ネイティブに学ぶ英単語の覚え方|一度で覚えて使える単語ノート📒
今回の記事では、現在オーストラリアにてTESOL(英語教授法)を学んでいるわたしが、初心者でも取り入れやすい英単語ノートの作り方を紹介します!
皆さんは英単語ノートを作っているでしょうか?
学校に通っている方や、オンライン英会話を受けている方など、絶賛勉強中の方は、新しい単語に出会ったら、ノートに取っているという方がいるかもしれませんね。
多くの英単語アプリが存在する中で、ちょっとアナログなやり方に思えるかもしれませんが、わたしはとてもおすすめしています。
理由はシンプルで、自分の手を動かして書くこと=能動的な行動によって記憶が定着しやすくなるから。
そして、自分だけの専用ノートを作ることで、単語帳とは別にバラエティーに富んだ表現をコレクションすることができ、一つのノートに集約させておくことで、見直しも効率的にできるからです。
わたしがこれまで英単語ノートを作るときは、まずページを半分に折り目をつけ(縦線を引いても◎)、左側に英単語、右側に意味を書く、というスタイルにしていました。
半分を隠して、英単語チェックが素早くできます。
同じような方法で英単語ノートを作っている方は多いかと思います。
でも、単語の意味だけを覚えても、実際に会話で使えるようになるまでには至らなかったり、時間がかかったりして、難しいと感じますよね。
よくある英単語ノートの問題点
こんな経験はありませんか?
この単語は動詞?形容詞?と迷ってしまう
a が必要な単語なのか、不可算名詞なのか分からない
発音やアクセント(強く読む部分)に自信がない
ネイティブの先生いわく、非ネイティブが話しているのを聞いていると、「品詞」を誤って使っているのがよく耳につくそうです。
例えば、以下のように名詞と形容詞を混同してしまったり。
✖ It's beauty.
✔ It’s beautiful.(美しい!)
また形容詞なのに、動詞のような使い方をしてしまったりなどです。
✖ It worth visiting.
✔ It’s worth visiting.(訪れる価値がある)
次に、特にわたしたち日本人のやりがちなこととしては、「冠詞」( a / the)が抜けていたり、誤っていたりする、と言われました。
わたしも実際授業で、すごくシンプルな文なので自信満々にスラスラと話していたつもりが、よく先生に"a~"(冠詞忘れ)と訂正されます。
(※カジュアルな会話ではほぼありませんが、わたしが英語教授法のコースを受けているためです!ネイティブは全然厳しくないので怖がらなくて大丈夫です!)
日本人は母語に冠詞の概念がないため、冠詞をつけずに話してしまうことが多いですよね。
また、数えられる名詞(可算名詞)なのか、数えられない名詞(不可算名詞)なのかといった点も、けっこう曖昧にしがちなところです。
さらに、英単語を文字として知っていても、アクセント(強く読む部分)を間違えて覚えていることも多いそうです。
ちなみに英語ではアクセント=訛りを指すので、stress(強声)といいます。
品詞や冠詞の基本(初心者向け補足)
そもそも品詞や冠詞というワードが何を指しているのか怪しいな…と思われた方、大丈夫です!
さっと確認いたしましょう。今回紹介するノート術では、ひとまず次の3つだけ覚えておけばOKです。
名詞(noun):ものや人、場所の名前→ 可算名詞・不可算名詞に注意
例:apple, girl, school, bus, water
動詞(verb):動作や状態を表す言葉
例:play, have, take, go
形容詞(adjective):性質や状態を表す言葉
例:happy, good, angry, dirty
冠詞の基本:a/an → 数えられるものの1つを表す the → 特定のものを表す
例:an apple, the earth
冠詞なし → 不可算名詞や一般概念
例:coffee, information
簡単でしたよね?
