見出し画像

【レースレビュー(複勝的中🎯)】25京王杯SC~ロジリオン(3人気3着)~

馬場が速くなったらこうなるというある意味では順当な結果。

日本レコードが出るほどの高速馬場。1.2着はスプリント戦の強豪。1600メートルに振れた馬ではなく、1200メートルに振れた馬に適性が向いたレース。推奨馬はよく走った。

こんな予想をしていた。

そしてこんな結果になった。

25京王杯SC

1.レース適性

1400メートル戦の予想の肝は、1400メートルという非根幹距離に適性のある馬を見出すと同時に、1200メートルに振れるのか、それとも1600メートルに振れるのかというレース/コースの見極めもまた大切になるという教訓的な結果。

単に上位3頭が強い競馬をしたという評価に落とし込むだけでは今後につながらない。

この日は朝から時計が出ていた以上、それをわかっているならば1200メートルに適性が振れることは自明の理。ならば、スプリンターを買えばよいよいということ。

そんなコースで、1600メートルまでを射程に入れる推奨馬はよく走ったという評価。

2.川田さんの心境

帰国後初重賞。鞍上の心理面の心配もあったので評価を落とした。そのとおりになったともいえる結果。

大丈夫そうでも、そうではなかったというのがここでの評価。というのも、勝負所の追い出しがワンテンポ遅れたこのがその理由。自信にあふれた川田さんならば、あのコースバイアス、あの流れであのバリ取りであれば、追い出しをもうひとつ早めていただろうから。

結局その差が勝ち馬との差につながった。

もちろん、このレースを本気に勝ちいく必要がなかったことも影響しているだろうけど、そんな追い出しに至る機微が気になったということ。

昨日のかしわ記念(ポタジェ)をも使ったオーナーの戦略を考えると引退はまだ先になるのかも。となると、寒くならない時期のスプリント戦(25スプリンターズST)が最後の狙いのレースになりそう。

その頃には完全復活しているだろう川田さんの自信にあふれたレースを期待して待ちたい。

3.松山さんのあれこれ

東京コースの持ち時計を2秒詰めた結果の3着。上位2頭のスプリンターに適したコースバイアス。

それを考えると悪くない結果。

ただ、この週のどこかで松山が穴をあける好騎乗を見せるのではないか?という直観は外れ(1-1-1-12)。

ただ2着になった25是政ST(5/3 東京9Rダ2100)のポッドロゴ(5人気ハナ差2着)には見どころ十分。スタートをキメたもののあえて出していかずにバリ取り争いをやり過ごす。その後に距離ロスを極力抑えるがごとくにインにバリ取り。最後までラチ沿いをタイトに回して、直線差し込んだもののハナ差だけ逃げ馬をとらえきれず。

こんな決め打ちができるのが好調時の松山。それを日曜日にも期待したけど、日曜日は0-0-0-9と撃沈。2度の1番人気、1度の3番人気でこうなので全くダメ。

まだまだ復活途上。

4.レース後コメント

推奨馬のコメントは以下。そうだよね。まさにそんなレースというコメント

今日は落ち着いて雰囲気も良く、上手にレースをしてくれました。前回は勝ちにいって動いたぶん、最後苦しくなりましたが、今日は道中いいリズムで運べていい競馬ができました。上位2頭は強かったですが、この馬もいい走りでしたし、どこかでチャンスがあると思います。

推奨馬ジョッキーレース後コメント(ラジオNIKKEI)

安田記念を使うんだろうか?と考えると同時に、どこかでチャンスがあるというどこかがどこになるのかという宿題を与えてくれるコメント。

コースレコードを出して重賞5勝目に導いた武史さんのコメントは以下。

能力はGI級だと思っていたので、まずは勝ててホッとしています。レコードタイムが出ているなという感じはあまりしませんでした。1400mであまり得意と言える舞台ではなかったのですが、何とか折り合いもつきましたし、終いの弾け方はとても良かったです。1400mですから、とりあえず折り合いがメインになると思っていました。想像より上手くいきました。陣営の方々も、高松宮記念を使ってから大事に調整して下さったので、それがいろいろと生きてくれたかなと思います。まずは馬が無事なのが最優先ですし、厩舎の方といろいろ話して、今後さらに良いプランを考えていければ良いなと思っています。

勝ち馬ジョッキーレース後コメント(ラジオNIKKEI)

高柳師は秋からの再始動を明言。そりゃそうだよねというローテーション。

右に張るようなところがありましたが、ジョッキーが上手く乗ってくれました。枠も流れも、ポジションも良かったと思います。オーナーとも話をしましたが、安田記念は使わずに秋に備えるつもりです。馬の体調を見ながらになりますが、セントウルSから中2週でスプリンターズSに向かう予定です。

勝ち馬調教師レース後コメント(ラジオNIKKEI)

気になる川田さんは以下。

体も心も、具合良く迎えられ、最後まで精一杯頑張ってくれました。

2着馬ジョッキーレース後コメント(ラジオNIKKEI)

なんだか、こっちまでしんどくなるようなコメント。早く元気になってほしい。

上記コメント引用元は以下。

5.なんだかんだ

日本レコードが出たほどの高速馬場。安田記念につながるのは可能性としては2頭。

推奨したロジリオンと4着に差し込んで来たレッドモンレーヴ。末脚の勢いから後者にこそ距離延長は利するという説が、多分安田記念の週にはにぎやかになる。

ただ気をつけたいのは、ビッグレースの前には、いろんな馬が過剰に取り沙汰されること。そしてそんな馬が馬群に沈むのを見るのもまたとてもよくあるパターン。先日の天皇賞(春)で穴人気したハヤテノフクノスケなんかもそんなケース。

その評価は過剰か適正か。その理由は何か。そんなことを考える力こそが馬券力向上に重要。

ここでの評価はあくまでも前目につけて3着を確保した推奨馬を上位に取る。このレースの経験を活かすのはロジリオンという見立て。

トップハンデとなったマイル戦を2戦消化し、そのあとの距離短縮戦で仁保レコードが出る高速戦を経験。3歳時に示した適性(NHKマイルカップ3着)をより高めて迎えるG1戦。この馬もまた強い4歳世代。

春開催後半となる荒れた芝。これまでと真逆の適性が求められるであろうレースでこそ、多様な経験が生きる。

安田記念の週に思い出せるようにと、今のうちに書いた。

いいなと思ったら応援しよう!