Bリーグは、いつまでも単年契約? ステルス複数年契約? 選手会の責任か? NBAにステルスは無い
シーズンが終了し、各クラブは、来期戦力編成の時期になりました。リーグ内移籍、契約更新、自由契約者リスト、海外から移籍、これらの情報が賑やかです。ブースターの皆様も、楽しい妄想を巡らし、またビッグニュースが飛び込んだりして、一喜一憂しているのでは無いでしょうか。
そこで、なぜ、バスケは、チーム間移籍が、こんなに多いのか。他のプロスポーツでは、スポンサー密着、移籍は少ない。
地元密着、地元愛をBリーグは、謳っているのに関わらず。長期契約がほとんど無い。らしい。
リーグは、選手とクラブの双方にメリットがあるとして、単年契約を推奨しているとのこと(最大4年契約らしい)。または、単年に見える複数年ステルス契約を黙認している。
「単年契約はクラブ側の都合ではないか?」疑念が浮かびます。
恐らく小規模予算のクラブが多いリーグの構造や、日本プロスポーツ界の伝統的背景も複雑に絡んでいます。
クラブ側の都合として
1. 戦力の入れ替えをしやすい
シーズンごとのチーム戦略・成績・監督交代に応じて、選手構成を柔軟に見直せます。
成績不振の選手や、負傷した選手に対して、来季の契約を結ばずスムーズに整理可能。プロの世界は非情。
2. クラブ予算のコントロールしやすい
チームの運営予算は年度ごとに大きく変動する可能性があります(スポンサー収入・成績・集客数など)。
長期契約で選手の高額年俸が固定されると、翌年以降の編成が縛られるリスクがあります。
3. 日本の企業文化に根ざした「年功序列的」人事体質
多くのクラブ(特にオーナー企業が大企業)は、プロスポーツにも“人事評価は年度ごと” という考え方を持ち込む傾向がある。
年度単位の評価で、契約更新・昇給・降給をコントロールしやすい構造です。
GMなど評価する側も、毎年の人事評価システムで、親会社からの出向者もいる。
日本では、プロアスリートの労働者としての権利が、欧米より低い。歴史的に選手会の立場が弱い。そもそも組織されていない。某オーナーの、たかが選手発言。
選手側にとってのデメリット
将来設計が不安定:翌年の所属先が保証されない不安が常にある。エージェントが頑張ります。
怪我故障のリスク:怪我や長期の故障によって契約が打ち切られる可能性がある。または、再契約を拒絶されるケースがある。
移籍がしやすい反面、待遇改善交渉が限られる:複数年契約があれば、年俸上昇の交渉材料にもなるが、単年ではそれが難しい。
転々とする。
選手側にメリットも一部ある?
好成績を収めれば、翌年に高額年俸を提示される可能性もある。
海外挑戦など、キャリアの柔軟性を残しておける。
特に若手や助っ人外国籍選手にとっては、1年勝負で市場価値を高めるチャンスでもあります。
長期契約による一番のメリット
選手は、怪我や故障による契約解除リスクが無くなる。
クラブは選手を固定し、ストーリーを作り、異次元の地元密着を勇気を出して進めて欲しい。選手の認知度が地元ブースター以外にも広がり、選手もチームも市民に愛される、客を呼べるローカルスター選手が生まれる。
例えば、三遠のアリーナ問題、住民投票が起きた主原因が、地元での知名度不足だった。三遠ではなく豊橋浜松で豊浜だった。アリーナ新設の時点で豊橋ネオフェニックス改名だった。クラブの地元定着対策がお粗末か。地元の顔になる選手のストーリーを、作り出せなかった。大野HC一人で、背負っている。三遠バスケは大好きなので、なおさら残念です。素晴らしいバスケをしているのに、市民は知らないらしい。長期の選手PR計画が大切だった。単年契約が邪魔する。
さらに、プロ野球のような選手のトレードも、Bリーグでも生まれる。NBAのようなブースターたちの勝手なトレード論争が生まれる。ブースターが、急にがっかりすることが減る。

B.革新で抜けている選手会改革
サラリーキャップ制度が、来年秋から始まる。 チーム総年俸の上限と下限が決まり、アルバルクや千葉J、琉球、宇都宮、SR渋谷など、大幅に引き下げられる。選手たちにとっては、迷惑な話だが、複数年契約を持ち出すチャンスでもある。
ところで今回のサラリーキャップの制定に、選手会は関与したのかしら?
リーグ側、クラブ(約60チーム)、選手会(日本人約600人)の3者が、プロとして、常にビジネスに関わり続けなければ、NBA、NBPAの背中は見えてこない。
一番経営に疎い選手会をどうにかテコ入れしないといけません。体育会のままの感覚では、リーグ側も困っているだろう。
選手会は、スポーツビジネスと労基に詳しい方を雇わなければいけない。年金制度と怪我の補償制度も含めて、選手会の会長ではなく、代理人の事務方が、選手の立場を代弁し交渉する時期に来ている。選手全員を啓蒙し管理する組織、Bリーグ選手会が必要です。CBA交渉し、選手の権利を擁護する労働組合ですね~。
現状はサラリーキャップが及ぼす負の影響を全く理解していない選手ばかりではないか。リーグ側はそんなの発信しませんから。オンザコートスリー移行も。だから、選手達のため、日本にもNBPAが必要です。さらに年金制度、セカンドキャリアサポートや個人マーケティングサポートも、選手会の仕事ですね。

今回も、勝手な意見で、スミマセン。
お読み頂きありがとうございました。
誰も書かないことを書くを信条に書いてます。
新会長についてNBPAと比較して↓
切に、プロバスケの健全化を願っております。祈祷

追記
中村拓人ステルス複数年契約
広島の中村複数年契約解除事件は酷いです。選手会は、リーグと共に調査しなければダメです。ルールを守れない、守らせられないエージェントは、追放でしょ。本当に健全では無い。複数年契約に合意しておいて、選手側が途中で破棄して、違約金を払ってでも取るクラブが現れる。昔の巨人や、ソフトバンクの金で解決のやり方。Bリーグでも起きるとは。複数年契約は、スポーツ選手を守るもの。だからこそ、選手は、クラブを裏切ってはいけません。クラブは、単年契約しかしなくなる。Bリーグ選手会は、選手に契約社会を教育するタスクがある。リーグは、黙認するステルス複数年契約は止めさせよう。
