防水スプレーはいつかける?何回かける?シューフィッターが正しい使い方を解説
「防水スプレーをしたのに靴下が濡れた」
そんな経験はありませんか?
梅雨になると、防水スプレーを買う人は一気に増えます。
しかし、靴専門店で17年間接客してきた中で感じるのは、
防水スプレーは商品選びよりも使い方の方が重要
ということです。
実際に販売現場では、
「朝にサッと吹いてすぐ履いた」
「汚れたまま吹いた」
「買った時に一回使っただけ」
というケースをよく見てきました。
これでは、本来の性能を十分に発揮できません。
防水スプレーは正しく使えば、
雨の日に靴が濡れにくくなる
泥やホコリなどの汚れが付きにくくなる
汚れても手入れがしやすくなる
ゴアテックスなどの性能維持につながる
結果的に靴を長持ちさせやすくなる
といったメリットがあります。
しかも、少し使い方を変えるだけで効果は大きく変わります。
特に私が重視しているのが、
「スプレー後に完全に乾燥させること」
です。
このひと手間をするかどうかで、水の弾き方に差が出ることも珍しくありません。
この記事では、
防水スプレーはいつかけるべきか
何回かければいいのか
正しい使い方
素材別の注意点
販売現場でよく見た失敗例
を、靴業界20年・シューフィッターの視点から解説します。
梅雨を少しでも快適に過ごしたい方は、ぜひ参考にしてください。
※Amazonのアソシエイトとして、HAYAさん@シューフィッターは適格販売により収入を得ています。
この記事の結論

防水スプレーの効果を最大限引き出したいなら、
① 新品のうちに吹いておく
② 汚れを落としてから使う
③ 20〜30cm離して均一に吹く
④ 完全に乾いてから履く
この4つが重要です。
特に④は意外と見落とされがちです。
「今から雨だから吹いてすぐ履く」
よりも、
「前日の夜にスプレーして一晩乾かす」
方が、防水効果を実感しやすいことがあります。
防水スプレーはいつかける?

防水スプレーは、
「雨が降ってきたから今から使うもの」
と思われがちです。
しかし、私の考えは少し違います。
防水スプレーは、
濡れてから使うものではなく、濡れる前に準備するもの
です。
新品のうちにかけるのがおすすめ
私が最もおすすめしたいのは、
靴を履き始める前に一度吹いておくこと
です。
新品の靴にはある程度の撥水加工が施されているものもあります。
しかし、その効果は永久ではありません。
特に、
キャンバススニーカー
メッシュスニーカー
子ども靴
通学靴
などは、最初に防水スプレーを吹いておくと安心感が違います。
私は新しい靴を買ったら、まず防水スプレーを吹くことが多いです。
雨予報の前日にかける
これも非常に重要です。
本来の効果を発揮しやすいのは、
前日に吹いておくこと
だと思っています。
防水スプレーは吹き付けた直後より、
完全に乾燥してからの方が性能を発揮しやすい
からです。
私自身、明日が雨予報なら、前日の夜に吹いておくことが多いです。
そして、一晩しっかり乾かしてから履きます。
梅雨入り前にまとめて吹いておく
個人的におすすめなのがこれです。
私は、
通勤靴
スニーカー
子どもの靴
などをまとめて吹いておくことがあります。
梅雨に入ると、
「明日も雨、明後日も雨」
ということが増えます。
そうなると完全に乾かす時間が取りにくくなることもあります。
だからこそ、余裕がある日に準備しておくと安心です。
汚れを落としてから使う
泥やホコリが付いたまま吹いても、本来の性能を発揮できません。
私の場合、
スプレー前には最低でもブラッシングをします。
革靴なら汚れ落とし。
スニーカーなら軽く水拭き。
それだけでも効果の感じ方は変わります。
防水スプレーの正しいかけ方

