漫画家アシスタント移住物語 30 アリが千匹果てるまで!
《 写真上:チェンライにあるロンスアテン寺、寺院全て‥‥本堂、各施設、壁、聖像から土産物店まで青色で統一している・・・・・ 2023年、9月撮影 》
こりゃタイ編 その30
今回も、前回に続いて応募した小説の話になります‥‥‥‥
「野性時代」の新人賞へ応募した話ですが、その前に‥‥
何の関係をない、タイのお寺の写真をご覧ください。 ホントに私の小説とは、何の関係もないお寺の写真です。
タイのお寺は、日本人の想像力を超えて、どんどん変化しています‥‥‥‥





さて‥‥
私の小説新人賞への挑戦ですが‥‥
「 第16回、小説野性時代新人賞 」の締め切りは、24年 9月13日でした。
私がチェンマイから、原稿を郵送したのが9月4日ですから、締め切りまで9日‥‥ ギリギリでした。( 国際郵便が遅い場合は二週間かかります )
実は、応募規定の中には、速達とか書留を禁じている場合があるのです。(きっと編集で受け取る時に、いちいち面倒なのかもしれません)
無事に届くのかどうか、締め切りに間に合うのかどうか、まったく運任せだったわけです。
原稿と一緒に、 「どうか、原稿が届いたらお知らせください 」と要望を記したメモを同封しました。しかし、応募規約には「 一切、回答できない 」とあるので‥‥‥ 無駄を承知でメモを封筒に入れたわけです。
予想通り、1ヵ月ほどなんの返信もありません。( これは当然ですね )
それでも、届いたのかどうかさえわからないのでは、これから先どうしたら良いか戦略の立てようがないわけで‥‥‥‥
仮に、落選しても欠点があるから落選したのか、ただ届いていないだけなのか、それが分からないのはホントに辛いわけです。
そこで、編集部への連絡方法が「 X 」しかなく、そこへ投稿しても( もちろん )何の返信も無い‥‥‥‥ やむなくカスタマーサービス( 顧客用問い合わせ )にメールを送りました。
とにかく、原稿が届いたかどうかを知りたかったのですが‥‥‥‥
なにせ、投稿原稿1000作品の中から私の一作を探し出すだけでも大変な作業です。仮に、「 規約上、お答えできません 」と返信が来ても文句は言えません。
ところが、数日後‥‥‥‥
正直言って、まったく期待していなかったので、すっかり問い合わせメールの事を忘れていた頃、カスタマーサービスから返信がありました。
そこには‥‥‥‥
『 個別の質問には答えられません。 今後とも、当社の製品をご愛顧下さい‥‥ 』
‥‥‥‥みたいな返事が書かれていました。
そこで‥‥
私は考えました。その結果、表現を変えて( 文面を細工して )もう一度カスタマーにメールしようと‥‥‥‥
今度は、選考関係の質問ではなく‥‥‥‥以下の様な問い合わせに書き換えました。
「 では‥‥‥‥郵便物の行方か、噂をご存じありませんか? 」と。
「 イエス小池の小説***が行方不明なのです! 」と。
「 回答が必要なわけではなく‥‥‥‥もし、届いていれば無視してください( ご返信不要です) 。 もし、届いていないなら‥‥‥‥一言、フィリピン沖に沈んでますね‥‥‥‥とご返信ください! 」
はたして、返信やいかに‥‥‥‥?
『フィリピ沖に沈んでます!』‥‥ってな返信が‥‥?
来るか、来ないか‥‥ 来ないか、来るか‥‥‥‥

もし‥‥‥‥
何も無ければ「 届いている 」。
もし‥‥ 返信があったら「 届いていない 」 ?
毎日、毎日‥‥‥‥複雑な気持ちで‥‥‥‥私は待ちました。
本気で、一本のメールを待ちました!
タイからの国際郵便が不着になる事は数%の確率で起こります。 私としては、集英社の「 小説すばる新人賞 」の時の事があるので、毎日気になって仕方がありませんでした。( ただの落選か不着かわからないまま )
そろそろ、そんな心配も諦めに変わっていった頃、丁度質問のメールを送ってから2週間が経った時でした。
小説野性時代のカスタマーから返信がありました。( ホントに2週間後! )
これは‥‥‥‥まさか‥‥‥‥
‥‥と、ちょっと心配しつつ、メールを開く‥‥‥‥
そこには‥‥
『 到着を確認 』‥‥と記されていました!
1000本もの作品群から、私の一作を探し出してくれたのか‥‥‥‥ちょっと感激!
そして‥‥‥‥
『 通常、個別の到着確認はしてません。ご了承ください 』‥‥との文句があり‥‥‥‥
最後に、例の如く‥‥‥‥
『 今後とも、当社の製品をご愛顧下さい! 』( もちろん、「 野性時代 」なんて買った事はない )
このメールが届いたのが、9月26日。
その前日の9月25日が私の誕生日で、69歳になっていました。
この二週間で、一つ歳を取り、体重が2㎏ほど減った気がします。
さすが‥‥‥‥
「 小説やせる時代 」
この応募作品が第一次選考を突破できるかどうかは‥‥‥‥「 小説野性時代1月号 」に発表されますので、12月末には結果がわかります。
もし、ダメだったら‥‥‥‥
その時には、2025年3月締め切りの「 小説すばる新人賞(再チャレンジ) 」かポプラ社の「 小説新人賞 」へ応募するつもりです。
そのための作品は、もう準備しています‥‥‥‥
歳取って、ヒマになるとしつこいよね。
1000本の‥‥‥‥
その一本、一本の作品が、私の様なしつこい老人や夢見る若者たちが、ネチネチと書き込んでいるのだったら‥‥‥‥ ちょっと気味が悪い‥‥‥‥ いや、壮観 かも。( 笑 )
砂糖に群がる1000匹の、アリ‥‥
ちょっと壮観‥‥ でも‥‥‥‥
哀れなり アリが1000匹 果てるまで
《 2024年11月:ブログ公開 》
「こりゃタイ編 その31」 へつづく・・・・
「その29」 へもどる‥‥
「もくじ・こりゃタイ編」へ‥‥
初めての方へ‥‥ 過去記事ですが‥‥ こちらもどうぞ!
「マガジン・漫画家アシスタント物語 第1章+第2章」(無料)
いいなと思ったら応援しよう!
年金生活者にとって、とても嬉しいご支援! 感謝申し上げます!