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2026年の初午はいつ?お稲荷さまと午の深い関係|伏見稲荷大社・日本三大稲荷・初午祭の歴史と参拝ガイド

@Ricoです。

2026年2月1日(日)。
この日は「初午(はつうま)」にあたります。

2月最初の「午の日」──それは、全国約3万社の稲荷神社において、一年で最も重要な祭祀が執り行われる日です。

なぜ稲荷神社で「午」なのか。
そこには、奈良時代から連綿と続く神と人との結びつき、そして日本人の信仰の根源に関わる深い物語が息づいています。

今回の記事では、2026年の初午を前に、「お稲荷さまと午の関係性」について徹底的に深掘りしていきましょう。

1. 初午とは何か──2月最初の「午の日」の意味

初午の基本的な定義

初午(はつうま)とは、2月に入って最初に訪れる「午(うま)の日」を指します。

古来、日本では日付を十二支で数えていました。
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥──この順番で、12日ごとに同じ干支が巡ってきます。
「午の日」とは、この十二支のうち7番目にあたる「午」の日のことです。

2026年(令和8年)の初午は、新暦2月1日(日曜日)です。

六十干支でいえば「丙午(ひのえうま)」にあたります。
この「丙午」という干支は、2026年の年干支が「丙午年」であることとも重なり、午年の初午としては格別な意味を持つ年回りとなります。

なお、2月中には以下のように複数の午の日が存在します。

✔️ 一の午(初午):2月1日(日)
✔️ 二の午:2月13日(金)
✔️ 三の午:2月25日(水)

地域や神社によっては、二の午・三の午にも祭礼を執り行うところがあります。

また、現在は新暦で初午を迎える神社が多いものの、旧暦2月の初午の日に祭礼を行う神社もあります。
2026年の旧暦初午は3月21日(土曜日)です。
参拝を予定される際は、各神社の祭礼日程をご確認ください。

豊川稲荷東京別院は、節分後の初めての午日

なぜ「2月」の初午なのか

初午の「初」は、「年明け初めての」ではなく「2月の初めての」午の日を指します。 では、なぜ1月ではなく2月なのでしょうか。

その理由は、京都・伏見稲荷大社の創祀伝承に由来します。

2. 和銅4年2月初午──稲荷大神降臨の日

稲荷山三ヶ峰への神霊降臨

伏見稲荷大社の社伝および『山城国風土記』逸文によれば、稲荷大神が稲荷山の三ヶ峰に初めて鎮座されたのは、和銅4年(711年)2月の初午の日であったとされています。

伏見稲荷大社の公式見解を引用します。

稲荷大神が稲荷山の三ヶ峰に初めてご鎮座になった和銅4年2月の初午の日をしのび、大神の広大無辺なるご神威を仰ぎ奉るお祭で、2日前の辰の日に稲荷山の杉と椎の枝で作った"青山飾り"をご本殿以下摂末社に飾りこの日を迎える習わしがあります。

つまり、初午とは稲荷大神の「御鎮座記念日」にあたるのです。

2026年で言えば、御鎮座から1315年という長い歳月が流れたことになります。

秦伊呂具と稲荷信仰の創始

この御鎮座には、渡来系氏族である秦(はた)氏が深く関わっています。

伏見稲荷大社の社記『十五箇條口授伝之和解』には、次のように記されています。

元明天皇の和銅4年2月壬午の日に、深草の長者"伊呂具秦ノ公"が勅命をこうむって、三柱の神を伊奈利山の三ヶ峰に祀ったのにはじまり、その年は五穀が大いにみのり、蚕織なって天下の百姓は豊かな福を得た

「壬午(みずのえうま)」という日──まさに「午の日」に稲荷大神は降臨されたのです。

また『山城国風土記』逸文には、興味深い伝承が残されています。

秦氏の遠祖・伊呂具(いろぐ)は稲作で富み栄えていましたが、ある時、餅を的にして矢を射ったところ、その餅が白鳥に変わって飛び立ち、稲荷山の峰に降りて稲が生じた──
「伊禰奈利生(いねなりいき)」、すなわち「稲が成った」ことが「イナリ」の語源になったというのです。

