「囀る鳥は羽ばたかない」ドラマCD9巻の滾る感想

遂に、「囀る鳥は羽ばたかない」のドラマCDの9巻が出ましたね!
昨年、一気に漫画とドラマCDを書い、単行本9巻の感想をしたためていましたが、この度CDが出たのでそちらの感想です。

前回の記事はこちらです↓↓↓

もう、記事のタイトルで分かる方には詳細など不要と思うのでいきなり感想から入ります。

⚠⚠⚠ 注意!!! ⚠⚠⚠
私が興津和幸さんのファンのため、感想には七原さんへの気持ちが入る可能性が高いです。ご了承下さい。

というわけで一度CDのみを聞きました。とりあえず7巻と8巻もCDを聞いて思い出してからの、9巻。

うーん、ボリュームがすごい。
あとは、時系列の前後するシーンはCDでは直していましたね。耳で聞いてわかりやすくする配慮、当り前ですがすごく助かります。また、最近興津さんのBLCDの複製台本をいただいたことがあって、そちらで確認したのですが、脚本ってかなり濡れ場のところのセリフが省略というか結構要所しか書いてなくって、音声化するのすごいなって思ってたんです。でも、「囀る鳥は羽ばたかない」の9巻の漫画を読み返してみたら、そもそも冒頭のところとか、喘ぎとかも文字として書いてなくって…!!!!
今何をしているのかわかる説明はギリあるのですが、あとはなんかもう息と声とSEで伝えるって感じですごいと思いました。映像として頭の中で想像していたことを音声だけので立体化するとはこういうことなのか!!!それにしても、とにかく二人の絡みが長いしえっっっっっっちなんですが、それがだらけたり間延びせずに生々しい演技で展開されていくので、本当に…すごかったです。

急に話が変わるようですが、世の中の腐女子の方はなんの目的で商業BLなど嗜まれているのでしょう…。某炎上したボイスアクターさんの「女性にとってのアダルトコンテンツ的なもの」みたいな発言をみかけたことがありますが、私は興津さんが何かで「純粋な人間ドラマとして演じてて楽しい」みたいなことを話されていたと人から聞いたことがあり(もちろんセクシーなシーンは好きなのですが)「囀る鳥は羽ばたかない」はまさにその矢代さんというあまりにも特殊な生い立ちから特殊な人間性をもった人が、百目鬼さんというこれまた人とは違った境遇の人に出会って救われそうで救われない状況と、その二人をとりまく反社会的組織の抗争を描いた一筋縄ではいかないお話だなあと思っています。でも、やっぱり最終的には読者の希望としては二人が幸せになることですよね…。お話の山場が近づいてくる予感がしてきてるから、どうしてもいろいろなエンドに思いを馳せたくなります。

CDの話に戻ります。

フリートークで興津さんがブースから出ようとしてたのは52話だと思うんですが、真横であの濡れ場を聞いていたのかな…?
それと、百目鬼さんが矢代さんの体調について聞くところ、七原さんのちょっと驚いた表情のコマをどうするのかと思っていたのですが、興津さんの「仕方ない、いまの百目鬼という男にとって矢代がどんな存在なのかを察して、気持ちは理解できるもののお互いの立場を考えたら言うことはできない」と考えたであろう間の演技がとっても好きでした。私的に漫画を読んでいた時に、本当は教えてやりたい気持ちがあって欲しいと願ったので、「なんでだよ」の前の息を吸うところでなにかの感情の推移を感じて滾りました。

矢代さんの満足したか聞かれたときに「あー、したした、大満足大満足」の嘘をついている新垣さんのトーンがめっちゃ矢代さんでした。音声で聞くともう「それ以外ない」っていう演技をしてくださいます。逆に、イヤミかを聞かれてうっかり昔のお前ならっていいかけてやめるとき「何でもねぇ」は全然想像できてなくて、聞いてみたら平静を装いたくて失敗したみたいな感じでよかったです。

今回の井波さん。やっぱりこの「THE・嫌な奴」をきっちり聞かせてくれる伊藤健太郎さんに拍手。脳内再生通り、でした。こんなに性格が悪くて酷い人なんだけど、矢代さんと百目鬼さんの間を取り持つ重要な役ではないか(発端のレ○プは許せないのですが)と思ってやはり前の平田さんのようにキャラとして気になります。

レストランでの会話で、七原さんの煙草シーン。恐らく興津さんは煙草吸わない方なので(声優さんは役作りとかでもないと吸わないイメージですけど)演技で聞けるのとっても嬉しいです。(興津さんファンの方にお勧めの喫煙BLは「虚空の月1」です。893の組の幹部で受けでお煙草吸う)あとおしぼりが当たるシーン、脚本にどう書かれているのか気になるのが、漫画では「って」だけですが、演技は「くっ…(べちっておしぼり当たる)、…って、おしぼり投げんのやめてくださいよ」ってなってましたね。こういう細かい変化も大好きです。CDと漫画を読み比べる楽しみの一つ…。

