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【オーディオ】Edifier MR5 レビュー|音楽用に買ったスピーカーで、映画まで手放せなくなった話

私は、音楽を聴きながら作業するのが好きです。

でも、長らく使っていたパソコン用スピーカーには、ずっと不満を抱えていました。

低音は弱い。
フラットとは言いがたい。
「まあ、こんなもんか」と自分に言い聞かせながら使い続けていたのですが
——ある日ついに我慢の限界を迎え、モニタースピーカーへの乗り換えを決意しました。

選んだのが、Edifier MR5 です。

結論から言います。

音が、まるで別物になりました。

「音楽制作するわけでもないのにオーバースペックでは…?」と正直思っていました。
実際、デスクに置いたときのサイズには一瞬怯みました。

それでも、この構成で音楽を聴いている時間の豊かさを考えると、価格も設置のしにくさも、もはやどうでもよくなっています。

📝スペック詳細・接続構成・MR3/M60との比較は、ブログ版で↓


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音楽用に、と思っていたのに

そもそも動機は単純で、「音楽を聴きながら作業する時間を、もっといい音にしたい」というだけのものでした。

予算的に本格的な音楽制作向け機材は対象外。
だから「ハイエンドスピーカー」みたいな選択肢は最初から眼中になく、コスパに優れたモニタースピーカーを探していたところMR5に行き着いた、というのが実情です。

ところが、届いた段ボール箱を開けた瞬間に第一声が出ました。

「でかっ」

W159×D280×H264mmのサイズ(一本あたり)。
これが2本、デスクに並ぶわけです。
「これ、ほんとにデスクに置くやつ…?」と本気で迷いました(笑)

ですが、いざ設置してみると、最初に驚いたほどの圧迫感はありません
私のデスクは160cm幅で、両端に斜め置きしても十分にまわりの余裕があります。

そして、配線を済ませて電源を入れて——音を鳴らした瞬間に、すべてが報われました


音が"鳴る"じゃなくて、"立つ"

接続構成は、MacBook Air → NEOHIPO H1(DAC) → Edifier MR5。MacBookのデジタル音声をDACでアナログに変換し、RCAケーブルでスピーカーへ送る形です。

私が常用しているのは「モニター」プリセット。
フラットで、楽器の分離感が圧倒的に高い設定です。

これがもう、ちょっとした衝撃でした。

星野源「Eureka」 では、ピアノの旋律に星野源の繊細な声がしっかり乗り、その裏に流れるベースラインまで確かに届きます。
ボーカルが空間のど真ん中に「立っている」感覚——音が鳴るというより、その場に楽器と歌い手がいる感覚です。

米津玄師「IRIS OUT」 では、ズンズン響くバスドラと米津玄師のしゃがれた声が前に出る中、コーラスも各楽器も埋もれることなく空間を満たしていきます

Eric Clapton「Layla」(ライブ盤) に至っては、クリーントーンからオーバードライブに切り替わる瞬間のニュアンスまで聴き取れて、正直鳥肌が立ちました。

「3ウェイ」というスピーカー構成のおかげで、低音・中音・高音にそれぞれ専門のドライバーがついています。
一般的な2ウェイのスピーカーだと、ひとつのドライバーが低音と中音を兼任するため、どうしても音が混ざりやすい。
MR5はそれぞれが独立して鳴るので、結果として「楽器が一つひとつ別の場所から聴こえる」ような立体感になる、というわけです。

理屈はあとからついてきました。
最初に体感が来た、という順番です。


気づいたら、映画もMR5の前で観ていた

「音楽用」のつもりが、いつの間にか映画鑑賞でも手放せなくなっていました。

Amazon Prime Videoで「トップガン マーヴェリック」を観たときの話です。

まず、セリフがやたらと聴き取りやすい
普段リビングで使っているサウンドバーを上回ったので、これは素直に驚きました。

戦闘機の旋回・上昇・加速、画面左から飛んできて奥へ遠ざかっていく動き——その動きに合わせて、音の鳴る方向もリアルタイムで変わります

そして低音の迫力。
インシュレーターを噛ませているにもかかわらず、まるで地面が揺れているような轟音が腹に届きます。

サラウンド機能なし、リアスピーカーなし。
それでもこの臨場感が出るのは、3ウェイ構成の恩恵としか言いようがありません。

気づいたら、映画を観るときもMR5の前に座るようになっていました(音楽用に買ったはずなのですが…)。


夜は、ヘッドフォンに切り替えて

育児中の身としては、夜の運用も大事です。
子どもたちが寝た後に大きな音は出せません。

ここで救世主になるのが、間に挟んでいるDAC(NEOHIPO H1)。
ヘッドフォン端子が付いているので、夜はヘッドフォンを繋いで聴いています。

ケーブル一本で、昼はMR5、夜はヘッドフォン。
家族の生活リズムを壊さずに済むこの運用が、想像以上に助かっています。

ちなみに、デスクへの直置きで気になっていた振動は、東京防音 FUJIYAMAT というインシュレーターを四隅に挟むことでなくなり、しかも低音の輪郭がシャキッと締まりました
「そんな変わるかな…?」と半信半疑で導入したのですが、ぼやけていた部分が整理された感覚があります。
MR5のような低音が出るスピーカーには、セットで入れておく価値ありです。

このインシュレーターのお陰でデスクがビリビリしません

正直、大きいです

ここまで褒めてきたので一応、デメリットも。

MR5は、大きいです。
W159×H264mm(一本)。
デスクに置けばそれなりに存在感があります。
「音にこだわりたいけれど、デスクの省スペースを優先したい」という方には正直向きません

そういう方は、同じEdifierでもMR3(コンパクトなモニタースピーカー)M60(マルチメディアスピーカー)の方が向いていると思います。

設置スペース的に許せるかどうか。
ここがMR5を選べるかどうかの、最大の分かれ目です。


まとめ

「音楽用に買ったつもりが、映画も手放せなくなった」
——この一言に尽きます。

3ウェイ構成が低音・中音・高音をそれぞれ独立して鳴らしてくれるおかげで、聴き慣れたはずの曲から「こんな音が入っていたのか」という発見が、いまも続いています。
映画でここまで臨場感が出るのも、想定外の収穫でした。

大きさは確かに設置場所を選びます。
でも、この音を一度知ってしまったら、小さいスピーカーには戻れません。

設置スペースがあるなら、迷わず選んでいい一台です。



【📝 比較表(MR5 / MR3 / M60)、Bluetooth・LDACまわりの音質差、FUJIYAMATの設置詳細など、もっと深く知りたい方はブログ版へ】


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