「試してみることに失敗はない」|正解がない前提に立ったとき、少し楽になる話
こんにちは、葉比流(はぴる)です。
前回、
「安心して失敗できる場」について書きました。
でも、書きながら思ったのです。
もしかすると、
場の前に、
もっと大事な前提があるのではないか、と。
「試してみることに失敗はない」という言葉
そんなとき、以前にも少し記事にしたのですが
仕事は楽しいかね? の一節です。
「試してみることに失敗はない」
この言葉、よく見ると
少し不思議な言い方です。
優しい励ましのようでいて、
実は少し突き放している。
失敗がないということは、正解もない
なぜなら、
「試してみることに失敗はない」ということは、
👉 そもそも“成功”と“失敗”の線引きが曖昧
ということだからです。
つまり、
👉 最初から“正解”が決まっていない
という前提に立っている。
うまくいかなかったことは「ただの一つの点」
この前提に立つと、
「うまくいかなかった」という出来事も、
👉 失敗ではなく、ただの一つの結果
になります。
点が一つ増えただけ。
それが良いか悪いかは、
その時点ではまだ分からない。
私たちは、意味を急ぎすぎる
でも普段の私たちは、
すぐにものごとに意味をつけようとします。
これは成功か、失敗か。
正しかったか、間違っていたか。
そして、
「失敗だった」と思った瞬間に、
次の一歩が止まってしまう。
本当は、後からしか分からない
振り返ると、
「あのときの失敗があったから今がある」
そう思えることは多いはずです。
でもそのときは、
ただ「うまくいかなかった」としか思えない。
つまり、
👉 意味は後からつくもの
なんだと思います。
『仕事は楽しいかね?』のもう一つの視点
この本の中には、もう一つ印象的な考え方があります。
👉 「明日は今日と違う自分になれるか?」
という問いです。
大きな成功を目指すのではなく、
少し違うやり方を試す
少し違う視点を持つ
少しだけ変えてみる
その積み重ねが、
結果として未来を変えていく。
だから「試すこと」が中心になる
この考え方に立つと、
重要なのは、
👉 正解を当てることではなく
👉 試すことを続けること
になります。
そして、
試している限り、
それはすべて前に進んでいる。
失敗が怖いのではなく、「意味づけ」が怖い
ここで思うのです。
私たちが本当に怖いのは、
失敗そのものではなく、
👉 「これは失敗だった」と決めてしまうこと
なのかもしれません。
そのラベルを貼った瞬間に、
そこで止まってしまうから。
場がなくても、少し楽になる
もちろん、
安心して試せる場があることは大切です。
でもその前に、
この前提を持っているだけで、
少し楽になります。
👉 これはただの一つの点だ
そう思えるだけで、
次に進める。
自分として思うこと
私はこれまで、
「みんな違ってみんな良い」と言ってきました。
それは、
人それぞれ違うというだけではなくて、
👉 たどり着くまでの“点の並び方”も違う
という意味でもあるのだと思います。
誰かにとっての失敗が、
別の誰かにとっては必要な過程だったりする。
最後に
もし今、
「うまくいかなかった」と感じていることがあったら、
少しだけ視点を変えてみてください。
👉 それは失敗ではなく、ただの一つの点
かもしれません。
その点が、
後からどんな意味を持つのかは、
まだ分からない。
葉のようにおおらかに。
比べずに。
流れるように。
その流れの中で、
一つひとつの点を重ねていけたらいいなと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
