今日のヘーベル : マイデッサンの照明計画「間接照明は本当に必要か」
今日のヘーベル。
間接照明について。
マイデッサンは照明は注文住宅と同様にほとんど制約なく選ぶことができる。
ペンダントライトやダウンライトはもちろん、間接照明もよほどのことがない限り自由に取り入れることができる。
YouTubeにもインスタにも、オシャレな間接照明が山ほどある。
リビングに寝室、トイレに玄関。本当にどれも素晴らしい。
我が家は、その間接照明を「ゼロ」にした。
今回は、そこに至るまでの葛藤と変遷を記録する。
当初、我が家も採用する予定だった。
寝室とリビングのメインの壁をふんわり照らす、王道のやつだ。
ただし、キッチンやその他の場所には入れる気はなかった。
間接照明を仕込むためには、構造上どうしても天井を少し下げなければならない箇所が出てきたり、照らす対象(家具の配置など)を固定しなければならなかったりする。
しかし私は天井を下げたくなかった。純粋に空間が狭く感じるから。
家具の配置も固定したくなかった。将来のライフスタイルの変化に備えて、柔軟性のバッファは確保しておきたかった。
(余談だが、マイデッサンは「天井を上げる」のはルール違反なのに、「間接照明のために天井を下げる」のはOK。大企業の基準がよくわからない)
そんな条件の中で検討を進めていたが、SNSやカタログで色々なオシャレな事例を見過ぎてしまい、次第に「結局何がいいのか」が完全にわからなくなってしまった。
迷宮入りしかけていた時、展示場で見たある手法が目に留まった。
壁の近くに普通のダウンライトを設置し、その光の濃淡だけで壁に影を作るというシンプルな設計だ。
それを見たとき、「これが一番よく見える。別にこれで十分オシャレだし、良くないか?」と腑に落ちてしまったのだ。
冷静に計算機を叩いてみる。
間接照明は1箇所あたりおよそ10万円のコストがかかる。
おまけに構造上、その隙間にはどうしても埃が溜まりやすいらしい。
ただでさえ「本当に欲しいかどうかわからなくなっているもの」に対して、10万円を払い、さらに将来の掃除の手間まで背負い込むのか?
その結果、我が家の間接照明は全部なくなった。
もちろん、ゼロか百か、みたいな極端な考え方はあまり良くないかもしれない。
でも心の中でかの海軍大将が言う。
「やるんなら徹底的にだ」と。
中途半端に迷うくらいなら、徹底的に削ぎ落とす。その結果が「ゼロ」だった。
家づくりにおいて、色々な情報を見過ぎて訳がわからなくなるのは、誰もが通るあるあるかもしれない。
ただ今になって冷静に振り返ると、将来の比較対象として1箇所くらいは入れておいて、「結果的にどっちが良かったかな」と検証できるようにしても面白かったかもしれないな、と少しだけ思う。
浮いたお金はペンダントライトなど他の照明に充てようと思う。
続く。
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