“ちゃんと育てなきゃ”と思うほど、分からなくなっていった話|NYで感じた違和感
「このままでいいのかな…」
子どもを育てていると、
ふとした瞬間に、そんな不安がよぎることはありませんか?
・周りの子はできているのに、うちの子は違う
・何かやらせた方がいい気がする
・でも、何を選べばいいのか分からない
私も、まさにそうでした。
娘がNYで生まれ、小さかった頃。
ウチでポツンと二人きりの時間をどうするればいい。。
いずれ日本に帰ることは分かっていたので、
「帰国したときに困らないように」
「脳の発達の段階で取りこぼしのないように」
そんな想いから、日本でも有名な
“フラッシュカード”を使う幼児教室の体験に行ったんです。
でも、そこで見た光景は
正直、かなりショックなものでした。
他の子たちは、先生の出すカードに夢中で反応しているのに
うちの娘だけは、まったく興味を示さず
教室の中を、ただフラフラと歩いているだけ。
「え…なんで?」
「もしかして、ヤバいかも…」
そんな言葉が、頭の中をぐるぐるしました。
さらに不安になって、
日本で“東大に子どもを入れた”という親の幼児教育の本も読みました。
でも、読み進めるうちに思ったんです。
「これ…私には無理かもしれない」
「ここまでやらなきゃいけないの?」
“いいと言われているもの”をやろうとすればするほど
どんどん分からなくなっていく。
・この子に合っているのは何?
・本当にこれが正解なの?
・私のやり方、間違っている?
このショックのあと、
ひとつ気になることを言われていたことを思い出しました。
娘がまだ2歳になる前くらいの頃、
最初に習った占星術の先生に
ホロスコープを見てもらったことがあったんです。
そのときに言われたのが、
「この子は、じっくり考えるタイプの子だから
早くからたくさんの情報を詰め込むのは向いてないわよ」
という言葉でした。
その言葉を聞いたとき、
私はどこかホッとして
そこからは、無理に詰め込むのではなく
・読み聞かせをしたり
・五感を刺激する遊びをたくさん取り入れたり
そういう関わりを意識するようになりました。
でもその一方で
「それで本当に大丈夫なの?」という不安も
どこかに残っていたんです。
そして私はまた、
“正解”を探しにいくことになります。
今振り返ると、あのときの私は
「正解」を探して、外ばかり見ていました。
でも本当は
見るべきものは、目の前の“わが子”だったんです。
この経験が、
今の私の子育ての考え方の原点になっています。
そして今は
・子どもが自分で選び
・自分で成功体験を積み
・自分の強みを理解しながら進んでいく
そんな関わり方に変わりました。
では、なぜそれができるようになったのか?
次の記事では、
「“頑張ればできる”が通用しない子どもたち」
についてお話しします。