「午」の日に降臨された意味

では、なぜ稲荷大神は「午の日」に降臨されたのでしょうか。

これには、当時の五行思想と農耕儀礼が深く関係していると考えられます。

十二支において「午」は方角では南、季節では夏、時刻では正午(昼の12時)を表します。
南は太陽が最も高く昇る方位であり、午は陽気が最も盛んになる象徴です。

農耕神である稲荷大神が、この「陽気」の極まりを表す「午」の日に顕現されたことは、五穀豊穣への強い祈りと深く結びついています。

3. 2026年の初午──丙午年に迎える特別な意味

2026年は「丙午(ひのえうま)」年

2026年の干支は「丙午(ひのえうま)」です。

丙午年に迎える初午の日は、年と日の干支が重なり合う、極めて稀な巡り合わせとなります。2026年2月1日の六十干支もまた「丙午」であり、「丙午年の丙午の日」という二重の「午」が重なる年回りです。

「丙」は十干の中で「火性の陽」を表します。火の気が二重に重なることから、古来、丙午年は「火の気が強まる年」とされてきました。

初午と火の信仰

興味深いことに、初午には「火」にまつわる民俗的な伝承が各地に残っています。

「初午の早い年は火事が多い」という俗信がその一例です。
これは、キツネ(稲荷大神の神使)にまつわる伝説に由来します。

二匹の雄キツネが一匹の雌キツネをめぐって争い、敗れた雄キツネが村に火をつけた──
そんな物語が各地で語り継がれ、初午の日には消防団が火の用心を呼びかける地域もあります。

2026年は「火の年」に「火の日」が重なる初午。
稲荷大神の御神威を仰ぐとともに、火への畏敬と感謝を忘れずに過ごしたいものです。

4. 午年と神々の関係──稲荷大神以外の馬神信仰

🔹古来より馬は「神聖なる存在」

稲荷大神と午(馬)の関係を深掘りする前に、日本における「馬と神」の関係を俯瞰してみましょう。

古来、馬は神様の乗り物「神馬(しんめ)」として崇められてきました。神が地上に降臨される際の乗り物として、また神意を伝える聖獣として、馬は特別な存在でした。

伊勢神宮では、毎月1日・11日・21日の午前8時頃に「神馬牽参(しんめけんさん)」が行われ、神馬が正宮に向かって参道を歩きます。この神事は、神馬を通じて神様へ敬意を捧げる古くからの伝統です。

🔹絵馬の起源──丹生川上神社と貴船神社

絵馬の起源は、奈良県吉野郡の丹生川上神社と京都の貴船神社の両社に伝わります。

『続日本紀』天平宝字7年(763年)の記録には、旱魃に際して丹生川上神社に黒馬が奉納されたことが記されており、これが文献上最古の記録です。以後、同社には応仁の乱の頃までに96度もの祈雨奉幣が行われました。現在も丹生川上神社下社では「黒龍」「白龍」と呼ばれる白黒二頭の神馬が飼育されています。

一方、貴船神社では馬に代わり「板立馬(いたたてうま)」が奉納されるようになり、これが現在の絵馬の形態的な原形とされています。

両社はともに水神を祀り、祈雨には黒馬、祈晴には白馬(または赤馬)を奉納する同じ神事を行っていました。吉野の水神信仰が京都へと伝播したとも考えられ、馬を神への祈りの媒介とする信仰が「絵馬」という形で民間に広まっていったのです。

🔹藤森神社──勝運と馬の守護神

京都市伏見区の藤森神社は「馬の神様」として広く知られています。

創建は約1800年前、神功皇后が新羅での戦に勝利して凱旋した際に、この地に大旗を樹て、兵具を納めて神を祀ったことに始まると伝えられています。

毎年5月5日に執り行われる「藤森祭」では、「駈馬神事(かけうましんじ)」が奉納されます。疾走する馬上で騎手が逆立ちや手綱潜りなどの妙技を披露する勇壮な神事は、平安時代から続く伝統とされ、京都市の無形民俗文化財に指定されています。

