バックレ・トゥ・ザ・フューチャー 第1話「再」
「ときどき」は「いつでも」で
「絶対ない」は「たぶん」ってことなのさ
「ときどき」は「いつでも」
たぶんね
2026年5月、地球上でいちばん行きたかったあの場所へついに行ってきた。ラスベガスを拠点に、レンタカーをぶっ飛ばして往復900マイルのロードトリップ。競馬好きのお前ら以外にはなじみがないかもしれんから一応書いておくと、1マイル=約1.6kmな。
出発する1か月ほど前だったか、いつものように福岡市内をPCXで走り回っていると素晴らしいのれんがある店を見つけてしまった。ここで決起集会をやるしかない!というわけで5月中旬、俺たちの福岡市鍾路区ことけやき通りへ向かった。

彼女には「決起集会にドンピシャな店、警固らへんで中華系」という情報しか教えてなかったところ、「アメリカ=新世界」で別の店を予想していたらしくこの火の玉ストレートな店名を見て爆笑していた。氷で冷やしたキンキンの赤星とレモンサワーと餃子と中華おつまみ最高~チェゴ~。


友人のボークー夫妻を呼び出して近くの立ち飲み屋で合流。うちら4人全員と何かしら学校がかぶっている大先輩と出会ったり(3軒目ごちそうさまでした!)、伝説のスケーターJason Dillも飲みに来てて少し話したりしてカオスな夜だった。ファッキン・オーサム(Jasonがやってるブランド名)な旅行になりそうな予感がしてきたね。

それから10日ほどたって出発日。今年3月、国際線と博多駅まで車で10分という最強の場所に引っ越したので、Uberタクシーを呼んでイージーに空港着。Uber呼ぶと運転手が第一声「Ryo様ですね」って言ってくるけんついついチップをあげてしまうね。空港の駐車場も死ぬほど高くなったし片道1000円ちょっとでタクシーで行けるのは助かる。
今回いろいろあって2月ぐらいにこの旅行に行くことになったのだけれど、LA行き含めマイルでどうやっても飛行機取れず、エアカナダで仁川⇔バンクーバー⇔ラスベガス往復9万円ちょいが最善の選択だった。大韓航空で仁川ラスベガス直行便もあったけど25万円やったし……。福岡⇔仁川は大韓で4万円ぐらいで、ラスベガスまでスルーバゲージもしてくれて良かった。往路はラスベガスまで丸1日かかる感じ。
5/24
08:00 家発
08:10 福岡空港着
10:35 福岡発
12:00 仁川着
17:45 仁川発
★時差ワープ16時間戻る★(フライトは10時間弱)
11:35 バンクーバー着(日韓 5/25 03:35)
14:10 バンクーバー発(06:10)
17:00 ラスベガス着 (09:00)

昼間に韓国のビールcassを注文するときは「僕はカスでーす」って気がしてきておもろい。その後CAさんがスレギ(ゴミ)を回収しているときに「僕がスレギです!」って名乗り出るかも迷った。唐米袋に詰められて豆満江かどこかに投げ込まれるかもしれない。昔じいちゃんがふざけて「きさまぁトーマイブクロに入れて三瀬峠に捨てげーいくぞ!」ってよく言ってた。見捨て峠、身捨て峠。

仁川の第2ターミナルに到着して、あのコンコースを通る電車みたいなのに乗って第1ターミナルに移動。第2のままが良かったなー、次のフライトまで5時間ぐらいあるなー。仁川ではいつもドタバタしているので今日はゆっくり探検して、ハイネケンを飲んでトンカスを食べて、ダンキン・ドーナツのアイスアメリカノを飲んでくつろいだ。しかし第1ターミナルのフードコートは混雑しすぎやし、しょぼい。



この日からバンクーバーのことはボークー・ベンと呼ぶことにした。日本語も韓国語もVの発音を表記できてないね。日本語はヴェンクゥーヴァにしてほしい。旅行中にどっかでVをBと発音してしまって通じない問題が発生したんやけど、思い出したらまた書く。
エアカナダでは赤ワインを飲んだ。飛行機のイヤホンいつももらわんけど、Bluetoothトランスミッターがあれば無線イヤホン・ヘッドホンも使えるらしいね。映画とか最新のやつもいっぱいあったし用意しとけばよかったー。



自分は通路側で、隣には片腕折れニキとその彼女らしき人が座っている。別に徳を積もうとか思ってないけど食事やドリンクの上げ下げを手伝ったりなんかして。降りるときも「バッグとっちゃろうか?」つって取ってあげた。これは日本におるときもやけど、アメリカによくいる気持ちいい親切な人、あんな感じで日々過ごしたいやん。素敵やん。

