車の運転にはご注意を(511文字)
「車の運転には本性が表れる」と誰かが言ってたような気がする、気のせいやったらゴメンやで。
ウチの嫁さんは性格がおっとりしてて、天然である。が、車の運転が非常に荒い、隣に乗ってて怖い。
車の運転が嫌いなくせに、それを生業にしてる俺が「俺が運転した方が万事上手くいく」と家族旅行の運転を決意するほどである。
もう一度言う、怖いんや。
以前はそんな嫁さんが仕事で、姉を助手席に乗せて移動することもしばしばあったらしい。そりゃあ日によってスイスイと流れるように目的地に辿り着くこともあれば、渋滞にハマって負の感情が鬱積することもあるやろう。前述通り、俺も車の運転を生業にしてるから、その気持ちはよくよく分かる。
そんなある日。
運悪く嫁さんと姉を乗せた車は、かなり酷い渋滞にハマったらしい。それはもう「何でこんなに動かへんねん!」と怒鳴りたくなるほどやったとか。
時間は過ぎるが進む距離は比例することなく、目的地はまだまだ遠い。負の感情がどんどんと鬱積していく嫁さん。
ついにイライラ、ムカムカした感情が爆発して言い放った。
「渋滞、ムラムラするわ!」
それを聞いた姉は言った。
「渋滞で発情する妹、嫌や!」
理由は言わんが、俺は渋滞にも劣るらしい……。
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正直、おっさんが舞い上がります。