旧暦の「午月午の日」(現在の5月5日)に神事が行われることから、藤森神社は「馬の守護神」として、競馬関係者をはじめ多くの参拝者から信仰を集めています。

🔹上賀茂神社──乗馬発祥の地

京都最古の神社の一つ、賀茂別雷神社(上賀茂神社)は「乗馬発祥の地」と伝えられています。

御祭神・賀茂別雷大神が神山(こうやま)に降臨された際、御神託により人が馬に乗って走らせたことが、その起源とされています。

毎年5月5日に執り行われる「賀茂競馬(くらべうま)」は、1093年(寛治7年)に始まったとされる神事で、900年以上の歴史を持ちます。二頭の馬が一直線の馬場を疾走し、その勝敗によってその年の作柄を占う──そんな農耕儀礼としての側面も持っています。

🔹滋賀・賀茂神社──日本最古の馬牧場

滋賀県近江八幡市に鎮座する賀茂神社は、「日本最古の国営牧場」の地とされています。

天智天皇がこの地に日本初の国営馬牧場「御猟野(みかりの)」を設けて以来、1350年以上にわたり馬との縁が続いてきました。

毎年5月の「賀茂大祭」では、7頭の馬が速さを競う「足伏走馬(あしふせそうめ)」が奉納されます。これは平安時代の宮中行事に由来する古式競馬であり、上賀茂神社の「賀茂競馬」と同じ系譜に連なる貴重な神事です。

5. 稲荷大神の御神格──宇迦之御魂神と五穀豊穣

稲荷大神とは

伏見稲荷大社の御祭神は「稲荷大神(いなりおおかみ)」の総称で呼ばれますが、これは以下の五柱の神の総称です。

  • 宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ):主祭神、下社

  • 佐田彦大神(さたひこのおおかみ):中社

  • 大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ):上社

  • 田中大神(たなかのおおかみ):相殿

  • 四大神(しのおおかみ):相殿

このうち、稲荷信仰の中核をなすのが「宇迦之御魂神」です。

宇迦之御魂神の神格

宇迦之御魂神は、『古事記』において須佐之男命(すさのおのみこと)と神大市比売(かむおおいちひめのかみ)との間に生まれた神とされています。

『日本書紀』では「倉稲魂命(うかのみたまのみこと)」と表記され、いずれも同一の神を指します。

「ウカ」という言葉は「食物」「穀物」を意味します。つまり、宇迦之御魂神とは「穀物に宿る神秘的な精霊」「食物の霊」を表しており、五穀豊穣を司る神様なのです。

笠間稲荷神社(茨城県)の公式見解を引用します。

宇迦之御魂神は、「稲に宿る神秘的な精霊」を表し、五穀をはじめ一切の食物を司る神さま、生命の根源を司る「いのち」の根の神さまです。

稲荷の語源

「稲荷」の語源については諸説ありますが、代表的なものを挙げます。

  1. 「稲成り」説:稲が成る(実る)ことを表す

  2. 「稲荷」説:収穫した稲を肩に荷って神に捧げたことに由来

  3. 「伊奈利」説:『山城国風土記』逸文にある「伊禰奈利生(いねなりいき)」から

いずれも「稲」と深く結びついており、稲荷神が農耕神としての性格を持つことを示しています。

6. 豊受大神との関係──食物神の系譜

豊受大神とは

伊勢神宮外宮に祀られる豊受大神(とようけのおおかみ)は、稲荷神である宇迦之御魂神と深い関係性を持つ神様です。

『古事記』では「豊宇気毘売神(とようけびめのかみ)」と表記され、伊邪那美命から生まれた和久産巣日神(わくむすび)の子とされています。

神名の「ウケ」は「食物」を意味し、「豊」は豊かさを表します。つまり、豊受大神は「豊かな食物を司る神」であり、宇迦之御魂神と同じく穀物・食物の神格を持っています。

習合と同一視

歴史的に、豊受大神と宇迦之御魂神は習合し、同一視されることがありました。

Wikipedia「トヨウケビメ」の項には、次のように記されています。

後に、他の食物神の大気都比売神(おほげつひめ)・保食神(うけもち)などと同様に、稲荷神(宇迦之御魂神)と習合し、同一視されるようになった。

穴守稲荷神社(東京都大田区)のように、稲荷神社でありながら豊受大神を御祭神として祀る神社も存在します。

これは、両神がともに「食物を司る神」という共通の神格を持つためであり、農耕社会において人々の生命を支える「食」への祈りが、神道の中で一つの系譜として結びついていったことを示しています。

