見出し画像

ただの日記#62(2025.03.02〜2025.03.08)

「する人」の方に入るねこの中の人のただの日記
last week

2025年03月02日(日)

 以前から行ってみたかった読書室の付属した書店に行く。時間制でフリードリンク、書店内の本が自由に読めるもの。利用中に買った本が割引になるというので、読書そっちのけで棚を回る。興味の赴くままに書棚を巡るのは本当に楽しい。ふと、会社関連の参考書でも、書き物の資料でもなく本を選ぶの久しぶりだなあと思って涙が滲む。私、本大好きなんですよ。結局時間いっぱいまで本を選んで帰る。読書室使ってない。

2025年03月03日(月)

 前月末に上司が退職したので、残していった資料や記録を確認しては不要だと思われるものを処分する。20年近く専業でやっておられた方なこともあり、かなりの量。整理と全体の把握にためにも、一ヶ月くらいかけて少しずつやろうと思う。記録のいくつかをシュレッダーにかけ、参考書を縛り上げると、すーっと首周りが軽くなったのを感じる。自分の中で色々我慢してたことがあったのかもしれず、それにようやく気づいたのかも。組織において長期間同じ人が同じ職務をやり続けることはきっといいことばかりじゃないな、と片付けながら思う。帰宅して、ここ数ヶ月頭を悩ませていた蕁麻疹が引いているのを発見する。足から始まって、首まで登ってきてしまって人に指摘されるようになり困っていたのだ。ああ、治ったな、と、ああ、辛かったんだな、が混ざった気持ちでお風呂に入る。働き始めてから数年経つのに、結構定期的にこういうことはあって、その度に自分の鈍さに反省する。なかなか、世渡り上手にならないものですね。

2025年03月04日(火)

 荒川洋治「ぼくの文章読本」を読む。何かを説明するようなとき、その何かのまねをして説明する人としない人がいる、というエッセイがあり、「みんなしないの?!」と驚く。しない人はできないのではなく、ただ、しないらしい。
 するよ!
 と思うが、そうなのか。しないのか。かなり公の場面でもしてしまうし、ちょっとしたこと(例えば県外に出た時、「愛知県」の位置をするために私はかなりの確率で手で愛知県を作って説明してしまいます。逆にわかりにくかったのでは? と毎回後悔するのですが、結局またやる)でもしてしまうので、「理性によってしないようにしなければ」と心がけていた。しない人は我慢してるんじゃないんだ。
 つまり、ということは、この説によると「する人」である自分は理性の力によって「しない人」になることはない、ということで、私はそれをかなり口惜しいことだと思う。だいたいみんな笑うんだもの。(でもやめられない)

2025年03月05日(水)

 スケッチブックをとじる。本づくり学校のもの。月に何回か、こうやって何かを作れるといいなと思う。工作めいたことが好きなのだ。
 ただ、好き=上手、というわけではなくて、余分に糊がついたり、穴が大きすぎたりとあちこち失敗がある。普段買うものがいかに美しく作られているか、すごくよくわかる。
 できたものは講評をいただくために学校に送る。戻ってきたら、今度の旅行に連れて行こうと思う。私は絵を描くのも好きなのです。

2025年03月06日(木)

 誕生日プレゼントを袋詰めする。友人・知人・それに甥も含めると、私には5人の3月産まれの関係者がいる。だから3月の頭は贈り物をたくさん作る。袋をたくさん作ると春がきたなあ、と思う。
 入れる予定のものがまだ手元になく、週末に繰り越し。もう少し待っていてください。

2025年03月07日(金)

 スーパーでちくわが安くなっており、買い求める。久しぶりに食べると思いの外美味しい。「高タンパク!」とパッケージに大きく書いてあり、「つまりはお主低カロリーではないな!」と思う。そうだったらそれも大きく表示するだろうからだ。カロリーも低ければ健康食品的にもっともりもり食べるのに。
 イライラしたり、疲れてしまうと塩味のものが欲しくなって、ついスナック菓子などを買い求めてしまうけれど、ちくわにしたほうがいいかもしれないな、とふと思う。歯応えも欲しくなるのできゅうりを詰めたりして。

2025年03月08日(土)

 140字小説セレクション「言葉のふね」クラウドファンディングで第一弾である私の作品集とヌイヌイトコネコネさんの布小物、のび。さんや四葩ナヲコさんの手書きメッセージのついたしおりなどが発送される。(この話はまた改めて別に書きますね)。この日が自分の誕生日だったので、手元の本を見ながらなんだか頭が混乱してぐしゃぐしゃな気持ちになる。すごい日になっちゃったなあ、という感じ。
 すごい日になったなあ、と思いながらいつものコーヒー屋さんに行って朝ごはんを食べて、すごい日になったなあと思いながら隣のお店で焼き菓子を買って、すごい日になったなあと思いながら家に帰って掃除をする。「今日私誕生日です」はもちろん「本できたんです」もずっと黙っているものだから、気持ちが膨らんで自分がぱんぱんになってしまうのではないかと思う。
 午後に実家に帰る。母が夕食にちらし寿司を作ってくれていた。上にむきエビがのっていて、飼い猫もそのエビのお裾分けに預かった。皿をずっと舐めていた。

 →next week

いいなと思ったら応援しよう!

へいた|ショートショート よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!