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梨の水キムチと新刊発売

9月も10日を過ぎ、日中は暑い。暑いんだけど
明らかに早朝と夜の温度が変わってきて、秋の虫は鳴いている。
そして湿度が下がってきた。

こういうのを感じると、本当に自然はよくできていると関心する。
もう世界中が高温になって狂ってきているというのに
このままいけばいつか地球には住めなくなるんじゃないか、という気がするほどなのに、ある部分では暦通りに進んでいこうとする。

薬膳的には秋は白いものが良い、とされているということで
乾いた喉や肺を労り、速やかに秋〜冬へ順応できるように
早めに対策しておこうと、梨で水キムチを仕込んだ。


1日目

水キムチとはいわゆる粉唐辛子で作る真っ赤なキムチとは違って
乳酸発酵のお漬物といったもの。(辛くない)
きゅうりや大根などの野菜に、りんご、にんにく、生姜などを入れるのがベーシックなつくりなのだけど、見た目も美しかろうと今回は梨のみで。

米の研ぎ汁を注いで作るレシピが多いけど、米を研ぐタイミングではなかったのでお水で。お水でもちゃんと発酵します。
今回は2%の塩水にしたので殺菌の気持ち程度に唐辛子も1本。
初心者の方は3%にした方が安心かもしれない。梨からも水分が出るので。

口までいっぱいに塩水を注いだら蓋を閉めて常温に置く。


2日目 白濁

2日目(24時間後)にはすっかり白濁してきて、気泡が出ていたので速やかに冷蔵庫へ。この間、蓋は開けないし混ぜない。


ぶくぶく乳酸発酵のガス

3日目に食べ始めてみると、ほんのりの酸味と塩味。そして梨の甘み。
飛び上がるほどうまい!というものではないけれど、こんな風に季節の変わり目に養生していきたいお年頃。


野菜と出汁醤のエチュべ(写真 野口健志)

9/19に新刊が出ます。
朝日新聞出版からのシリーズ3作目。

「発酵調味料でつくる 毎日おいしい発酵おかず」
むずかしくない、発酵ごはんのはじめかた

1作目、2作目はありがたいことに大変ご好評をいただいて
何回も重版がかかっており、それもこれも見やすくわかりやすい写真、デザイン、内容のおかげさまさま。手に取ってくださる皆様のおかげ様です。
ありがとうございます!
新刊もぜひ、毎日のおかず作りにお役に立てれば嬉しいです。


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