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聴力・補聴器について、初めて知ったこと

私の3つめのnoteで、義母は聴力の低下から認知症が急激に進行したと思うという話を書いた。お読みでない方はよろしければこちらからどうぞ。

すると、ありがたいことに補聴器の専門家の方からスキを頂いた!そしてその方のnoteを読みに行ったところ、非常に勉強になることが書かれていた
紹介させて頂きたい旨を伝えたところ、快くご許可を頂いたので、いくつか掲載させて頂く。KUMA3-33さん、ありがとうございます!

(上記noteより)
難聴があると、つい「聞こえているふり」をしてしまう。
自分が聞えないことを認めたくないという気持ちから、無理に会話を続けようとして、それが「頑固さ」として見られることもある。
そして、難聴があると、周囲とのコミュニケーションが難しくなり、次第に社会的に孤立してしまう。

義母はまさにこのパターンだった。聞こえてないのに、自分の言いたいことだけを言っているので、話がかみ合わないことも頻繁にあった。

(上記noteより)
特に最初の3ヶ月間は、きめ細かく調整を繰り返し、最適な聞こえを目指します。(中略) 補聴器は“売って終わり”ではなく、“聞こえを支え続ける関係”そのものです。


聴力を維持することで認知症はかなり予防できる

KUMA3-33さんの記事を読ませて頂いて、非常に勉強になったと同時に、聴力を維持することの重要性について、もっともっと世の中で認識されてよいのでは?とも思った。(たくさんの記事があるので、まだ全部は読めていません。ご興味のある方は是非、KUMA3-33さんのnote読んでみてください!)

すると、今度はNHKの「あしたが変わるトリセツショー」で、こんな番組が放送されたばかりであることを知る。ウソみたい。なんという偶然!
この番組も大変に勉強になった。「あなたの聴力の、守り方」を視聴して、
自分の耳も、家族の耳も守ろう!と強く思った。ぜひ、見てみてください!
7月17日(木)午前0:10から再放送あり
・・・つまり16日(水)の深夜です

NHK+が見られる方は、以下のリンクからご自身のアカウントでどうぞ。
https://www.nhk.jp/p/torisetsu-show/ts/J6MX7VP885/episode/te/857V9Q7YPW/

NHK+の画面キャプチャ

NHKの番組は、特に認知症の老人を対象としたものではない。聞こえづらさを感じたら、早い段階から(番組内では50代の男性を紹介)、補聴器を使い始めることで、生活の質が格段に向上することを紹介していた。

もちろん、よい補聴器は決して安いものではない。高額だと私も思う。
でも、それを使うことで得られるメリットを考えれば、コストに見合うものだと、今はわかったような気がする。

以前、耳鼻科の医師から、義母が補聴器を進められた時に、診察に同行した息子は「あそこの先生は補聴器を売ろうとばかり(正確には業者の紹介)する」と言って、反発していた。

そして、「最初から高いものを購入して、使わなかったらムダになるので、とりあえず安価なモデルで試そう」ということになったのだが、ろくに調整もせずに使わせてしまった結果、義母は自分で装着もできなければ音量の調整もできず早々に「もう使わない」になったという、一番ダメダメな典型的なパターンをたどったと思われた。

その時に正しい知識があったら、どうだったのか

最初の3か月くらいをかけて、微調整をしてもらいながら、「最適な聞こえ」を維持できていたら、その知識が息子たちにあったらどうだったのだろう?
どんどんコミュニケーションが取れなくなる義母に対して、義父は、「自分に都合の悪いことは聞こえないフリをしているんだ」などと言ったりした。
私は、本当に義母は聞こえていないだろうと思っていたが。

そんな義父も、「もっと早くに、本人が嫌がったとしても、補聴器をつけさせておけば、ここまで認知症もひどくならなかったのかも」と後悔していた。
本人が嫌がったことをさせるのはどうかとも思うが。

義母の耳が遠くなったと感じ始めた頃(5年か10年前?もっと前かも?だけれど)「歳だから仕方ない」ではなくて、「今から聴力を維持できるように対策をしないと大変なことになる」という認識を持っていたら、状況は変わっていたのかもしれない、と思った。


音楽の聞こえない人生は、私はいやだ

義母は今、特養に入所しているのだが、夕方面会に行くと、音楽(歌謡曲)が流れていることが多い。歌が好きな入所者さんは、そのカセットデッキの近くに座って聴いているのだ。

「あ、小林幸子の曲ですよ!聞こえる?」と私が聞いても、義母は「聞こえない」と答える。かなり大きな音だが、本当に聞こえないらしい。
当然、テレビの音も聞こえない。字幕も見えないから読めない。
これでは、もう日々の楽しみなんて、ほとんどないだろうな、と想像する。

聴力が維持できている場合に限るが、ご臨終の場であっても、最後まで残るのは聴力だと聞いたことがある。ドラマの中で「呼びかけてください!」ってよく医師が言ってる場面を見たりするが、あれは本当らしい。

私の友人のお母様は、昔から宝塚観劇が好きだったらしい。(私とその友人も宝塚つながりなのだが)
そのお母様は、去年亡くなったが、亡くなる前の10年間ほどは認知症だったらしい。でも、聴力はちゃんとあったらしく「母に会いに行って、昔の宝塚のDVDを見せると、一緒に口ずさんで歌うのよ」という話も聞いていた。
そして、お母様との最後のお別れの時には、病院のご理解もあって、病室で好きな宝塚の曲を流してもらって見送ることができたのだそうだ。

それを聞いて「本当に良かったな」と思ったし、私の最後の時にも、そんな風に好きな音楽に送ってもらえたら最高だろうな、と思う。

それには、絶対に聴力は失いたくない!と心から思うし、自分の両親にも、最後まで「音楽が聞こえる人生を送ってほしい」と願うばかりだ。



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