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大学受験体験記|電車が苦手だった娘と受験|「通えるか」で見た現実

大学受験というと、まず思い浮かぶのは、偏差値や学歴のこと。
でも、我が家の次女にとっては、それだけではありませんでした。

「毎日、電車に乗れるか?」
そのことも含めて、考えることになった大学選びの話です。 


この記事は 「葉月家×大学受験プロジェクト|次女編」シリーズ第7話です。
▼前回は、こちら


「毎日、電車に乗れるのか?」

毎日、電車に乗れるのか?


行きたい大学は、決まっている。 

でも。
そこに「毎日、通えるかどうか」を、考えることになるなんて。

昔の私は、想像すらしなかった。


電車に乗れなかった時期があった

次女は、高校生になってから。
電車に乗れなくなった。

特に、満員電車が無理。

次女に聞くと、こんなことがイヤだったらしい。

● 見知らぬ人と接触する
● 人の匂い
● 扉が閉じると、逃げ場がない

そして、電車を降りると……
すでに1日分のエネルギーを、使い果たしていたそうだ。

▼こちらでも、書いています。


気づけば。

電車に乗ろうとすると、

冷や汗が出る。
体が震える。
吐き気がする。

そんな状態になっていった。

そんな次女を見て。
私は、はじめてこう思った。

「心身に不調を起こすほどなら。
そこまでして、学校に通う意味はあるのかな?」


そうして。
次女は、通信高校に転校した。


「通える」は当たり前じゃなかった

次女が、電車に乗れなくなる前。

「電車で学校に通う」

これは、私にとって当たり前で、普通だった。

だって。
私は、なんの疑問も持たずに、毎日電車に乗って学校に通っていたから。

だから。

「電車に乗れない」
そんなことが起こりえるなんて、考えたこともなかった。

でも。
それは、“できる人の前提”でしかなかったんだと思う。 


受験=学力だけじゃないと気づいた

次女が、「この大学に行きたい」と言ったとき。
もちろん、学力や偏差値も大事だった。

でも。

それよりも先に、「毎日、電車に乗れるのか?」という不安があった。

「学びたい」気持ちはある。

でも、その前に、学校にたどり着かないと学べない。

毎日、電車に乗って。
大学に通うことができるのか。

次女も私も、その不安のほうが大きかった。


「乗れる」と「通える」は違った

ただ。

通信高校に転校してから、次女は電車に乗れるようになっていった。

満員電車は避ける。
急行ではなく、各駅停車にする。

そうすれば、乗れる。

でも。
それは「毎日通える」という意味ではなかった。

「乗れる」と「通える」は、まったく別の話だった。 


だから「通学」を確認した

前回の記事でも書いたけど。

朝の通学時間帯に、実際に電車に乗れるかを確認してみた。

「お母さん。大丈夫だった!大学まで通える!
各駅だったら、そこまで混んでいない。」

そう言って帰ってきた次女。

これなら通えそうだ。
私も、そう思えた。

そうして。
次女は、自分の行きたい大学を目指すことにした。

「毎日、電車に乗れるのか?」

その問いを、考えることになるなんて。
昔の私は、想像もしなかった。 


この記事は 「葉月家×大学受験プロジェクト|次女編」シリーズ第7話でした。
▶次回、第8話は こちら
▶第1話はこちら


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