xAI「Grok Imagine Video 1.5」がSeedance2.0を超え1位に? | 試してわかった意外な強みと弱み
こんにちは!GENELです。
xAIの最新動画生成AI「Grok Imagine Video 1.5」が登場しましたね!

Arenaのリーダーボードでは堂々の1位にランクイン。あのSeedance 2.0を超えています👀
「ホントか…?」と半信半疑ですが、Seedance2.0とGrok Imagine Video 1.5を比較していきました!
その前に:どこでいくらで使えるの?
使える場所
Grok Imagine Video 1.5は、いろいろ調べてみましたが、いつものGrok(grok.com・X・Grokアプリ)のユーザー向けにはまだ公開されていないようでした。
現在はAPI経由のみで使用可能のようです。
今回GENELが使用したのは『fal』です。
🚨 Grok Imagine Video 1.5 drops on fal!
— fal (@fal) May 31, 2026
Turn a prompt or reference frame into polished video in seconds
Fluid camera work, coherent scenes and output that holds up on close inspection
Built for creators who want premium results without a heavy pipeline pic.twitter.com/VIfDrDoN4f

xAI公式のPlaygroundでもAPIを呼び出して使用できるようですが、falのほうが使いやすいかと思います!
料金
APIは「生成した動画の秒数ぶんだけ課金」という、わかりやすい従量制で、falだと下記の金額でした。
480p:1秒あたり $0.08
720p:1秒あたり $0.14
入力画像:$0.01
ちなみにfal上の価格だと、
15秒720pだとGrokが約335円なのに対し、
Seedance2.0は600〜730円くらいになります。
ほぼ半額とかなりお得ですね!
ということで、さっそく検証していきます!
①ストリートバスケの女の子(動作チェック)
まずは「激しい動きをどこまで描けるか」を確認したくて、こんなプロンプトを投げてみました。
日本の晴れた日の屋外ストリートバスケットボールコート。青空の下、コートには強い日差しが差し込み、アスファルトの地面にくっきりとした影が伸びている。リアルな都市の空気感が漂っている。
主人公は20歳くらいの日本人の若い女の子。黒髪ストレートのロングヘアがキャップの下から自然に流れており、スポーティーでラフな雰囲気がある。かわいさもありつつ、クールでかっこいい印象。表情は真剣で集中していて、目線はリングを鋭く見据えている。
彼女はドリブルでディフェンスをかわすように低い姿勢で動き、次の瞬間、勢いよくステップバックしてスリーポイントラインの外からジャンプシュートを放つ。カメラは低いアングルから彼女を追い、ドリブルの迫力、ジャンプの躍動感、シュートフォームの美しさをドラマチックに捉えている。
シーン全体は映画のワンシーンのように臨場感があり、スピード感、青春感、ストリートカルチャーのかっこよさが強調されている。リアルでシネマティックな質感、ダイナミックなカメラワーク、浅い被写界深度、自然光、ドラマチックな構図。結果は……
Seedance2.0
Grok Imagine Video 1.5
ボールが途中で2個に増えてしまいました。惜しい!
同じプロンプトでSeedance 2.0はきれいに決めてくれたので、激しいモーション+オブジェクトの一貫性は、まだGrokがちょっと苦手とするところかもしれませんね…。
動きが速いシーンでは「物がいくつあるか」の管理が難しくなる印象です。
あと、『ドラマチックに捉えている』が効きすぎたのか、なぜかスローモーションになっちゃいました!
②サスペンスドラマ風(日本語&手元精度)
次は趣向を変えて、日本語のセリフと「料理する手元」の精度を見たくて、ネタっぽい一本を作ってみました。
犯罪サスペンス風の緊張感を持った料理コメディ。低彩度でやや暗め、蛍光灳とステンレスの冷たい光。夜の古い中華厨房。
こわもての中年男性が無表情でカメラを見つめ、「最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もフェティッシュなやり方でいかせていただきます。」と告白するように言う。
直後、0.2〜0.4秒の超高速カットでネギを刻み、卵を割り、鍋を振り、火柱が上がる——アクション映画のクライマックスのような編集で全力のチャーハンを作る。
最後は「さあ、食べなさい。」。こんな感じのプロンプトで出来た動画がこちらです!
Seedance2.0
Grok Imagine Video 1.5
ここでちょっとした発見が…!
Seedance 2.0はもちろん成功したのですが、Grokも「あれ?日本語、何気に精度いいかも?」という手応えがありました。
長めの日本語セリフをわりとちゃんと拾ってくれたんです。
(Klingよりいい…👀)
これは正直、嬉しい誤算でした。包丁や油の音まわりの手元の質感も悪くなかったです。
また、プロンプトの工程に、
・包丁でネギを刻む手元。
・卵を割るアップ。
・中華鍋に油を入れる。
・強火で鍋が熱される。
・卵がジュワッと広がる。
・白米が投入される。
・鍋を激しく振る。
・米粒が空中で舞う。
と細かく指定もしていましたが、これもクリアしていますよね。
①日本語精度も悪くない
②動作もプロンプト通り
→ショートドラマいけるのでは…?
💡しかもSeedance2.0より安い!
と思い、実際に試してみました!
③女子高生3人のショートドラマ(複数人物チェック)
日本語がいけそうだったので、3人での演技のショートドラマに挑戦しました。
女の子のちょっとした目線の演技もしてくれるか…!
放課後のカフェ。女子高生3人の日常会話。
女①(ダークブラウンのロングストレート)が「今日この後ラーメン食べたくない?」、
女②(ミルクティーブラウンのミディアム)が「めっちゃわかる!いこいこ!」と乗る。
そこへ女③(黒髪ポニーテール)が悪気なく「でも明日ライブじゃん。むくむからやめない?」
。一瞬空気が止まり、目線・作り笑い・口角だけで本音がにじむ——というリアルな“気まずさのズレ”で終わる。結果は……
Seedance2.0
Grok Imagine Video 1.5
うーーーん。失敗!
人数が3人いるせいか、セリフを言っている人がバラバラになり、マルチカットのたびに人物が入れ替わってしまいました。
髪色・髪型・前髪・雰囲気を「3人が同じに見えないように」とかなり細かく書き分けたつもりでしたが、複数人物+カット割りの多いシーンは、まだキャラの一貫性を保つのが難しいようです。
ここは素直に「複数人のショートドラマは厳しいかもな」という結果でした。残念。
④絵コンテを渡してみた
「文章で細かく指定するのが難しいなら、いっそ絵コンテをそのまま渡してみようかな?」
と思って、ChatGPT Images 2.0で生成した絵コンテを読み込ませてみました。

結果は……
Seedance2.0
Grok Imagine Video 1.5
完ぺきではないが、意外といい……!
こういった絵コンテ画像の作り方はこちらのnoteへ
プロンプトはこちらを使用しました!
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