「50代後半からの凡人の経営戦略」③ーポジショニング/人生の経営戦略より
あなたは、『どこ』で勝負していますか?
「どこ(どの市場)で戦うか、勝負するか」
私の職業生活における、50代後半からの「人生再構築ストーリー」の中で、最も重視したのがこのポイントでした。
前回記事では山口周氏の著書『人生の経営戦略』から、「パーパス」の章を引用して自分の職業人生になぞらえました。
今回は、この最も重視した「どこで勝負するか?」=「ポジショニング」の章になぞらえて振り返りたいと思います。
さて、まず最も重視した理由は何か?
私のような凡人(突出した能力がない人間)が生き残るために“立ち位置”を“自分でも戦える場所”に置く必要があったからです。
つまり、「競争が激しい場所=レッドオーシャン」を回避。
大企業の看板がなくなったら「どこにでもいる人」になる自分の身の置き場所を冷静に考えることにしました。
アンディ・ウォーホルが語った成功の秘訣「しかるべきところに、しかるべき場所にいること」が重要だと考えるのがポジショニング理論です。
コミュニケーション・事務職としてのスキルは、それまでの仕事を通じて(定性的ですが)一定レベルにあるという前提があったので、あとは「立地」を考えるべきと考えました。
ライフ・マネジメントにおける意思決定において、真に問題となるのは「勇気」でも「度胸」でもなく「自分の居場所の趨勢についてどれだけ論理的に考え抜くか」という「思考の累積量」なのです。
「市場における価値」は「能力や知識の水準」ではなく「需要と供給の関係」によって決まります。
ただ、戦えそうだからと言って「嫌なこと」や「不得意なこと」をやっても楽しくないので、それでは意味がありません。
残りの限られた職業人生だからこそ、セカンドキャリアは「好きなこと」「得意なこと」に特化してやりたいと考えました。
そして、選んだ「戦場」は・・・
①キャリアコンサルタント(相談業務)
②生きづらさを抱えた方々の支援
①は、新卒以来34年以上勤務した会社で営業・企画・人事で培った経験を通して、最も「自分に合った」「自信があった」仕事だから。
また、書籍で語られる「AIによる代替対抗策」として挙げられる要素にも合致します。
AIによる代替への3つの対抗策
①正解のある仕事を避ける
②感性的・感情的な知性を高める
③問題を提起する力を高める
ただ、キャリアコンサルタントと言っても、資格を取得しただけで仕事ができるわけでなく、どんな立場でどのような人たちを対象にするのか、を考えねばなりません。
「若者(学生)支援」とか「シニア支援」は誰もがやりたがる人気領域。既に多くの優秀なキャリアコンサルタントが活躍しています。
しかも、日本における「若者」人口は右肩下がりです。(市場縮小)
また、若者支援は自分より若い人に譲るべき市場とも考えました。
かたや、上述②の障害者等の何らからの生きづらさを抱えた人たちへの支援をすすんで望む人たちは相対的に多くはありません。
私にとっては、過去の障害者雇用の経験・読書を通じた問題意識を経て、セカンドキャリアで役立ちたいと考えていた領域でした。
また、この分野は医療や心理学的アプローチが重要なため先行している一方で、「キャリア支援」という概念が弱い点も狙い目でした。
57歳で初めてキャリアチェンジしたときは、それまでの延長の仕事への転職となり、カウンセラーになる夢を叶えるまでには2年ほどかかりましたが、現在は上述の①②両方を満たす仕事に就くことができました。
(2024年4月、58歳にて)
山口周氏は「能力を変えるより立地を変える」と語りますが、市場を選ぶだけでは自分が市場から選ばれないので、スキルアップにも努めました。
オンしたスキルは国家資格を2つ
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・キャリアコンサルタント
・ファイナンシャル・プランニング技能士2級(FP2級)
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キャリアコンサルタントは名称独占資格に過ぎず、経験もない自分は別のスキルとの掛け合わせが必要と思いFP3級→FP2級に挑戦しました。
結果的には、キャリアコンサルタントよりもFP資格の方が現在の仕事に就く決め手になったように思います。
キャリアコンサルタントは国家資格ですが、認知度は低く職業選択範囲も業務独占資格等に比べれば格段に狭いので、さらに将来を見据えるとオプションを増やしていく必要があります。
今はカウンセラー立地ではありますが、今後は異なる立地に移転するかもしれません。そのための準備は少しづつすすめています。
以上、私の50代後半からの「ポジショニング」について解説しました。
最後まで読んでいただき感謝申し上げます。
先述の通り、ポジショニングは1ヵ所にずっと落ち着くものではありません。
従って、次の「引越し先探し」を楽しんでいきたいと思います。
以上ですが、、、最後に一言。
本日は私の60歳の誕生日🎊
特別なことは何もありませんが、「凡人の凡人による凡人のための人生戦略」ストーリーで飾ったことは自分らしさ全開、思い残すことはありません笑
いつも通り、穴子さんに祝ってもらいます笑

そして、胡蝶しのぶさんからも(*^▽^*)

自分で買いました笑
ではでは。