今回のCDで楽しいのは54話かな!神谷さんのオシゴトシーン。なんでチャカ嫌いなのかいつか回想とかでも聞けたらいいな。漫画の時に思わなかったことが、音声で聞くと気になってくるのが面白い。あと、百目鬼さんの今のカノジョさん(仮)の、最後の独白の言い方が、なんとなく百目鬼さんに似てる感じがしてたな…。この方も感情を押し殺して生きているのでしょうか…。
そして、レストランでの七原さんの大立ち回り。ここの元ボクサーの体はなまってないかのやり取りも最高でしたし、輩との殴り合いの声と、車が矢代さんの運転でボコボコになったときの声もよかったです。
そして、井波さんとの話。井波さんが百目鬼さんに興味があるのは、自分にはないものがあるからなのかなと思ったり。警察に身を置きながら腐った行為でその地位を保っている自分と、警察官だったのに自分の血の繋がらない妹の為に傷害事件を起こし、今は本当の893になっている百目鬼さんが何を考えているのか気になるのかなと。

それなので、55話の矢代さんが勃たないのが百目鬼さんの時は違うのかと聞いた時に一瞬井波さんの調子が崩れ、そのあとすぐに元に普通のペースに戻ったのは実に興味深いです。百目鬼さんの「気持ち悪いな」はそうした井波さんの部分について言ったのかな…。(矢代さんが勃たないとしても、性行為の相手として玩具のように使っていたこと、たとえ矢代さんが自分には勃たないとわかっても気にしていないように見えること、そして、今でも矢代さんの為に情報をくれることなど)
井波さんとの話のあと、車で思いを馳せるところ、しっかりと補足のセリフがありましたね。漫画での文字のない表現も大好きです。そして、CDだとより心情に深く触れるようで、「どうして」という百目鬼さんのぽつりとした言い方が心に残りました。

お話は桜一家の過去の怨恨からということで、ようやく向こうサイドの甲斐さんという方の過去が描かれました。綱川さんの10年前、声は変わらないけれども尖ってる時代なんだなと耳で分かります。上田耀司さん、流石です!!!

56話。「感情を押し殺してきた この人が 逃げないように」の百目鬼さんのモノローグ。やっぱり感情があったんだな!!と漫画でも思ったけど、読み返すと煙草を美味いか聞かれてわからないと答える表情が、ふっと昔の頃の百目鬼さんに見えたなと思いました。声の演技だとほんのすこーし響きが違う気もします。あと、その「よくそんな恥ずかしい台詞言えんな」のコマも矢代さんの顔が後ろからで見えないのですが、声の割れたようなニュアンスが矢代さんも少し動揺しているのではと思いました。ヨネダ先生は、矢代さんの本心を隠したいところは顔を見えないように描いているのかと思うくらい…。すごく新垣さんの繊細な演技が光ります。
百目鬼さんの表情が柔らかになるのは、「俺に興味があるなんて意外です」のところ。ここも嬉しい気持ちが本当に微かにしか出てきてません!!!
そして「囀る鳥は羽ばたかない」ファンのすべての人が悶えた「…好きだよ」のところですが、私はその前に拒もうとして文句を言うところが好きでした。ああ、矢代さんはようやく自分の気持ちをぶつけられるようになったんだなあって感動しました。だからこそ、「酷いの 好きでしたよね」へのアンサーが「そうだよ」とかではなく「好きだよ」なんですね!!!そして、それに対する百目鬼さんの息の演技は、明らかに告白成分を感じ取ってのものかなと思いました!!(勘違いかもですが)

「これなんのセックス」のあたりの二人の疲れ具合、本当に息の演技大変なのかなと思うくらいリアルですよね。
57話の「見んな」は、どうしてそう思ったのか、気になる…。
最後の矢代さんのモノローグが、新垣さんの声で聴けたのが本当に感動でした。

58話は、三角さんと綱川さんのやり取り。某奇妙な冒険アニメを見ているので、胸アツでしかないやりとり…。横にいる天羽さんの「綱川、後でコロス」はやっぱりよかったです。大川さんの声、ご病気されていたとのことですが、今回の三角さんの迫力は、ばっちりでした。天羽さんに怒るのと、何で百目鬼さんを気にするのかに確かにってなる三角さんがかわいい。それにしても、ノンケの中のノンケ、綱川さんは、かわいがる子分が矢代さんに惚れてることを赦すのか否か、それとも三角さんの気持ちが分かるのか(自分のかわいがる人間が他の人に執着することへの嫉妬を抱く気持ち)この先が楽しみです。

ラスト、闇医者ならぬヤブ医者でもなく、マブ医者影山医院再び!!!4年間矢代さんに一度も会ってないわけでもないはずなのに、カタギに戻っていたと思っていた影山さんの愛おしいことよ!それと襲われた負傷した子分には、七原さんの靴下を口に入れたか入れてないか、それが問題でしたが、やはりCDだとその間はなかった気がします。視力を失ったことを影山さんにチクる七原さん、久我さんの客商売に声を揃えて向いてないって思う矢代さんと七原さんの「あー」も大好きです。
何度も来ては戻った百目鬼さんについてのモノローグ。あと、影山さんに心配され、百目鬼さんに好きになる気持ちを訊ねた過去を思い出して、「勘弁してくれ 本当に」と言うのは、矢代さんも漸く、自分の中で百目鬼さんに対して「好きになっている」ということを自覚したのかなと思いました。ここでの全く矢代の心情には触れてこない、七原さんの「あ、雨、降ってきちゃいましたね」が私は大好きです。

