思春期の息子が物に当たる夜、親にできたたった一つのこと
その日、家の中に「ガタン」という音が響きました。
理由は分からない。でも、息子の心が大きく揺れていることだけは伝わってきたのです。
昨日の記事をたくさんの方に読んで頂いて嬉しい気持ちでいっぱいです✨
嬉しいコメントをくださった皆さん、ありがとうございました☺️
元保育士を名乗っても大丈夫だと言っていただけたので、これからも元保育士として書いていけたらと思います。
人や物に当たる息子を前に、何度も伝えてきたこと
思春期の息子は、嫌なことがあると、
妹のおもちゃを投げたり、妹に手を出してしまうことがありました。
そのたびに私は、
「嫌なことがあっても、人や物に当たるのは違うよ」
そう伝えてきました。
何度も、何度も。
でも正直、すぐに変わることはありませんでした。
言葉は届いていないのかな。
育て方が間違っているのかな。
そんな不安が、胸の中でぐるぐるしていました。
保育士時代に見てきた「いい子」の本当の気持ち
保育士として働いていた頃、預かり保育で気になる光景がありました。
普段はとても良い子たち。
先生の話をよく聞き、友だちとも仲良し。
でも、夕方の預かり保育になると、急に言葉が荒くなり、ケンカが始まるのです。
年長さんの子どもたちでした。
常勤の先生から非常勤の先生に変わった、その瞬間に。
ああ、この子たちは分かっているんだな、と思いました。
「ちゃんとする時間」と「甘えていい時間」を。
普段は、怒られないように一生懸命我慢している。
でも、甘えられる先生に変わった途端、その我慢があふれ出す。
その根っこにあったのは、
「さみしい」という気持ちでした。
話を聞いてほしい。
抱っこしてほしい。
がんばっている自分を、認めてほしい。
思春期の息子も、同じなのかもしれない
その経験を思い出したとき、ふと気づいたのです。
思春期の息子も、同じなのかもしれない、と。
そして、昔の自分をも重ねました。
イライラしている息子を前に、
私は夕飯の予定を変えました。
手間のかかるハンバーグをやめて、レトルトのカレーに。
ストックしておいてよかった。
そして、ただ話を聞く時間を作りました。
すると出てくる出てくる
学校であった嫌なこと、悔しかったこと、理不尽だと感じたこと。
私はアドバイスをしませんでした。
「そうだったんだね」
「それは嫌だったね」
ただ、うなずいて聞くだけ。
その後で、静かに伝えました。
「でもね、イライラしたからって
人や物に当たるのは、やっぱり違うよね」
一番大切なことだけは、ぶれずに。
まとめ
子どもは、年齢に関係なく
「見てほしい」「認めてほしい」存在です。
行動だけを見ると、困ってしまうこともあるけれど、
その奥にある気持ちに目を向けられたとき、
親子の会話は少しずつ変わっていくのかもしれません。
完璧じゃなくていい。
今日もまた、一緒に考えていきましょう。
そしてあとから、もう一つ思い出したことがあります。
大人だって、イライラすると物に当たってしまうことがある。
その姿を、子どもはちゃんと見ているんですよね。
次回はそんなお話を書いていきます。
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