テニス肘・テニスレッグについて
銀座の街にも、春の柔らかな日差しが届くようになりました。
週末にコートへ立つことを楽しみにされている方も多いことでしょう。しかし、その喜びを遮るのが「テニス肘」や「テニスレッグ」といった外傷です。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)やテニスレッグ(下腿三頭筋の肉離れ)は、スポーツ愛好家だけでなく、手首や足を酷使する日常の中でも発生する外傷です。
中央区銀座二丁目で40年、多くの症例を鑑別してきた視点から、その症状と注意点を記します。
【テニス肘:主な症状と禁忌】
物をつかんで持ち上げる、タオルを絞る、あるいはキーボードを強く叩くといった動作で、肘の外側に鋭い痛みが走るのが特徴です。
• 症状の鑑別: 肘の外側にある骨の隆起部分(外側上顆)を押した際の圧痛、および手首を上に反らせた際に肘に響く痛みの有無を徒手検査にて確認します。
• 禁忌(やってはいけないこと): 痛みを「ストレッチで伸ばして治そう」とするのは危険です。
炎症期に無理に伸ばすと、腱の微細な断裂を悪化させます。
また、自己判断での過度なマッサージも、炎症を増幅させるため厳禁です。
まずは「手首」を使わない安静が第一です。
【テニスレッグ:主な症状と禁忌】
ふくらはぎの内側に「後ろから叩かれたような衝撃」や「ブチッという音」を感じて発症します。
• 症状の鑑別: 筋肉の連続性が失われている箇所(陥凹)や、内出血の有無、足首を動かした際の抵抗感を指先で丁寧に読み解きます。
• 禁忌(やってはいけないこと): 最も避けるべきは「無理な歩行」と「入浴による患部の加温」です。
肉離れ直後の加温は内出血を助長し、回復を著しく遅らせます。
また、痛みを堪えて歩き続けることは、損傷範囲を広げるリスクがあります。
【眼差しと責任】
当院では、これら外傷の程度を柔道整復師の指先で厳密に鑑別いたします。
手技によるアプローチで筋肉の緊張を緩和し、本来の機能を整えます。
ただし、骨折の疑いや重度の腱断裂、あるいは手術適応の可能性があると判断した場合には、速やかに提携病院へのご紹介を行います。
何が当院の範疇であり、どこからが高度医療の領域か。
その一線を守ることこそが、銀座で40年続けてきた私たちの責任です。
銀座二丁目の接骨院。
正しい知識と鑑別をもって、皆様の日常を見守っております。
「また、思い切りスイングしたい」
その願いが、確かな日常とともに戻ってきますように。
今日一日を、どうか大切にお過ごしください。
【原田接骨院(銀座)】
銀座で開院約40年。手技を中心として機能回復を目指す接骨院です。
当noteでは、日常の不調からダンサー・アスリート・各種専門職にみられる身体の不調まで、解剖学・柔道整復学に基づいた正しい知識とお手入れ方法を発信しています。
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※ 本記事は一般的な健康情報の提供を目的としています。紹介している内容を実践される際は、ご自身の判断と責任のもとで行ってください。
※本記事の内容は、公開時点で確認した一般的な医学的知見に基づいています。個々の状態によって適切な対応が異なる場合があります。
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