おまけドラマ「マフィアな二人」
私が電子派なのでこれはもしかして単行本の特典とかのやつなのかもしれないですが、とにかく大好きです。前のSNS事情のおまけドラマで「新宿の死神」を名乗っていた七原さんが、マフィア映画に感化されて妄想が全部口から出ちゃうなんて…!!あと、矢代さんと百目鬼さんのマフィアパートは矢代さんの妄想なんですかね🤣カッコイイはずなのになんかオモロくなってしまいました。本編ハードなのに(だから?)おまけではっちゃけてくる囀る鳥CD、大好きです!

おまけドラマその2「矢代、パジャマを着る」はコラボカフェでのものを思い出しました。(マフィアのコラボカフェでありましたね)矢代さんてバスローブか裸で寝てるイメージ…。昨年は囀る鳥のコラボカフェが盛況だったのをXで見かけて(残念ながら行ってない)いいなあって思ってました。受けの露出に過剰に心配する攻めはいつだっていいもんです。コラボカフェのメニューって名前が面白くていいですよね。

そしてフリートーク。(16分程度)いつもとは違って、新垣さん、羽多野さん、興津さんの三人だけでした。CDが出る前のインタビュー記事で、興津さんが小学生のようにはしゃいでいた情報があったのでフリートークも楽しみにしていました。

予想通り、興津さんのテンションが高かったです。羽多野さん曰く、とあるシーンで興津さんが気を遣ってブースの外にいましょうかと提案したのに、シーンは続いているからと二人の絡みのあたりも同じブースにいた話があって最高でした。(ヤリチン☆ビッチ部のとき、他のキャストがいるのに一人遊びシーンを録らされて恥ずかしかった興津さんだからこそ、配慮したんじゃないかと思ったのですが)
お二人のお芝居を褒める興津さん。「興津くんにそんなこと(二人の演技に本当に感動した)言われたら、落ち込んだ時に反芻して元気出せる材料になっちゃうな、記憶の中にストックしとこう」っていう新垣さん。「矢代は新垣さんにしか演じられないキャラクターになった」と言って、お芝居が家で読む時とスタジオに来た時で新垣さんのお芝居で自分の台詞の言い方も変わるという羽多野さん。興津さんも色気がすごいんですからって言うてました。尊い話のオンパレードでした。興津さんが、お二人の表情や態度には出さない感情を繊細に声に乗せる難しさについて言及されてて、同じ声優だからこそ難しさが分かるのだと思いました。
年末年始に振り返ってっていう新垣さんの発言と髪型などから、録音は2024年秋かなと思ってます。興津さんが「なになに~」って話を聞いてくれるのがあったかくて耳から癒されます。

よい話しかないフリートークでした。初回特典とかでもなく、必ず誰でも聞けるようにしてくださるの本当にありがとうございます!!!

というわけで、ざっと思ったことを書き殴りました。
主演のお二人については囀る鳥のファンのコアな皆様のご感想がこの世に溢れていると思うので、自分の角度で書きました。百目鬼さんの演技が過酷だから声がフリトで掠れちゃうくらいの羽多野さんと、演じている人だからこそ矢代さんを心で深く理解して宿して演じてくださる新垣さんにも感謝です。「囀る鳥は羽ばたかない」という作品が完走するのを見届けたいです!!!
お読みくださり、ありがとうごさいます!!!

(最後にボスのフォローする興津さん素敵)(#七原かわいい)(フリトの最後に悔しいけどっていうのは七原としてって発言なのかな…)(七原さんが矢代さんと一緒にいて幸せでいてほしい)

【ドラマCDの歴史がわかるのでインタビューまとめてみました】
ドラマCD1巻(安元さんと羽多野さんのモブ演技とか、興津さんが893役初めてとか)

ドラマCD2巻(新垣さん羽多野さん三宅さんがメインのインタビューなのに、サムネイルに興津さんが出てしまう。一人で収録してあの痛そうな演技してたってこと…?人数が多いから2つに分かれてました)


ドラマCD3巻(大川さん、高瀬さん、佐藤拓也さんの並びがアツい)

ドラマCD4巻のインタビュー見つかりませんでした🥲

ドラマCD5巻(三宅貴大さんが前よりこなれたインタビューに)


ドラマCD6巻(ずっと百目鬼さんの百目鬼さんについて心配する興津さん)

ドラマCD7巻(多分コロナ流行後なのでマスク着用?新垣さんと羽多野さんだけ)

ドラマCD8巻(入れ替わってるやつの裏側が分かる)

ドラマCD9巻(はしゃぐ興津さんの話)

この先も続いていきますように…!!!!


この記事の後に、また映画館で囀るを堪能した時の記事↓↓↓




いいなと思ったら応援しよう!

gie チップは必要ありません😊どうか、あなたの心を癒したり支えになったりするような作品に出会えますように祈っております!今後ともよろしくお願い致します!