【Intel、15年ぶりの売上成長率25%】——「瀕死のチップ巨人」が、たった1年で復活できた理由。あなたが知らない「帳簿上の赤字1兆6,500億円」の正体と、15年ぶりに蘇った巨人の光と影。 #Intel #半導体 #AI #データセンター #決算 #投資 #テクノロジー #米国株 #ポス鳥 #地政学
こんにちは、ポス鳥です。
今日のニュースはこちら。
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📰 今日のニュース1分まとめ
2026年7月23日、米国の半導体大手Intel(インテル)が、2026年4〜6月期(第2四半期)の決算を発表しました。
売上高は 161億ドル(約2兆4,000億円) 、前年同期比 25%増 。
これは、Intelにとって 約15年ぶり に記録した最高の売上成長率です。
🔍 なぜ「15年ぶり」が異常なのか
Intelは、パソコンやサーバーの「頭脳」にあたる半導体チップ(CPU)を作る会社です。
私たちが毎日使っているパソコンの中にも、会社のサーバーの中にも、ほぼ確実にIntelのチップが入っています。
しかし、この巨人は近年、深刻な経営危機に陥っていました。
2024年末には株価が 約21ドル(約3,100円) まで下落。
これは、ピーク時の約3分の1の水準です。
従業員も 12万人以上から約7万7,000人 へと、4割近くが会社を去りました。
「Intelは生き残れるのか」という議論が、業界で真剣に交わされていたほどです。
⚡ そして、たった1年で「逆転」した
ところが、2025年3月に新しいCEO(最高経営責任者)が就任してから、流れが一変しました。
リップブ・タン(Lip-Bu Tan)氏です。
就任からわずか1年余りで、株価は 約21ドル → 約100ドル に。
およそ 5倍 です。
今回の決算は、その「復活劇」が本物かどうかを示す、非常に重要なテストでした。
結果は、市場の予想を 大幅に上回る 数字。
ただし、この決算には 「光と影」 の両方があります。
売上や利益は絶好調なのに、 会計上は110億ドル(約1兆6,500億円)の赤字 という、一見矛盾した数字が並んでいるのです。
今日の記事では、この「矛盾」の正体を解き明かしながら、Intelの復活劇を読み解いていきます。
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🌸 季節の情景描写
7月下旬。
日本列島は夏の盛りです。
通勤電車のなかで、目の前に並ぶスマートフォンの画面。
その1台1台の中に、半導体チップが何十個も詰まっています。
その半導体チップの「心臓部」を作っている会社が、今まさに大きな転換点を迎えている。
そんなニュースが、太平洋の向こうから届きました。
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📨 一般的なイメージへの疑問
「Intel」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。
パソコンに貼ってある、あの青いシール。
「Intel、入ってる」のCMを覚えている方も多いかもしれません。
しかし、ここ数年のIntelは、 「落ちぶれた元王者」 のイメージが定着していました。
「もう終わった会社」「NVIDIAに完全に負けた」——そんな声が、投資家の間でも、技術者の間でも飛び交っていました。
ところが、今回の決算で出てきた数字は、そのイメージを根底から覆すものでした。
本当に「終わった会社」なのか。
それとも、何かが根本的に変わったのか。
数字を1つずつ、丁寧に見ていきます。
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💼 筆者コメント
ポス鳥です。
正直に言うと、Intelの今回の決算は 「複雑」 の一言です。
売上の数字だけ見れば、文句なしの好決算。
でも、会計上は巨額赤字。
株価は決算発表の直後に一時13%上がったのに、翌日には8%近く下がった。
「結局、良いの?悪いの?」と思いますよね。
その答えを出すためには、決算の中身を1つずつ分解する必要があります。
今日は、その「分解作業」を一緒にやっていきましょう。
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📑 本文予告
第1章では、Intelがどれだけ深い危機にいたのか、その「どん底」を振り返ります。
第2章では、今回の決算の「光」の部分——売上や利益の驚異的な回復を見ていきます。
第3章では、決算の「影」の部分——110億ドルの赤字の正体を解き明かします。
第4章では、Intelが進める「受託製造(ファウンドリ)」事業の現在地を確認します。
第5章では、この決算が私たち日本の読者にとって何を意味するのか、考えていきます。
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