この説明があるだけで、単語を「覚えるだけ」から「使える単語」に変える土台ができます。
ネイティブに教わった英単語ノートの書き方
英単語とその意味の対応だけでは、品詞を混同したり、冠詞が抜けたり、誤って使っていたりするなど、十分に使いこなせる語彙にはなりません。
せっかく英単語ノートを作るのであれば、こういった情報も一発で見てわかるようにしておくと、後から調べる手間も省けて、すごく効率が上がります。
そのための一工夫を、ネイティブに教えてもらいました。
ではそれを含めた英単語ノートの作り方について、早速見ていきましょう。
①ノート1ページを縦に2分割(左:単語、右:意味)
基本的には、いちばん最初にわたしが伝えたように、ノート1ページを縦に2分割して使うのがおすすめです。
②英単語を書くときは品詞を表す語をセットで
ノートの左側に英単語を書いていきます。
このとき、名詞・動詞・形容詞(とりあえずはこの3つ)について、英文の中で使う形と一緒にセットで覚えられるよう、言葉を付け足します。
名詞(n): an apple (n) → いつも冠詞つきで書く
動詞(v): to play (v) → いつも to をつけて書く
形容詞(adj): be beautiful (adj) → いつも be とセットで書く
これが、わたしが先生に教わっためちゃくちゃ効果的なコツ(Tips)です。
ではちょっとやってみましょう。
以下の単語を新しく学んだとします。どうやってノートにメモしておくといいでしょうか?
・attic(屋根裏部屋)・fade(色あせる)・infectious(感染性の)
まずは、それぞれ「数えられる名詞」・「動詞」・「形容詞」でした!
なので、以下のようにノートの左側に書いていきます。
・an attic (n)
・to fade(v)
・be infectious(adj)
③意味を書くときは、わかりやすく簡潔に!
右側には意味を書きます。
ただし、このノートは自分がその場で学んだ単語をさっとメモするためのものなので、辞書のようにすべての意味を丁寧に書く必要はありません。
また、英語を使ってもいいですし、日本語で書いても大丈夫ですし、イラストだけでも、意味がわかるなら問題ありません。
わたしは今、単語の意味を英語で説明できるようになるために、基本的には英語を使って意味を書いています。
例えば、≒のマークとともに、英語で同義語・類義語(synonyms)を書いたり、⇔のマークとともに対義語(antonyms)を書いたりしています。
さっきのノートに付け加えると、こんな形です。
・an attic (n) 屋根裏部屋
・to fade(v) lose colour / gradually disappear
・be infectious(adj) ≒contageous
かつてネイティブの先生は、100%英語を徹底していたこともあったそうですが、最近では、その言葉が表す概念についてパッとつかんでもらうために、母語を使うこともOKと柔軟に考えているそうです。
④英単語の上にアクセント(stress)をつける
単語にはいくつか音節(syllable)があり、そのうちどこを強く読むのかを意識するのがポイントです。
単語の発音にそれほど自信がなかったとしても、この英語独特のリズムをつかんでいることによって、ぐっと伝わりやすくなるからです。
アクセント(stress)はふつう、母音の上に書きます。
例えば、以下のように書きます。
internátional
さっきのノートに加えると、こんな形です。
・an áttic (n) 屋根裏部屋
・to fáde(v) lose colour / gradually disappear
・be inféctious(adj) ≒contageous
単語ノートはこれで仕上がりですが、さらに時間があれば、簡単な英語の例文も添えると理解が深まりますね。
この方法なら、「単語は知っているけど文に入らない」という状態を防げます。
わたしがこの方法で変わったこと
このノートの書き方を確立してから一週間程度になりますが、復習のしやすさが格段に上がりました。
実際のノートはこんな感じです。

これはわたしの性格的なものです

これのおかげで、品詞の迷いが減ったことと、冠詞のつけ忘れが減ったことで「知っている単語」が「使える単語」になるまでのスピードが速くなりました。
こんな人におすすめ
英単語は覚えているのに会話になると出てこない人
冠詞(a / the)が苦手な人
ストレス(強く読む部分)に自信が持てない人
初心者だけど、効率的に単語を使えるようになりたい人
「単語帳を何冊もやっているのに、話せるようにならない」そんな人こそ、ぜひ一度この方法を試してみてください。
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