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立ち上がりで股関節が痛い時に"疑うべき"原因筋3選|大殿筋・大内転筋・腸腰筋の評価ポイント

こんにちは!
今回は症状別シリーズ第5弾として、「結帯動作で疑うべき筋肉3選」をお届けします!

第1弾・第2弾・第3弾・第4弾を合わせて読みたい方は、こちらから👇

「立ち上がり動作」で股関節自体が痛い、あるいは股関節の前面などに違和感がある場合、どの筋肉を疑って評価を進めるべきでしょうか?

 動作の局面や、痛みの部位によってもちろんターゲットは変わります。
筋肉だけではなく、関節唇や関節包などの関節内構造の問題も考えなくてはいけません。

しかし、時間的な制約なども考えると、評価にそこまで大きな時間を割くことが出来ない先生も多いと思うんですね。

そこで今回は、立ち上がりで股関節が痛い時に、評価の入り口として「まず疑うべき3つの筋肉」について解説します!

動画でご覧になりたい方は、こちらから👇


①大殿筋


立ち上がり動作は「股関節が屈曲している状態から伸展方向へ移る動き」です。

この時、股関節のメインの伸展筋である大殿筋は非常に重要になります!

⚪︎動作での特徴: 立ち上がる際に「体幹の前傾が強すぎる」、あるいは「股関節がしっかりと伸展しきれていない」といった動作が見られる場合は、大殿筋が問題となっているケースが多いです。

⚪︎痛みの特徴: 主に「後方側(殿部側)」の出力や症状に問題がある場合、まずは外せない筋肉ですね!


②大内転筋


内転筋群の1つであるため股関節の内転筋として見られがちですが、実は立ち上がり動作においても非常に重要な役割を持ちます!

⚪︎動作での特徴: 大内転筋には2つの線維がありますが、そのうちの「後方線維」は股関節の伸展の補助筋として作用します。

そのため、荷重位で踏ん張りきれていないような所見がある場合は要注意です。

⚪︎痛みの特徴: 立ち上がりの際に、股関節の「内側」に痛みや違和感がある場合は大内転筋を疑います。
大殿筋(後方)との部位の違いでカテゴリー分けすると評価しやすいですよ!


③腸腰筋


先ほどの2つ(大殿筋・大内転筋)が股関節の「伸展」に作用するのに対し、腸腰筋は股関節の「屈曲筋」です。

⚪︎痛みの特徴: 立ち上がった時に股関節の「前面」に痛みや違和感、あるいは「詰まり感」を訴える場合は、腸腰筋に問題がある可能性が高いです。

⚪︎動作での特徴: 屈曲の主動作筋としてよりは、屈曲位から伸展位へ持っていく際の「前方組織のブレーキ(伸展への制限)」として関わってくるケースが多いのが特徴ですね!


まとめ:症状の部位からターゲットをカテゴライズする

これまでの話を整理すると、立ち上がり時の痛みの部位によって以下のようにカテゴライズできます!

  1. 「後方側」の出力不足や問題 → 大殿筋

  2. 「内側」の踏ん張りの弱さや痛み → 大内転筋

  3. 「前面側」の詰まり感や伸展制限 → 腸腰筋

同じ「立ち上がりでの股関節痛」でも、どこに症状が出ているかによって原因筋は異なります。

ぜひこの視点を持って、明日からの臨床の評価に活かしてみてくださいね!


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