太平洋を横断してやっとバンクーバー国際空港(YVR)に着いた。アメリカ乗り継ぎの案内板に従って進んでいくと有人カウンターがあって、彼女と一緒に係官と軽く談笑。「どこ行くんー?」「ラスベガスから〇〇行ってまたラスベガスに戻るよー」「あ、そんでもしかして戻ってきてから××?」「そうそう!いぇあ」「OK楽しんでー」「ありがとー、ではー」みたいなあっさり感。

搭乗口近くに着いてまわりをちょっと散策してみる。売店では水が5ドルぐらいで売られている。1カナダドル=約115円か。とんでもねえな。ペットボトルを持っていてもどうせ出国や乗り継ぎのたびに中身を捨てないといけないので、彼女がおしゃれ空ボトルをひとつ持ってきていた。給水コーナーを探して水をくむ。だいたいどこもトイレの近くにある。給水機使うのって中学生ぶりとかな感じがするわ。しかしこのボトルは旅行中ずっと役立ってくれた。水は大切、水は大切(前回のアメリカ旅行のキーワードの1つ)。
座ってアメリカ入国のことを調べていると、さっきの乗り継ぎコーナーのカウンターがアメリカ合衆国の入国審査だったことが判明した。え、うちらもう書面上はアメリカにいるってこと?LAXとくらべて待ちも全くないし審査の雰囲気ゆるすぎじゃない?バンクーバー経由にしてよかったー。再びエアカナダ、さっきより小さい飛行機に乗り込んで出発。



3時間弱でラスベガスに到着。砂漠の真ん中にいきなり街が出てくる。空港は福岡市ばりに街にくっついている。国内線扱いだったので荷物を受け取るだけで自由の身に。レンタカー屋へのシャトルバスに乗ろう。一瞬外に出ると日差しが半端ないけど、カラっとしていて気温ほどの暑さは感じない。
ラスベガスは空港から無料バスで10分ぐらいのところにレンタカーセンターがあって、そこに各社のカウンターが集まっているシステム。Hertzゴールドメンバーで予約していたので、本来なら駐車場のゴールドコーナーに直で行って勝手に車を選ぶのだが、長時間移動の疲れもありよくわからなかった。場所を教えてもらおうとゴールドカウンターに行って、係の陽キャおばちゃんと話していたら車を決められてしまった。もうこの流れに身を任せよう。
指定されたロット537に行ってみると、真新しいホワイトのKIA K4が!前回LAで乗ったヒョンデ・ソナタが快適で今回も韓国車がいいなと思ってたからちょうどよかったね。なんでもマクトゥーブ、略してなんマクだよ。うちらの親友のオ・ウォンソン兄貴も「暴走車両は起亜に限る」「漢は黙って起亜に乗れ」って言ってた!

もう日没も近づいてきてるし、今日は買い出しだけしてホテルでビール飲んで寝よう。調べておいたホテル近くのターゲットに寄ってお買いもの。この店舗は食料品があまり充実してなく、カップラーメンはいいのがなかった。
アローヘッド(MLB公式湧き水) 500ml 24本:6.79ドル
バドライト (あっちの気候やとバリうま)355ml 12本:11.99ドル
カリフォルニアルーツ赤ワイン(うちらのふるさと):5ドル
瓶コカ・コーラ(憧れのメキシコ仕様)4本:7.69ドル
リプトン水出し紅茶(でかいの22パック):4.19ドル
ラッフルズポテチ(これもコスコサイズ):4.29ドル
ドリトス(プリングルスみたいな筒入り、W杯メッシ仕様):2.19ドル
ネヴァダ州税(酒16.99ドルに対して):1.42ドル
合計43.56ドル、袋は無料でもらえた。3年前にLA来たときは1ドル135円ぐらいやったのに、今や160円てどんだけ円弱いんや。クレカ明細7200円ぐらい。買ったものをトランクに詰め込んでホテルまで約5分。敷地から出るときに珍しく方向音痴をかましてしまった。
本日のお宿はレジデンス・イン・バイ・マリオット・ヒューズ・センター。都心からやや外れた、コンサートや4D映画をやっている球体施設スフィアの近く。ラスベガスが舞台の映画『ハング・オーバー3』をテレビでちょうどやっていたのでひさびさに見つつ、ポテチ少し食べてビール2本飲んで22時前に寝た。飛行機でも少し寝たとはいえ、日本時間だともう翌日14時ぐらいか。きちー。よう覚えてないけど、2時ごろ起きてワインも少し飲んだらしい。



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