コンスタンティンとかいう映画
キアヌ・リーブス主演、2005年の映画である。
ジョン・ウィック1を観た後にどうしても接種したくなって再生していた。割と好きなので定期的に流してはいる。
つまりはそういうぶっとび映画ということ。原作はアメリカの漫画らしい。
U-NEXTにある。アマプラではレンタル。
簡単あらすじ
人間の他に、天使、悪魔が姿を変えて現世に干渉する世界にて、タバコの吸いすぎで余命いくばくの悪魔祓い師ジョン・コンスタンティンが均衡の崩れを察知して大暴れする物語。
おごそかなエクソシスト系ホラー……ではない。
適当に日本ぽく説明すると、塩を握った拳なら幽霊をブン殴れるのでそれで解決します、みたいなムチャクチャをやる。
だが別にコメディではない。本編はドシリアスでクールだ。
でもその勢いが気に入っている。
以下、好きポイントを紹介していく。
・自業自得過ぎるジョン・コンスタンティンの余命
主人公は若いのに末期の肺がんに侵されており、余命があと1年くらいである。しかも死んだ後に行く先は、自分が祓いまくった悪魔たちのひしめく地獄だと確定している。
地獄行きの理由については、まあ、同情の余地ありではあるのだが、若いのに死が確定していること関してはただのタバコの吸いすぎである。
なぜ俺なんだ、と現世にいる天使ガブリエルに対してキレるのだが、15歳から毎日30本タバコ吸ってるせいですと冷静に諭されるのは悪いがちょっと笑ってしまう。当たり前だろ。
最終的にその肺の汚さをなんやかんや概念的に視聴者は観ることになるのだが本当にきったない。
地獄の王、ルシファーの足元に沸くタールとほぼ同じである。
ちなみにアードベックを飲んでいるのはなんか良い。
・天使ガブリエル=ティルダ・スウィントン様
人間界に存在する天使、"ハーフ・ブリード"であるガブリエル。
最高に美しい。
初めて観た時は登場シーンで既に気が狂って一時停止して眺めるを繰り返していた。
演じているのは女性であるティルダ様であるが、このお方、無性の人知を超えた存在というものが似合いすぎる。
中性的ではなく、無性的なのだ。性別という概念、人間という枠を超えたまさに天使という役があまりにぴったりである。最高最高。このキャスティングは世界一。
とにかく美しい、最初は人間の男性用スーツを着用しているのだが、その姿もスタイリッシュで完璧である。そこに大きな翼が一瞬垣間見れる。おお素晴らしい……。
ソファに座る際になんかちょろっと上着の裾をぴらッとする所作もかっこいい。たしか燕尾服とかの正式な座るときの挙動らしい。足なっがい。腰の位置たっかい。足なっが。お顔が美しい。
しかも終盤ではキアヌ・リーブスの顔面を足で踏んづける。いいんですかそんなものみせていただいて。手も足もしっかりしておりカッコイイ。白い天使の服装も似合っている。良い。最高だよ。完全に限界オタクになる。
どうやら吹き替え版では、かの田中敦子が声を当てているらしい。絶対に超似合うだろ。
しかし自分が観ているU-NEXTには英語ボイスしかないので、ぜひ吹き替え版もどこかで観たい……。
・クレイジー武器
ショットガン
コンスタンティンといえばなんといってもショットガン。あれショットガンだよな?(不安)
このショットガン、もはや趣味悪いの域に達するレベルにド金ピカなうえに、十字架が生えてたり、リボルバーが付いていたりでクソデカいのである。ついでにドラゴンの息を使用した火炎放射もできる。バカの武器(褒めてる)。俺はこいつが大好きだ。
しかも十字架の形をしているので、本体で直接悪魔を殴打しても効果があります!やったね。
なんと使用する銃弾は金ピカの十字架などの聖具を溶かして形成したものである。やりたい放題である。
メリケンサック
これまたド金ピカのゴツいメリケンサックである。
十字架が刻まれているので、握り込んで悪魔をグーで殴ろう!
いいのかそれで。
いいんだそれで。
聖水
水に十字架を突っ込めば聖水になる。
お手軽すぎんか!?
映画の前半は比較的それっぽいアイテムを使ってエクソシストをしているのだが、終盤はずっと物理攻撃である。
やはり暴力。暴力は世界を救う。
・ヘネシーが酒を飲めないシーン
主人公の友人であるヘネシーが幻覚を見せられ、狂うシーンがある。
これがめちゃくちゃ攻殻機動隊イノセンスのコンビニでバトーが乗っ取られるシーンに似ている。
初めて観た時は驚いた。イノセンスはコンスタンティンより1年前、2004年の映画である。オマージュ……?
・腕の魔法陣
ジョンは片腕に半分ずつ魔法陣が彫られてあり、両腕を合わせると一つの魔法陣が発動する。
ぶっちゃけそれがどんだけすごいものなのか言及されていないのでよくわからないが、超がんばっていたので多分すごいことなんだと思う。
とにかく両腕を合わせると一つの魔法陣になる、というシステムが中二病心に良い。
・コンスタンティン大好きルシファー
地獄の王、ルシファー。
わざわざウキウキで地獄からジョンを迎えにくるくらい気に入っている。あとジョンのほっぺを味見する。なんてこった。
なにがどうなってそうなのか知らんが、あのまま地獄に連れられていたらどうなっていたのだろう。
悪魔を地獄送りにしまくった復讐をされるのか、はたまた重宝されて極悪非道、最恐のルシファーの右腕、地獄のナンバーツーとかになったりしたのだろうか。それはそれで見たい。
それにしてもルシファーもキャラデザが秀逸である。
地獄の王のくせに真っ白なスーツ、表情豊かなコミカル愉快おじさん。漫画みたいな口の動き方をする。
しかしちゃんと悪魔であり、白いスーツに対して足元は常にどす黒いタールが沸いてくる。
最終的に天使に取られまいとジョンを健康にしちまうし、どんだけ気に入っているんだ。なんでこの後を描いた続編がないのだ。許されねえ。
もっとジョンに執着するルシファーが観たい。
・結局主人公が好き
なんだかんだ自分の徳を積むために悪魔を祓いまくっている自分の事しか考えていないジョンのカスなとこが気に入っている。
でも結局首を突っ込みまくってちゃんと面倒を見てやるところも良い。ルシファーを呼び出すために取った行動もキマってて最高である。
最終的に自己犠牲という最高の徳を積むことになるのだが、それが本当に優しさゆえなのか、はたまた計画的なのか正直判断がつかない。
アンジェラとイザベルのためという気持ちもゼロではないだろうが、ぶっちゃけジョン・コンスタンティンなら計画的犯行だったとしても納得できてしまうので……。
そのうえでルシファーに向かって中指を立てる姿は爽快である。おもわずにこやかになる。
腕の健切って指が使えないんじゃなかったか?????まあいいか……。
チャズとのコンビももっと観たかった。というかあんな意味深は終わり方してなんで続きがねえんだ。
まとめ
とりあえず自分はこの映画が好きである。なんというかこう、教養になるとかそういう感じではないのだが……勢いと画面の中と世界観とジョン・コンスタンティンという男が好きだ。楽しい。
ドラマ版があるっぽいのだが、主人公はキアヌのジョンではなく、また別物という感じのようだ。
映画から21年経った現在、なんかどうも続編計画が進行しているらしい……どういうことなのだ。さすがにオリジナルメンバーは無理だろうな……。
ところでジョン・ウィックもコンスタンティンもどちらも「ジョンのキアヌ」である。ややこしいな。
おわり

