今日のヘーベル : ダウンライトの選び方 「直径とグレアレス」
今日のヘーベル。
誤差のようで、地味に細かいあれこれ。
今回は照明について記録しておく。
なおマイデッサンにおける間接照明についてはこちらで記載。
照明計画において、一番に目が行くのは間接照明やペンダントライトをどうするかという点だ。
値段のインパクトも大きく、空間の印象をガラッと変える。
しかし、純粋な設置数で言うと一番多いのはダウンライトである。
このダウンライト選びにおいて、争点は大きく3つあった。
1つ目は「明かりの色」だ。
温かみのあるオレンジ系の電球色か、太陽光に近い自然な白さの昼白色か。
これらは部屋の用途や好みですぐに決まる。
2つ目は「調光」機能。
スイッチ一つで明るさを自在に絞れる機能のことだ。
リビングには基本的に採用するとして、寝室にもつけるかどうかが悩むポイントになる。
3つ目の盲点は、「電気の幅(口径)」である。
直径が細いとスタイリッシュでかっこよく見える。
逆に太いと、少し野暮ったく感じる。
気にするかしないかは個人の感覚次第だ。
ただ、我が家はこれがどうしても気になってしまった。
では、どこまで細さを追求するか。
50ミリの極小サイズにすると、調光や色の切り替え機能に制限がかかる場合が多い。
さらに、一つのライトで照らせる範囲が狭くなるため設置数が増え、結果として値段も上がる。
一方で100ミリは、一番広範囲を明るく照らせるためコストパフォーマンスが良い。
そしてもう一つ、我が家を大いに悩ませたのが「グレアレス」という選択肢だ。
このグレアレス、真下から見上げない限り「電気が点いているかどうかわからない」ほど光源が見えにくい作りになっている。
一見すると照明としての役割を果たしていないようで、デメリットにさえ思える。
だが、これが信じられないくらいオシャレに空間を演出してくれた。
ダウンライトでありながら、シュッとした直線的な光が落ちる。
壁に落ちる影の境界線が美しく、何より光源が直接目に入らないため全く眩しくない。
この「眩しくない」というのは、生活する上で地味だが確実なメリットだった。
検討を重ねた結果、我が家は75ミリを採用した。
最後まで悩んだのは、寝室を50ミリにするか75ミリにするかという点。
ホテルのようなかっこいいクールな寝室を目指すなら、50ミリを採用するのも手だった。
しかし、寝室こそ柔らかく広がる光が欲しいという結論に至り、リビングと同じ75ミリに落ち着いた。
正直なところ、住んでしまえば数センチの違いなどすぐに慣れるはずだ。
しかし、検討中の時はどうしても視野が狭くなり、その事ばかりを考えてしまう。
どうしても気になってしまう。
「ルーモス(光よ)」と唱えれば思い通りの明かりが灯るハリーポッターの世界が羨ましい。
照明一つをとっても、突き詰めると本当に奥が深い。
これからいいレストランやホテルに行く時は、天井の明かりもしっかり観察しようと思う。
人生の解像度が上がり、楽しみがまた一つ豊かになったので、よしとする。
続く。
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