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序章②小2息子、楽しいイベントのようなもの

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楽しいイベントなんだ!と言うノリのまま、息子は他の塾の入塾テストを受け、体験授業を受けた。
しかし、正直この時のことはあまり覚えていない。テスト頑張ったご褒美を買ってあげたことしか覚えていない。当時は、無料だからやってみるのもいいんじゃないか、くらいの気持ちだったのだろう。
ゆえに、総合得点も科目別得点も何も覚えてないのだが、とにかく入塾資格は得たらしい。
その後の流れは、私ノータッチ。
公文の宿題をやりたがらない息子に、促したりなだめたりすかしたりで忙しかった。

そうしている内に、ある日夫が「今日はあの塾の振込日だから支払うぞ。ついに始まるぞ」と告げてきたのだ。
何が?何が始まるの?
聞くと、息子、中学受験塾に通うってよ。
え?誰が息子の保護者だと思ってんの?
いや、確かに夫も保護者だ。
そして私も保護者なんだが、息子が中学受験するなんて初耳だ。
そんなざわめく胸の内。

「送迎は誰がするのか?」
「勉強は誰が見るのか?自慢じゃないけど、私は勉強見られない」
「ていうか、公文はどうするのか?」
「そもそも、いつから通うのか」
など、次々に押し寄せる不安。
夫は、自分が決めたら、人の意見をあまり聞かないタイプなのだ。
「俺がすべてやる!」と言うので、それならいっか、と一抹の不安を感じながらも、あれよあれよと息子は入塾の運びとなったのだった…。


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