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【5歳育児日記】「効率がいい」が、5歳にとっての正解とは限らなかった

こんにちは!はるあきパパです。
5歳と0歳の姉妹育児に向き合う、
育休1年取得中のパパです。

子どもと遊んでいると、つい先回りして言いたくなることがあります。

「こうした方が早いよ」
「こっちの方が楽だよ」
「そうすると疲れちゃうよ」

どれも、子どものためを思って言っているつもりです。

でも先日、5歳の長女と工作をしていて、少し考えさせられる出来事がありました。

「効率がいい」ことが、子どもにとっての正解とは限らないのかもしれない。

そんなことを、長女に教えてもらった気がします。


その日は、お家遊びで長女と切り絵をしていました。

白い画用紙に、折り紙をいろいろな大きさに切って貼りつけて、花火を作ろうということになりました。


長女と一緒に折り紙を切って、のりで貼っていくと、画用紙の上に打ち上げ花火が3発できあがりました。

それだけでも十分かわいかったのですが、長女はさらに思いついたように言いました。

「下に水を描きたい」
「花火のまわりは、夜だから黒くしたい」

水色の色鉛筆で下の方を塗って、水を表現する。
そして、花火のまわりを黒く塗って、夜空にする。

なるほど、と思いました。

花火だけではなく、ちゃんと夜空に打ち上がっている花火にしたいのだと思います。

長女は黒い色鉛筆を持って、力いっぱい夜空を塗り始めました。


ただ、塗る範囲がなかなか広いのです。

しかも、長女はかなり力を入れて、濃い黒で塗りつぶそうとしていました。

見ていると、だんだん手が疲れてきたようでした。
色鉛筆も、どんどん削れていきます。

そこで、私はつい言ってしまいました。

「そんなに力を入れて塗ると疲れちゃうし、色鉛筆もすぐなくなっちゃうから、力を抜いて、さーっと塗るといいよ」

そう言いながら、実際に軽く塗るやり方を見せました。

大人目線では、その方が効率がいいと思ったのです。

広い範囲を塗るなら、力を抜いた方が早い。
疲れにくい。
色鉛筆も減りにくい。

良かれと思っての提案でした。

でも、長女の反応は違いました。

少し怒ったような顔で、

「いや、それだと花火に見えなくなっちゃう」

と言いました。

その瞬間、少しだけ空気がピリッとしました。

私としては、手が疲れないようにと思って言っただけです。
だから一瞬、「いやいや、でもその方が楽だよ」と、もう一度説明したくなりました。

でも、そこで少しだけ止まりました。

もしかしたら長女には、長女の中に完成イメージがあるのかもしれない。

ただ黒く塗れればいいわけではなくて、
しっかり濃い夜空の中に、花火が浮かび上がっている絵にしたいのかもしれない。

私が提案した「さーっと塗る」は、効率はいい。
でも、長女が作りたい花火とは違ったのかもしれない。

そう思って、再提案するのをやめました。

そして、長女のやり方に乗ってみることにしました。


「そっか。じゃあ、しっかり黒く塗ろうか」

そう言って、私も一緒に黒い夜空を塗りました。


そこからは、ふたりで黙々と作業しました。

長女は相変わらず、力を入れて黒く塗ります。
私もその隣で、なるべく長女のイメージに合わせるように塗りました。

たしかに、時間はかかります。
手も疲れます。
効率だけで考えたら、もっと楽なやり方はあったと思います。

でも、だんだん画用紙の白い部分が黒く埋まっていくと、花火がはっきり浮かび上がってきました。

水色の水。
黒い夜空。
その中に打ち上がった、折り紙の花火。

少しずつ、長女が見ていた景色が見えてくるような気がしました。

そして、ついに完成しました。


長女は、完成した絵を見て、

「できたー!」

と、とても嬉しそうにしていました。

その顔を見た時、思いました。

ああ、私が最初に提案した塗り方だったら、この絵にはならなかったかもしれない。

きっと、もっと薄い夜空になっていた。
もっと早く終わっていたかもしれないけれど、長女が作りたかった花火とは、少し違うものになっていたのかもしれません。


大人は、いろいろな経験をしています。

だからこそ、つい先回りしてしまいます。

疲れないように。
失敗しないように。
早く終わるように。
無駄がないように。

もちろん、それが必要な場面もあります。

でも、子どもが何かを作っている時。
自分なりに考えて、こだわって、表現しようとしている時。

その「効率の悪さ」の中に、大事なものがあるのかもしれません。

時間がかかっても。
手が疲れても。
色鉛筆が少し短くなっても。

長女にとっては、濃い黒で塗ることに意味があったのだと思います。

それは、ただの黒い背景ではなく、花火をきれいに見せるための夜空でした。


今回、私は途中で口を出しすぎず、長女のやり方に乗ってみました。

正直、いつもできるわけではありません。

急いでいる時は、きっと言ってしまうと思います。
「こっちの方が早いよ」
「こうした方が楽だよ」
と、また先回りしてしまう日もあると思います。

でも、少なくとも今回の工作では、長女のやり方に乗ってよかったです。

効率よく進めることより、長女が作りたいものを一緒に作ることの方が、大事だったのだと思います。

子どもの提案に乗る。
子どものこだわりを、少し待ってみる。
たとえ失敗しても、一緒に楽しんでみる。

そんな関わり方を、これからもう少し大切にしたいと思いました。

「効率がいい」だけが、正解じゃない。

そのことを、5歳の長女との工作に教えてもらった出来事でした。



それでは、また明日✨


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