見出し画像

【詩】遠い花火の音|風まかせ文芸部

腹が鳴り響く8時。

街の仕事は人を照らし、人々は孤独を埋める頃。

風呂敷残業をする私は、
照らされる光に孤独を感じる。

汗をかき茶色は薄くなっていく。
私の思考も汗をかく。

自然に抗いながら、そして願いながら。
余計な感情を持ちながら。

稼ぐ喜びさえ消え、責任さえ忘れたい。

バン、バン、バン、バン。

コップの水面が揺れたような気がした。
水滴を拭く私。

あ、花火か。

そろそろ夜ご飯にするかな。




いいなと思ったら応援しよう!