【青年】
小さな灯火…… 私の手の中にある ささやかな時間と、今日と言う日を生きる わずかな力。
 
【哲人】
そうだ エヌビディアの株価が落ちようと、 世界が揺れようと、あなたが誰かに差し出す微笑みや、今日あなたが耕す小さな畑は 何ひとつ変わらない。
 
変えられぬものを憂うのをやめ、変えられるものに その光を注ぎなさい。いつか状況が変わることを信じて。
 
【青年】
風はまだ止まない けれど私は 手の中の灯火をかざし、今日と言う泥を蹴って 一歩を刻もう。
 
【哲人】
ゆきなさい 人生の主権を 市場から取り戻した旅人よ。 あなたの人生は いつだって 「今、ここ」から始まるのだから。


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