ドパ進行とセロト進行

などと、適当な造語を作ってみる。

ドーパミン進行とセロトニン進行の事です。
以前のかめはめ波で出した話ですが、今回はここを誤解のないように少し紐解きたいと思います。


物語の進行にはドーパミンもセロトニンも必要である。

実際の物語進行に必要な推進力として、ドーパミンもセロトニンも、時にオキシトシンも必要です。

前回私は、

ドーパミン進行

セロトニン進行

に分けて話をしました。
が、これは少し極端な例です。


ドーパミン進行

ドーパミン進行は、ドーパミンだけで進行も出来ますが、時に、セロトニンやオキシトシンを燃料とする事があります。

例えば、大切な人との愛情あふれる生活。
そういう背景があるから、力が増す。その生活を守るために戦う。

穏やかな心を持ちながら、激しい怒りによって目覚める感じ。
……多分違う。

ともあれ、これは、セロトニンやオキシトシンを燃料にしたドーパミン進行になります。


セロトニン進行

逆にセロトニン進行でもドーパミンが燃料になる事があります。

普段は何も起きない喫茶店の生活でも、時に事件が起きる。

それは小さな事件かもしれない。
人が傷つくとか、悲しい気持ちになるとか。

これは実は、小さくてもドーパミンを燃料にしているのです。

小鳥を助けた彼女は、甲斐甲斐しく世話をしていた。
ある日、鳥かごを開けた瞬間、小鳥は大空へと舞い上がった。
おおぞらをとぶ……
彼女はただ、呆然と立ち尽くした。
母親が、何も言わずに、そっと彼女を抱きしめる。
彼女の嗚咽だけが、そこに響いていた――

適当な例

傷を負う、怖い、苦しい、悲しいなどはドーパミン由来と言えますので、
これを燃料にしてセロトニン進行をする。
ラーミアはセロトニンで飛んでいたのだ……!


勿論、脳科学的に厳密に言えばドーパミンの仕様も、セロトニンの仕様もまるで違うはずなので、そこは適当な定義として見ていただけると幸いです。
誤解のないように言い替えるとすれば、

ドーパミン進行は、

報酬駆動型
または
目的達成型

でしょうか。

セロトニン進行は、

滞在駆動型
または
空間と余韻の型

みたいな感じですかね。


重要なのは、どっちか片方だけで進行しているというものではない、ということです。
また、同じように、投影型と滞在型の区分も、時折その境界が曖昧になってくる場面もあります。
単純に一人称だから投影だとかは多分言えない。
まあ、その辺は考えがまとまっていないので、そのうちに。

ところで、何か真面目に語ってると蟹を食いたくなってくるのですが、これはドーパミンです。

蟹を食って、お腹いっぱい幸せになって眠くなる、というのはセロトニンです。

いや、血糖値スパイクかもしれない。

……かめはめ波の補足としてはこんなところでしょうか。
あんまり厳密にしても面白くないので、蟹食って寝ましょう。


あと、二元論でドーパミンとセロトニンと投影型と滞在型を分断した悪記事がこちら。


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