伊勢神宮外宮の御饌(みけ)

伊勢神宮では、内宮の天照大御神に対し、外宮の豊受大神は「御饌都神(みけつかみ)」──つまり天照大御神のお食事を司る神として祀られています。

『止由気宮儀式帳』には、雄略天皇の夢に天照大御神が現れ、「自分一人では食事が安らかにできないので、丹波国の等由気太神(とゆけおおかみ)を近くに呼び寄せなさい」と言われたことが記されています。

食物を司る神が、最高神である天照大御神の傍に鎮座している──このことは、日本の神道において「食」がいかに神聖視されてきたかを物語っています。

7. 伏見稲荷大社・初午大祭の行事

初午大祭の概要

伏見稲荷大社では毎年、初午の日に「初午大祭」が執り行われます。
<2026年は2月1日(日曜日)午前8時から斎行されます>

この祭事は「京洛初春第一の祭事」とも称され、前日の巳の日から社頭は商売繁盛・家内安全を祈願する参詣者で埋め尽くされます。

青山飾り

初午大祭の2日前にあたる「辰の日」には、稲荷山の杉と椎の枝で作った「青山飾り」を本殿以下の摂末社に飾り、初午の日を迎える習わしがあります。

この青山飾りは、稲荷山の神聖な木々を神前に供えることで、山の霊気を社殿に招き入れる意味を持つとされています。

しるしの杉

初午大祭において、参拝者に授与される縁起物が「験(しるし)の杉」です。

その由来は、平安時代の熊野詣にまでさかのぼります。

当時、熊野詣の往き帰りには必ず伏見稲荷大社に参詣するのが習わしでした。その際、稲荷社の杉の小枝をいただき、身体のどこかに身に着けて道中のお守りにした──これが「しるしの杉」の起源です。

藤原光俊は、

きさらぎや けふ初午の しるしとて 稲荷の杉は もとつ葉もなし

と詠み、初午に参詣者が杉の小枝を争うように求める様子を描いています。

現在も「しるしの杉」は商売繁盛・家内安全の御符として授与されており、自宅に持ち帰って植え、根が付けば吉、根が付かなければ凶とも言われています。

一の午・二の午・三の午

伏見稲荷大社では、初午(一の午)が最も重要な祭事とされますが、二の午・三の午にも多くの参拝者が訪れます。

2026年の日程:

  • 一の午(初午大祭):2月1日(日)→旧暦だと3月21日

  • 二の午:2月13日(金)

  • 三の午:2月25日(水)

8. 日本三大稲荷について

「三大稲荷」の諸説

「日本三大稲荷」については、実は正式に決められたものではなく、地域によってさまざまな説が存在します。

伏見稲荷大社の公式サイトには、以下のように記されています。

【問い合わせ内容】日本三大稲荷神社はどこ?
【回答】当社のほかの2社については、各々の地域でそれぞれの言い方があって特定できません。

つまり、総本宮である伏見稲荷大社は確定しているものの、残り2社については諸説あるのが実態です。

代表的な候補

日本三大稲荷として名前が挙がる主な神社・寺院は以下の通りです。

【神社系】

  • 伏見稲荷大社(京都市):稲荷神社の総本宮

  • 笠間稲荷神社(茨城県笠間市):創建651年、日本最古の稲荷社の一つとされる

  • 祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市):「鎮西日光」と称される豪華絢爛な社殿

  • 竹駒神社(宮城県岩沼市):東北地方を代表する稲荷神社

【仏教系】

  • 豊川稲荷(愛知県豊川市):正式名は「妙厳寺」、曹洞宗の寺院

  • 最上稲荷(岡山市):正式名は「最上稲荷山妙教寺」、日蓮宗の寺院

神社と寺院の違い

注目すべきは、「稲荷」と名のつく社寺には神社と寺院の両方が含まれることです。

豊川稲荷や最上稲荷は正式には仏教寺院であり、祀られているのは「荼枳尼天(だきにてん)」と呼ばれる仏教の天部の尊格です。
荼枳尼天は白い狐にまたがる姿で描かれることから、神仏習合の過程で稲荷神と同一視されるようになりました。

