「50代後半からの凡人の経営戦略④」ー転職して“天職”を得た『今』ー
私たちは、パフォーマンスを上げるために
「つらいことでも頑張らねば」とか
「嫌なことでも続けねば」と考えて努力してしまいがちですが、
孔子に言わせれば、その先には敗北しか待っていません。
本当にパフォーマンスを上げたいのであれば、むしろ逆に「楽しむこと」こそが求められるのです。
過去、note記事にて3回にわたり、
山口周氏の著書「人生の経営戦略」に
なぞらえながら、自分なりの
「凡人の経営戦略」を綴ってきました。
今回は、本書の中から
8番目の「内発的動機づけ」に
なぞらえて、今の私自身について
語ってみたいと思います。
これまで私は2年間で、
のべ3000名を超える方からの
職業相談を受けてきました。
単純計算すると、
一日平均10人以上の相談者の話を
聞いていることになります。
相談スキルは、
多少なりとも進歩していると思いつつ、
それでも毎日は反省の連続です。
「もっとこう導ければよかった」
「もっときちんと
聞いてあげられたのではないか」等々
そもそも、
何がベストかに正解のない仕事。
相談者の年代・属性・特性も実に様々で、
正直なところ、
苦手なタイプの方も少なくありません。
適切な問いを投げかけられなかったり、
傾聴が不十分だったり。
思うように結果が出ないことのほうが、
むしろ多いのが現実です。
1日最大20名を超える方と
向き合う日もあり、
疲労感は、正直ハンパない。
帰宅して夕飯作ると
クタクタになります笑
恐らく、20年前の自分なら
とっくに
メンタルダウンしていたでしょう。
それでも、今の私を支えているのは、
たった2つのことです。
● 終わったら、すっかり忘れる(^^;
一旦忘れ、気持ちを切り替える、
という意味です
● なぜか、楽しい\(^o^)/
だから、続けられるのです。
良かった事を数えたら片手にあまるのに、
辛いことを数えたら両手でも足りない。
(ばんばひろふみ「SACHIKO」風)
それでも私は、
「自分の力量を超えた相談にのっている」
この状態を「楽しい」と感じ、
高揚感すら覚えています。
理由はわかりません。
なんでだろう?
(テツ&トモ風)

才能より「長く続けられるかどうか」が大事
孔子は「あることを知っているだけの人は、それを好んでいる人には勝てない。しかし、それを好んでいる人も、それを楽しんでいる人には勝てない。」と言っているのです。
羽生善治が指摘する「将棋はとにかく長くやっていくものなので、才能よりも、根気よく続けられることの方が大事」という指摘は、ライフ・マネジメント・ストラテジーに大きな示唆を与えてくれると思います。
相談員としてのキャリアは、まだ2年弱。
特別に能力が高いわけでもありません。
私よりも、
傾聴スキル、相談スキル、
そして提案・問題解決スキル
(現場ではこれが重要)
が高い人は、
世の中にたくさんいます。
(唯一「都合の悪いことを忘れる能力」
は自信あり笑)
それでもーーー
楽しいから、続けられる
これはまさに、
「人生の経営戦略」で語られる
ー内発動機づけー
そのものだと感じています。
振り返れば、過去の2社での
約36年間の会社生活は、
「やりたくないこと」を
たくさんしてきた時間でした。
「やりたいこと」のために
「やりたくないこと」を引き受けてきた、
そんな感覚だったように思います。
それが今、
「やりたいこと95%」の
仕事に就いたことで、
心が解放された気がします。
転職から天職へ
定年を待たず踏み出して、
本当に良かった。
「がんばる人」から
「楽しむ人」へ
「人生の経営戦略」では、
20世紀初頭の南極点到達レースにおける
スコット(=がんばる人)と
アムンゼン(=楽しむ人)で例に挙げて、
この違いを説明します。
また、報酬だけを求めて
自分を駆動させ続けても、
超長期の人生において、
パフォーマンスを維持することは難しい、
とも語られています。
かつての「やりたくないこと」は
報酬のためでもありました。
もちろん、現在も対価(報酬)は
大切にしています。
けれど、それ以上に
「やりがい」を最優先できる毎日を
送れています。
セカンドキャリアの目標に達した今、
職業生活の締めくくり方を、
少しずつ考え始めています。
「楽しくなくなった時」が
一つのゴールになるのかもしれません。
少し前までは「長く働くこと」が
目的になりかけていましたが、
錯覚でした笑。
自分を取り巻く環境、
体力や健康
(腕立て100回できなくなった…)、
後進に道を譲るタイミングーーー
さまざまなな要素が
関わってくるでしょう。
だからこそ、
自分の中の「楽しい」という感覚に、
これからも丁寧に耳を澄ませていきたい
と思います。
以上、自分に都合よく書いた
「50代後半からの凡人の経営戦略」第4弾。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
今回は久しぶりの投稿となりましたが、
これからも折を見て「続編」を
書いてみたいと思います。
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