①まずは汚れを落とす
汚れの上から吹くと、十分な効果を発揮しにくくなります。
私は、
革靴ならブラッシング
スニーカーなら軽い水拭き
子ども靴なら乾いた布で拭く
程度は必ず行います。
②屋外で使う
防水スプレーは必ず風通しの良い場所で使ってください。
私は玄関の外やベランダで使うことが多いです。
③20〜30cm離して均一に吹く
近距離から一か所に集中して吹くと、
ムラになる
液だれする
シミになる
ことがあります。
靴全体が軽く湿るくらいを目安に、20〜30cm離して均一に吹き付けましょう。
④完全に乾かしてから履く
個人的に最も大切だと思っているのがここです。
防水スプレーは、
吹いた瞬間に最大の効果を発揮するわけではありません。
溶剤が揮発し、撥水成分が素材に定着してから、本来の性能を発揮しやすくなります。
そのため、
「今から雨だから吹いてすぐ履く」
より、
前日の夜に吹いて、一晩しっかり乾燥させる
方がおすすめです。
実は防水スプレーは「防汚スプレー」でもある
防水スプレーには防汚効果もあります。
表面に撥水性のある膜ができるため、
泥はね
砂ぼこり
軽い飲みこぼし
子どもの通学靴の汚れ
などが付きにくくなります。
私は防水目的だけでなく、
「汚れにくくするため」
に新品の靴へ吹くことも多いです。
防水スプレーは何回かける?どれくらいでかけ直す?

新品の靴は2回がおすすめ
私が新品の靴でよく行うのは、
一度吹いて乾かし、もう一度吹いて、再び乾かす
という方法です。
特に、
白いスニーカー
子ども靴
梅雨前に使う靴
通勤で毎日履く靴
などは安心感があります。
普段使いなら1〜2週間に1回が目安
毎日履く靴であれば、
1〜2週間に1回程度
を目安にすると良いと思います。
梅雨時期は頻度を上げてもいい
私は梅雨時期は少し頻度を上げることがあります。
雨だけでなく、
泥
水はね
湿気
によって撥水層の消耗が早くなるからです。
かけ直しのサインは「水玉」
新品の状態では、水滴がコロコロと転がります。
しかし効果が落ちてくると、
水が広がったり、生地にしみ込むようになったりします。
そうなったらかけ直しのタイミングです。
素材別の使い方と注意点

革靴にはフッ素系がおすすめ
革の風合いや通気性を損ないにくいからです。
特にスエードやヌバックでは、防水だけでなく汚れ防止にも役立ちます。
スニーカーも基本はフッ素系
白いスニーカーは汚れが目立ちやすいため、
私は防水目的というより、
汚れ予防
として新品時に吹くことが多いです。
ゴアテックスはフッ素系との相性が良い
ゴアテックスには、
フッ素系+完全乾燥
をおすすめします。
前日の夜に吹いて、一晩乾かしてから履く。
私はこの使い方をしています。
子ども靴は防汚目的でも効果的
子どもの靴は、
水たまり、砂場、泥など過酷な環境に置かれます。
だからこそ、防水スプレーは非常に相性が良いアイテムです。
私が販売現場でよく見た防水スプレーの失敗例
室内で軽く吹いて終わり
防水スプレーは屋外や風通しの良い場所で使うのが基本です。
スプレーしてすぐ履く
個人的には、これが一番もったいないと思っています。
私は、
前日の夜に吹いて、一晩乾かしてから履く
ことをおすすめします。
汚れたまま吹く
泥やホコリが付いたまま吹くと、本来の性能を発揮しにくくなります。
濡れた靴に吹く
防水スプレーは基本的に、
乾いた状態の靴に使うもの
です。
一度吹いたら永久に持つと思っている
防水スプレーは消耗します。
定期的にかけ直すことで、初めて効果を維持できます。
まとめ
防水スプレーの効果を高めるコツは、
新品のうちに吹いておく
汚れを落としてから使う
屋外で使う
20〜30cm離して吹く
完全に乾いてから履く
定期的にかけ直す
この6つです。
特に、
「完全に乾いてから履く」
という一手間で、防水効果は変わります。
また、防水スプレーには、
雨を弾きやすくする
泥やホコリが付きにくくなる
汚れが落としやすくなる
靴を長持ちさせやすくなる
といったメリットもあります。
私は防水目的だけでなく、
「靴を汚れにくくするため」
に、新品のスニーカーや子どもの靴へ吹いておくことも多いです。
梅雨の時期こそ、一度見直してみてはいかがでしょうか。
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※本記事はAIを用いて構成案と草案を作成し、筆者である現役シューフィッターが自身の経験と知見に基づき、加筆・修正しています。
著者プロフィール
靴業界歴20年超。靴専門店での小売販売17年(紳士靴・スニーカー・婦人子供靴)を経て、現在は関西のシューズメーカーで営業・商品企画を担当。シューフィッター資格保有。
私は普段から靴やファッションの流れを知るために、Begin、2nd、Lightningなどのファッション誌を読んでます。
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