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「AIらしさ」って何なのかを考えて、4つのポイントにまとめてみた

こんにちは、GENELです。

突然ですが、この4つのうち
AIで生成された写真はいくつあるかわかりますか?

正解は少し下に置いておきますね!
この位置だと答えちらっとみえちゃう事故もありそうなので👀



さて、みなさんはSNSなどで「これ、AIっぽい」「AI感がある」というような言葉、見かけたことありませんか?

「確かに」と思うこともある中で、よくよく考えると…

AIっぽいって、結局なんなんだろう?

普段、AIを使って動画を作ったり、音声を作ったりしているんですが、
正直なところ「AIらしさを出そう」と思って作ったことはほとんどありません。

むしろずっと
どうやったらAIっぽさを消せるか」
を考えながら作っています。

それなのに、
「なんかAIって感じする」
って言われることも…👀

逆に、同じ動画でも
「これAIって言われなきゃ分からない」
「普通に人が作ったと思った」
って言われることもあり、この差って何なんだろうなーと、最近よく考えています🤔

💡冒頭クイズの正解は…
正解は3つです!

①と③と④が生成AIの画像でした!
どうでしょう、わかりましたか?

1.AIらしさ=技術の問題、ではない気がしてきた

昔は、
・動きがカクカクしている
・表情が不自然
・手や足が破綻している
・声がロボットっぽい

みたいな、技術的な未熟さがそのまま「AIらしさ」だった気がします。

でも今って、

・映像は破綻しない
・声もかなり自然
・文章も普通に読める

もう「技術的にAIだと分かる」場面って、かなり減ってきましたよね。

昔 → 今

それなのに、どこかで「AIだな」って感じる瞬間がある。

特にこれ、画像生成AIと動画生成AIを触ってるとめちゃくちゃ分かりやすいです。

たとえば画像だと、
「うわ、綺麗!」ってなるのに、
数秒見てると急に
「あれ、これAIか…」ってなる瞬間があったりしますよね。

画像生成AIで感じる「AIっぽさ」って、たぶんこういうやつ

個人的に、画像生成で「AIっぽい」って言われやすいのって、
破綻じゃなくて、むしろ整いすぎだと思ってます。

  • 肌がなめらかすぎて、毛穴がゼロ

  • 髪の毛が綺麗すぎて、アホ毛がいない

  • 背景が全部「それっぽい要素」で埋まってる(でも実在感が薄い)

情報としては成立してるのに、「そこで生活してる感じ」がしない、みたいな。

完璧すぎるがゆえの薄さというか。

同じ“PC操作をしている女性”でも、
・生成AI→ 全部整ってる
・写真 → 机の上や背景がちょっと乱れてる

という感じで、生活感がありますよね。

生成AI画像
写真

こういう違いって、言語化すると地味なんですけど、見比べると一発で伝わるやつなんですよね。

じゃあ例えば、こんな感じで少し生活感を加えるとどうでしょうか?

生成AI画像

・ノートPCに少し手あかを追加
・机の上の物を雑に配置
・背景も綺麗すぎない、でも整った感じ

こうすると、さっきのAI画像よりは人間味が出てきたように感じます。

2.「正しすぎる」ことが、AIらしさを生んでいる説

いろいろ考えていて、今のところ一番しっくり来ているのがこれです。

AIらしさ=正しすぎること

・言ってることは間違ってない
・情報も整理されている
・無駄がない

これ、映像でも同じだと思っていて「綺麗に正しい絵」って、逆に印象に残りにくいことがあるなと思ってます。

人間が撮った写真や動画って、もっと「適当さ」があるんですよね。
ちょっと傾いてたり、フレームに余計なものが入ってたり、ピントが微妙にズレてたり。

でもそういう「失敗」が、逆に印象に残ったりしませんか?