これは、日本の宗教史における「神仏習合」の一例であり、明治の神仏分離以前は、稲荷信仰と仏教が深く結びついていたことを示しています。

9. 初午の行事食と地域の風習

稲荷寿司

初午に食べる代表的な行事食が「稲荷寿司(いなりずし)」です。

稲荷神の神使であるキツネの好物が油揚げとされることから、油揚げに酢飯を詰めたものを神前に供え、また人々も食するようになりました。

興味深いのは、東西で形状が異なることです。

  • 東日本:米俵に見立てた俵型

  • 西日本:キツネの耳に見立てた三角型

いずれも稲荷信仰に由来する形であり、地域の文化の違いを映し出しています。

初午団子

蚕の神様を祀る行事も初午に行われてきました。

「初午団子」は、繭がたくさんできるようにと願い、繭の形に似せて作った団子を神様にお供えしたのが始まりとされています。

養蚕が盛んだった地域では、醤油をつけずに食べる風習がありました。これは「繭にシミがつかないように」という願いが込められています。

しもつかれ(北関東)

栃木県や茨城県など北関東では、初午に「しもつかれ」という郷土料理を食べる習慣があります。

鮭の頭、節分の残りの大豆、大根、人参、酒粕などを煮込んだもので、「七軒の家のしもつかれを食べると病気にならない」という言い伝えもあります。

畑菜の辛子和え(京都)

京都では、初午の日に「畑菜(はたけな)の辛子和え」を食べる風習があります。

これは、伏見稲荷大社を創建した秦伊呂具(はたのいろぐ)の名前にかけて「畑菜」と、キツネの毛の色(黄色い辛子)にちなんだものと伝えられています。

10. 初午参りの心得──福詣として

初午詣は「福詣」

初午の参拝は「福詣(ふくもうで)」「初午詣(はつうまもうで)」とも呼ばれます。

稲荷大神の御神威を仰ぎ、五穀豊穣・商売繁盛・家内安全を祈願するこの日は、一年の福を招き入れる大切な機会として、古くから人々に親しまれてきました。

清少納言も『枕草子』に「二月午の日の暁に稲荷の社に詣で……」と記しており、平安時代から初午詣が盛んであったことがうかがえます。

参拝のポイント

初午の日に稲荷神社を参拝する際には、以下の点を心がけてみてください。

  1. 油揚げや稲荷寿司をお供えする 稲荷神の神使であるキツネの好物とされる油揚げを供えることは、古くからの習わしです。

  2. 「しるしの杉」を授かる 伏見稲荷大社をはじめ、多くの稲荷神社で縁起物が授与されます。一年の福を願って拝受しましょう。

  3. 感謝を込めた祈りを 商売繁盛や願い事をお願いするだけでなく、日々の食事への感謝、生命を支えてくださる稲荷大神への感謝を捧げることが大切です。

おわりに──1315年の祈りを受け継ぐ

2026年2月1日、丙午年の初午。

和銅4年(711年)、秦伊呂具が稲荷山の三ヶ峰に稲荷大神を祀ってから、1315年の時が流れました。

この長い歳月の中で、稲荷信仰は農耕神としての性格から、商売繁盛・産業興隆・芸能上達・家内安全と、人々の暮らしのあらゆる側面を守護する神へと発展してきました。

全国約3万社ともいわれる稲荷神社の数は、日本人がいかにこの神を身近に感じ、日々の生活の中で祈りを捧げてきたかを物語っています。

初午の日、私たちはこの悠久の祈りの連鎖に連なります。

丙午年という「火の年」に迎える2026年の初午。 火の力強さ、陽気の極まりを象徴する「午」のエネルギーとともに、稲荷大神の広大無辺な御神威を仰ぎ、新たな一年の福を祈願してみてはいかがでしょうか。

では。

いつも、ありがとう^^

@Rico

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