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【9月新刊発売!】光文社文芸編集部の新刊2作品をご紹介!

2025年9月は2冊の新刊を刊行しました!
涼しくなってきて、読書がさらにさらに楽しくて仕方なくなる季節が来ましたね……!この2冊をお手元に置いて、ぜひ秋本番を迎えてください🍁



①『きみは悪口を言わない』真下みこと

★あらすじ

小学三年生のあきらは最近学校に行くのが憂鬱だし恥ずかしい。
お母さんが登下校時に通学路に立ち、児童の安全を見届ける「見守り隊」隊長になり張り切っているからだ。しかしある朝、お母さんの目の前で人気者の同級生・達哉くんが自転車に轢かれてしまう。おまえの母ちゃんのせいだ、とあきらは仲間はずれにされ始め……。
学校と自分の家庭しか知らない。悩みの解決方法も分からない。なぜ自分が苦しいのかもうまく言葉にできない。
狭い世界で得た、わずかな経験の中から解決方法をみつけようとする子供たち。そんな彼らの姿は思わず抱きしめたくなること必至。
要注目作家・真下みことのステップアップ作。
かつて子供だった大人のための傑作感涙小説、誕生。

第一話試し読みはここ
https://note.com/giallo_kobunsha/n/n2b6b671b2cc6


☆担当編集の≪ココが推し!!≫

自分の気持ちをうまく把握できない。自分の気持ちを言葉で表せない。
そういう時の歯がゆさと、自分に対する情けなさ。大人でも、あると思います。
本作品の主人公たちは、小学3年生。習っていない漢字をテストで書くとバツになる。
人に優しくしても、心の中に浮かぶのは平仮名の「やさしい」。
「優」は小6で習う漢字なんです。
そんな、「自分」がよく分からないまま、家族や友だちとすれ違ってしまう真面目な今の子供たちが、時にはユーモラスに、時にはシビアに描かれた作品です。
そして、行間からは「慈しみ」が溢れ出しています。
彼らに、どんな結末が待っているのでしょうか?

収載話『やさしいの書き方』は麻布中学入試問題に使用されましたが、ぜひ、子どもの頃に経験したあの「やるせなさ」を心に秘めたまま大人になった方に読んでいただければと思います。
登場人物たちを抱きしめたくなる、まさに「感涙小説」です。


②『妖怪怪談』三津田信三

★あらすじ

怪異は、あなたを見ている。そして、連れ去りに来る。
これは、怪異に選ばれてしまった者たちの、想像を絶する恐怖の記録。伝承は警告する。決して深入りしてはならない領域があると。
座敷童、河童、雪女、鬼、神隠し——誰もが知る伝承にまつわる五つの怪異譚。それは、常識を遥かに超えた、おぞましい現実だった。
一度でもそれに関わってしまったが最後、決して逃れることはできない。本書で語られる体験談は、あなたを民俗伝承の底知れぬ闇へと引きずり込む。
知ってはいけない、見てはいけない。だが、もう読む前のあなたには戻れない——。

☆担当編集の≪ココが推し!!≫

推したいポイントだらけですが、この本に関してあれこれ言うのはあまりに無粋。とにかく読んでみてください!としか言えないのですが……
各話の冒頭は、座敷童、河童、雪女、鬼といった、誰もが知る妖怪たちの、詳細で濃厚な解説から始まります。三津田さんの緻密な考察により、妖怪という不確かな存在がじわじわと輪郭を持ち始めたところで、凄絶な怪異譚が幕を開け、本当の恐怖が始まります。そして最終話「やがて神隠し」を読み終えたとき、この本の真の恐ろしさに気づくでしょう。
あなたの日常を静かに蝕む一冊――どうぞ覚悟してお読みください。


【9月新刊発売中!】


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