「決め顔しそびれた1枚」のような画像

AIが作る映像って、構図は完璧、光の当たり方も理想的、カメラワークも滑らか。

でも、その完璧さが逆に「印象に残らない」んですよね。

動画生成AIになると「時間」でAIが出る

画像は1枚で成立してれば、その瞬間はある程度は誤魔化せるんですけど、動画って“時間”がある分、AIらしさが出やすいです。

どういうことかと言うと…

  • さっきまであったものが、次の瞬間ちょっと形変わってる

  • 指輪が消えたり増えたりする

  • 服の柄が微妙に変わり続ける

  • 人物の顔が「同一人物のはずなのに、なんとなく別人に見える」

これ、破綻ってほどじゃないんですよ。
でも見てる側は無意識に「あれ?なんか変わったな?」って感じる。

見続けていると話が入ってこないほど違和感を感じることが、AIっぽさとして伝わるんだと思います。

例えばこの画像のように、

シーン1
シーン2

頭のターバンがなくなるだけで「あれ?同一人物かな?」ってちょっと違和感を感じます。

3.AIらしさを消そうとすると、逆に人間が出てくる

面白いなと思うのが、AIを使えば使うほど、
「どこを崩すか」
「どこをあえて残すか」
を考えるようになることです。

・この言い回し、ちょっと丁寧すぎない?
・ここ、説明しすぎじゃない?
・間、もう少し空けた方がよくない?

これ、動画でもまったく同じで、

・このカメラワーク、かっこいいけど『意図』がないな
・この光、綺麗だけど『誰に注目させたいのか』が見えないな
・この表情、正解っぽいけど『感情の揺れ』がないな

みたいなことを考え始めます。

結局、

AIが出してきたものを、どこまで信じて、どこから疑うか

そこに、めちゃくちゃ人間が出るなと思っています。

最近は「AIっぽさを消す作業=人間の感覚を戻す作業」みたいに感じることもあります。

人間が作る映像には、必ず「なぜこの画を選んだのか」っていう理由があるんですよね。

「この表情を見せたかったから、あえてアップにした」
「ここで余韻を残したいから、長めに静止画を映した」
「このシーンで寂しさを出したいから、空間を広く取った」

そういう「作り手の意図」が、無意識に伝わってくる。

でもAIには、その「意図」がない。

知識はたくさん持ってるけど、「これを見せたい!」っていう熱量がない。
だから、どうしても「それっぽい映像」になっちゃうんですよね。

技術的には完璧でも、なんか心に刺さらない。見てるうちに飽きてくる、そんな感じです。

じゃあカメラワークをどうやって作っていけばいいか?
についてはこちらのnoteで解説しています。

4.じゃあ、「AIらしさ」を消すには?

ここまで考えてみて思ったのは、

AIらしさを消すには、あえて「人間らしい不完全さ」を入れること

なんじゃないかなって思います。

例えば、

  • 構図をあえて崩してみる(被写体を端に寄せる、傾ける)

  • カット割りのリズムに緩急をつける

  • 完璧すぎる画質を、少し粗くする

  • 色味に統一感を持たせつつ、微妙なムラを残す

  • シーンごとのつながりを、人間が丁寧にチェックする

そういう「人間っぽいクセ」を意図的に入れることで、 AIが作ったものでも、人間味が出るんじゃないかなって思います。

「AIが作った」じゃなくて、 「AIを使って、人間が作った」

そういう意識が、これから必要なのかもしれません。

まとめ

改めて「AIらしさ」って何なのか、考えてみた結果をまとめると、

  1. 整いすぎて、生活感がない(毛穴ゼロ、アホ毛ゼロ、背景が実在感薄い)

  2. 正しすぎて、印象に残らない(完璧な構図、綺麗すぎるカメラワーク)

  3. 時間の流れでズレが出る(物が消えたり増えたり、顔が微妙に変わる)

  4. 作り手の意図が見えない(技術的には完璧だけど、熱量がない)

この4つが、「ああ、これAIだな」って感じさせる正体なのかなって思いました。

逆に言えば、これを意識して作れば、AIを使っても「人間っぽさ」を出せるってことですよね。

AIはあくまで道具。

どう使うか、どこに人間の手を入れるかが、結局一番大事だと思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ではまた、次のnoteでお会いしましょう💁🏻‍♀️

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