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【中学受験小5】反抗期中のテコ入れ、その結果…

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学校で抱えていたものが少しずつ見え始めた頃、塾ではテコ入れの成果が問われるテストを迎えていた。
結果、小3の騒動の時のような起死回生とまではいかなかった。
それでも、息子が元いた場所に戻ってきたと言える結果ではあった。
特に、算数と国語を戻せたことが大きかった。
もし今回、結果がふるわなければ、テコ入れの責任は私が負うつもりだった。
しかし、結果が出たことで、息子は胸を張った。「俺が頑張ったからだ」
自信を取り戻したのはいい。
ただ、すぐに天狗になるのが、息子の良くないところだ。
息子は安堵し、それと同時に、反抗期がまたぶり返し始めた。
成績を戻せたとはいえ、それは安定したものではない。
周りも、本気を出し始めている。
気を抜けば、すぐに追い越される。
それなのに息子ときたら……。
その上、息子が安定しているはずだった社会でも、大コケしてしまった。
息子には、それが視界に入っていないように見えた。
今回は、からくも切り抜けた。
しかし、次でコケたらクラス落ちは確実だ。
天狗になりかけている息子を見て、私はどうしたらいいのか、まだ決めかねていた。
このまま手を貸して、また持ちこたえさせるべきなのか。
それとも、今度こそ手を出さずにいるべきなのか。
崖っぷちにいることに変わりはないのに、当の息子はどこか他人事のように見えた。

小4の頃にも、似たようなピンチがあった。
あの時は、私が手を貸して持ちこたえてしまった。
そして、そのあと調子に乗った息子を見て、私は思い知ったのだ。
手を貸せば、また同じことを繰り返すだけだ。
今度こそ、手を貸さずに見守ろう。
もしクラスを落ちることになっても、それを息子自身の経験にしてもらうしかない。
それが、今なんだ。
危機感のなさそうな息子を眺めながら、私は覚悟を決めた。

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