お気に入りのお店と、大好きな笑顔に会いに。
こんにちは、桃実です。
しんどい時でも元気が出て楽しくて、心が安らぐ大好きなお気に入りの場所はありますか?
以前、お気に入りのワンピースの記事を書きました。
このワンピースを作っていた頃に、よく通っていた生地屋さんが私にとってのお気に入りの場所です。
元々は、洋裁好きの母が気に入っていたお店だったのですが、私も通うようになって10年ほどになります。
店員さんとも仲良くなり、お店に行くと声を掛けていただくほどの常連客になっていました。
中でも、特に仲良くしてくださっている店員さんがいて、その方は母より年齢は少し下なのですが、生地と本を持って行って相談に乗って貰ったり、作った服を着て行って見て貰ったりしました。私が乳がんになった時には、とても心配してくれて、退院した時には泣いて喜んでくれました。
そんな時間が大好きで、居心地がよかったのですが仕事で精神が疲弊して洋服も小物も作ることが出来なくなり、心に余裕がなくなってしまい自然とお店から足が遠のいていったのです。
本当なら、そんな時こそ大好きな空間に行くべきだったのですが、数年前から、その店員さんのご年齢の関係で出勤回数が大幅に減ってしまい、行っても会えない事が多くなりました。
お店に行っても会えないと寂しくなり、ここ1~2年は半年に1度くらいしか行っていませんでした。
先日、母と電話している時に生地屋さんの話になり、行きたがっていたので母の日にプレゼントに生地を送ろうと思い久しぶりにお店に行ってきました。
お店に着いて真っ先にあの店員さんはいないかと探したけれど見つからず、しょんぼりしていると・・・
「いらっしゃいませ!!」
背後から聞き覚えのある、優しい声が聞こえました。
嬉しくて、目の中にどんどん涙が溜まり視界がかすみ、目に溜まった涙は一気に溢れました。
「しばらく顔が見えないから心配したのよ。元気そうでよかった。」
私の顔を見て笑顔でそう言ってくれました。
私も飛び上がりそうに嬉しくて泣きながら笑いました。
今年の夏で定年退職されるそうで、この場所で会えなくなってしまうのかと思うと寂しい気持ちが押し寄せてきましたが、このタイミングで来てよかったとも感じたのです。会って、そのことを聞くことが出来たのだから。
私はこのお店がとても好きです。
大好きな生地がたくさんあって、いつもどれにしようか迷ってしまう。
生地に合わせる糸やレース、ファスナーやボタンも見ているだけで心が躍るのです。
だけど好きな理由は、そこに大好きな人がいたからなのだなと改めて思いました。
短い時間でも、お顔を見てお話しすると元気になっていました。
私にとって本当に大切な場所だったんだなと感じます。
すごく久しぶりに生地を買ってきたので、ブラウスや小物から作ってみようと思います。
制作する時間もまた、私にとっての癒しの時間。
作り終わったら次の生地を買いに行かなくちゃ。
お気に入りのお店に、あの人の笑顔に会いに。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
買ってきた生地です。

ハートとかヨーダとか統一感がありませんが。
久しぶりに少しづつ縫い活しようと思います。
お気に入りのお店は大塚屋さんです。
