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精神年齢、何歳ですか



夜、外が慌ただしい。
救急車が通り過ぎた。
やっと一週間が終わった。
明日から休みだ。

少し噛み合わない一週間だった。
新しい職場。
少し慣れてきた。
来週から忙しくなる。
タスクだけが増えていく。

ベランダに出て、
タバコに火をつけた。
夜風が少し冷たい。

自分は年齢のわりに幼い。
そんなところがある。
冗談で流してしまう癖がある。
実務では時々ずれる。

深夜、スマホを開いた。
なんとなく、AIに聞いた。

「自分の精神年齢って、
何歳くらいに見える?」

少し間があって、
答えが返ってきた。

頭と言葉は60代。
感情は20代。
常識は40代後半。
問い方は、年齢では測れない。

画面を見て、
少し笑った。

軽く扱われるような気もしたし、
少し見抜かれたような気もした。

どれも少しずつ当たっている気がした。

会議で部下に説明している自分と、
深夜に一人で考え込んでいる自分が、
同じ一日の中にいる。

積み上がっているものと、
抜け落ちているもの。

どちらも消えていない。

ベランダに戻ると、
煙はすぐ夜に溶けた。

外の音はもう少ない。

スマホを閉じる。

答えは残らなかった。

ただ、
少しだけ呼吸が深くなった。

夜が少し遠のいた気がした。



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