晩ご飯は何にしようか【なんのはなしです家・参加記事】
ホワイトシチューができたよと
告げる顔はほほえんでいた
カレーのほうがよかったなと
わがままに答えかえすのも
いつものことで
豚肉の生姜焼きにはトンカツを
鶏の唐揚げには焼き肉と
いつも不満で返していたね
いまさらだったから
照れくさかったから
「今日のご飯はおいしかった」と
素直に告げることが
わたしが作るご飯を
どんなものでもおいしいと
言ってくれるあなただけれど
本当においしいと思っているものが
なんなのかは
わかっているつもりだよ
だって
長いつきあいなのだから
ご飯というには小じゃれすぎだけれど
あなたのすきなスコーンを焼こう
わたしたちにはおそよ似つかわしくない
アフタヌーンティーも悪くないだろう
ふたりきりのちいさなお茶会に
気どり気分はにあわない
散文詩風・310字
※創作でありフィクションですが、筆者の生活を「モデル」にしております。創作の割合は、ご想像にお任せいたしたく。
この曲を思い浮かべながら綴りました。

©2023-2026 Harunaga Mutsuki
#なんのはなしです家
#企画参加記事
#散文詩
#niji7
#家族の風景
#笹川美和
補記:Xの記事機能を用いポストをしました=リンク貼りを良しとせぬ傾向があるので(Xアルゴリズム)よろしければ👇
— 春永睦月 Harunaga Mutsuki (@HarunagaMutsuki) April 11, 2026
いいなと思ったら応援しよう!
拙稿をお心のどこかに置いて頂ければ、これ以上の喜びはありません。ありがとうございます。