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【らんたん】推しでバレる価値観


「女子大河小説」と帯を巻いた

柚木麻子 【らんたん】

恵泉女子学園の創立者、河井道と一色ゆりが時代を駆けながら、手を取り合い、シスターフッドの絆を描いた長編小説です。
登場人物の多さと豪華な顔ぶれ。

河井道 一色ゆり 津田梅子 大山捨松 平塚らいてう 伊藤野枝 神近市子 山川菊栄 広岡浅子 村岡花子 柳原白蓮 市川房枝 etc...
(NHKでの実写化を願ってます🙏)

学校に行けること、仕事が出来ること、noteで発信することがどれほど素晴らしいか、ずっと考えてしまいました。

そんな中、これほど多くの登場人物がいるもんで、"推し"が出来てくるわけですよ。推さずにはいられないんですよ!

・他者への優しさ、救いを軸にする、河井道、一色ゆり
・厳しいけれど、規律や責任を重んじる、津田梅子
・自由や衝動を肯定する、平塚らいてう、伊藤野枝
・優雅さの中に哀しみを隠し、静かに最善を尽くす、大山捨松
・希望や想像力で、内面を支える、村岡花子
・社会を現実的に変えるために戦う、市川房枝

誰に共感したかではなく、誰に“引っかかったか”で、どんどん自分の価値観が炙り出されていきます🔥
「丸ごと全推し」という訳でもなく、先人たちの好きなところ、共感できないところも含めて、「私たちの課題になる」と思っています。

誰が上も下もない。どの女性、一人欠けても、今という時代はありえない。(本文抜粋)

自由や衝動を体現する生き方には惹かれつつも、どこかで立ち止まってしまうし、優しさや救いを軸にした生き方には、少しだけ甘さを感じてしまう。

単純な“この人が好き”ではなくて、「どう在りたいか」と「どうはなりたくないか」の間で揺れている状態なのかもしれません。
正しさも、優しさも、強さも、全てが不完全である事で、私たちに「課題」を残してくれてるんだと感じます。


◎内容紹介◎
「BUTTER」著者渾身の女子大河小説。大正最後の年。かの天璋院篤姫が名付け親だという一色乕児は、渡辺ゆりにプロポーズした。彼女からの受諾の条件は、シスターフッドの契りを結ぶ河井道と3人で暮らす、という前代未聞のものだったーー。
2021年11月1日発売
(U-NEXTから抜粋)

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