Paperspaceのトンネリング x Comfyについてまとめてみた@2025/5
上記の記事を作成しておよそ3か月前くらいなりますが、PaperspaceにおけるComfyUIについての記事を記載しました。
その後、GPTとかに「Deep research」機能などが追加されたり、この界隈についても調べやすくなっています。
上で取り上げた記事の内容は、「TheLastBenさんがPaperspaceのサポートを辞めた」という話題を中心としたものになっていました。
ComfyUIに関して問題となっている点は、Paperspace Gradientノートブック内からサードパーティのトンネリングサービスを使用する場合、Paperspaceの利用規約に関して何らかのリスクを伴う可能性がある、というところです。
Stabediffusion webuiであれば、起動スクリプト内にPaperspaceに対応した?リンクを出力する内容が含まれているため問題は起きませんでした。
しかし、ComfyUIの起動スクリプト内にPaperspace対応した?リンクを出力する内容が含まれておらず、追加で対応が必要になっています。
具体的に言うと、Paperspaceで以下のようにComfyUIを起動するとリンクが出てきますが、ここをクリックしてもComfyUIの画面に行き着かない状態になっています。


Paperspaceを使用したときになぜこのような問題が発生するのか、知っておくと、その解決方法として「トンネリング」の使用が必要になるかが分かりやすくなります。
GPTくんにそのあたりを分かりやすく表現してもらいました。
ComfyUIとPaperspace、そして「トンネリング」って何?
A. ComfyUIとPaperspace Gradientの関係をたとえると…
🔧【ComfyUIとは?】
👉「ComfyUI」は、画像をつくるための“お絵かきロボット工場”のようなもの。
この工場は、ボタンを押したり線をつないだりして、複雑な指示も見た目で簡単に操作できるようになっています。
📍通常はあなたのパソコン(ローカル)にこの工場があって、
「http://localhost:8188」= あなたの家のインターホンを押す感じでアクセスできます。
☁【Paperspace Gradientとは?】
👉「Paperspace」はクラウド上にある“別荘”です。
この別荘には、ものすごく速くて力持ちなロボット(GPU)がいて、あなたのかわりに重たい作業をしてくれます。
🔍でも注意! 別荘はあなたの家とは別の場所にあります。
なので、ComfyUIを別荘の中(Paperspace)で動かした場合、
ふつうに家のブラウザで「localhost:8188」を押しても、
「あれ?応答なし…?」 となるんです。
B. なぜ「トンネリング」が必要なの?
🚇たとえ話:クラウド別荘とあなたの家をつなぐ「秘密の地下通路」
あなたの家(パソコン)と、Paperspaceの別荘(クラウド)は、直接つながっていません。
このままだと、お絵かきロボット工場(ComfyUI)に会いに行けない!
🧩そこで登場するのが「トンネリング」!
🛠️【トンネリングとは?】
👉 トンネリングは、「あなたの家と別荘をつなぐ、特別な地下通路(パイプ)」です。
このトンネルを使うと、あたかも別荘の中にいるかのように、自分のパソコンから工場(ComfyUI)にアクセスできるようになります。
📡 トンネリングを使うことで:家のブラウザから → 別荘のComfyUIにアクセス可能
安全で安心(他の人には見えない秘密の通路)
良い感じの内容でしたね。
ComfyUIの公式HPにcolab用ですがトンネリングの方法についての記載があります。
ComfyUI/notebooks at master · comfyanonymous/ComfyUI
Geminiに調べてもらったところ、トンネリング方法は代表的なのは以下のようなものがあるよう(最初はPaperspaceのTensorBoard URL公開を見つけてくれなかった・・・・)。
①PaperspaceのTensorBoard URL公開
②Cloudflare Tunnel (cloudflared)
③ngrok
④SSHトンネリング
⑤Pinggy
Paperspace gradientでは、ノートブックUIを公開する簡単で公式な方法を提供していないのが実情になります。
その一方でngrokや一般的なトンネリングがアカウントBANにつながる場合が経験されている事実があり、Paperspace Gradientノートブック内からサードパーティのトンネリングサービスを使用する場合、Paperspaceの利用規約に関して何らかのリスクを伴う可能性があるのが現段階の状態と考えられます。上だと②③⑤が該当します。
Gemini調べでは
TensorBoard自体へのアクセスはこのURLで公式にサポートされていますが 、ComfyUIや他のウェブUIへのアクセスにこの方法を使用することは、Paperspaceによって公式に文書化されたユースケースではありません。
とされていますが、前回記事で取り上げたPaperspaceのブログに紹介されているComfyUIのインストールと使用方法として、このTheLastBenさんの公開されていたipynbファイル使用する例を挙げていました。
TheLastBenさんは、「①PaperspaceのTensorBoard URL公開」を使用しており、それをPaperspaceが記事として推奨しているので、「公式に文章化されたユースケース」に近いものと思われます。
Gemini調べでは、②Cloudflare Tunnel (cloudflared)を使用している人もいるのでは?みたいな表現もありますが、アカウントBANにつながるかどうかは各自で判断して使用する必要があると思います。
※④SSHトンネリング関連記事で気を付けること
How to Add SSH Keys to New or Existing Droplets | DigitalOcean Documentation
この記事ではSSHトンネリングを使用していますが、対象としているのが「Paperspace gradient」ではないサービスになります。
「①PaperspaceのTensorBoard URL公開」については、ComfyUIのsever.pyのアップデートにより都度修正の必要が出たります。
最近でも
現時点では、以前の記事に紹介した方法でまだURLが問題なく出力されていましたので、インストール時に追加で必要なパッケージコマンドを追加したものを添付しておきます。
<蛇足>
ちなみにサムネの画像をPaperspaceで作成していたところ、なんだか調子が悪いのかTiled diffusionのVAE Decodeがうまく動作しませんでした。

ComfyUIオリジナルのに変えたらとりあえず動きました。

