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乗り継ぎながら、日常に戻る|北海道・東日本パスで宗谷岬を目指す旅#18(2025年12月)

<前回の旅行記はこちら👇>
太平洋フェリーで北海道とお別れ|北海道・東日本パスで宗谷岬を目指す旅#17(2025年12月)|げじげじくん

中野栄駅から仙台駅へ向かう列車に乗ると、どこか懐かしい車両でした。
昔、山手線でよく見ていた車両。
思いがけず、ここで再会します。

仙石線の205系(元山手線の車両)
来年2026年3月に新型のE131系に置き換えられる予定

地元の人が多く、車内の雰囲気は、首都圏で乗る通勤列車とあまり変わりません。
違うのは、足元や棚に置かれた荷物の多さくらいでした。


🚊行列の中で

仙台駅に着くと、真っ先に牛タンストリートへ向かいます。
どの店も長い行列で、立ち止まるたびに、時間の重さを思い出します。

その中で、子どもが指さした店に入りました。
牛タンは塩。麦ご飯に、とろろ。

牛たん炭火焼定食(塩味)に
トッピングとしてとろろを追加

言葉を交わさず、黙々と食べます。
ここまで来た、という感じが、ようやく身体に追いついてきました。


🚊普通列車の感覚

仙台駅からは東北本線をひたすら乗り継ぎ
まずは白石行きに乗車

12時20分発の普通列車で、また乗り継ぎが始まります。
仙台駅を出たときは、座席がほぼ埋まっていましたが、途中で少しずつ空いていきました。

岩沼駅を過ぎるころには、車内は静かです。
子どもは首を前後に揺らしながら、居眠りしています。

私は、ひたすらメモを更新していました。

かつては特急が走っていた路線を、いまは普通列車が快走します。
揺れも少なく、妙に快適でした。


🚊風の待ち時間

白石駅で乗り換え。
次の列車まで、40分ほど待ちます。

白石駅から福島方面は1時間に1本
時間があったので駅の外に出て散歩してました

冷たい風が吹いていて、多くの人が厚着をしていました。
けれど、北海道の寒さを体験したあとでは、この冷たさが、むしろ心地よく感じられます。


🚊並走するもの

白石駅からは福島行きに乗車
青空が広がる車窓

白石駅から福島駅までは、車内もガラガラでした。
窓の外には、東北自動車道。

東北新幹線も並走しています。
子どもは、通過するたびに、名前を口にしていました。

藤田駅を過ぎるころから、地元の人が増え始めます。


🚊眠りの区間

福島駅から郡山駅は、発車前から混雑していました。
東北新幹線の遅れを待って、13分遅れで出発します。

この区間は、親子でうとうとしていました。


🚊コーヒーの時間

郡山駅では、スターバックスに入りました。
スマホを充電しながら、コーヒーを飲みます。

子どもは初スタバ。
苦いのは苦手で、キャラメルマキアートを一口。

「おいしい」と言いました。

次の列車を、2本見送って、2時間後にしたい、と言われます。
旅を、もう少し続けたいのだろうと思いました。

気持ちは分かります。
けれど、それだと帰りが遅くなりすぎます。

40分後の列車に乗ることにして、飲みかけを持ったまま、ホームへ向かいました。

後日、スタバアプリでスタンプとメッセージが届いておりました

🚊乗り継ぎの連続

郡山駅から新白河行きは満員で出発し、途中で少しずつ空いていきました。
日が沈み、車窓は真っ暗です。

新白河駅では、3分で黒磯行きに乗り換えます。
自然と、足が早くなりました。

新白河駅では同じホーム同士で後ろから前への乗り換え

黒磯駅から宇都宮駅へ。
短時間の乗り換えが続きますが、不思議と、焦りはありません。

黒磯駅では写真奥の列車から乗り換えて
遅れている宇都宮行きの列車待ち

東北新幹線で長距離を移動し、そこから在来線に流れる人の動きが、よく見えました。

宇都宮駅に近づくと、若い人が増えます。
1時間弱の乗車が、あっという間でした。


🚊夜の駅

宇都宮で夕食をとります。
子どもはラーメン。
私は餃子定食。

餃子定食 ピリ辛みそだれ

ピリ辛の味噌ダレが、少し珍しい味でした。


🚊終わりに近づく音

最後は普段乗り慣れている
湘南新宿ライン直通の大船行き

宇都宮駅から大宮駅へ。
先頭車両は、思った以上に空いています。

夜なので姿は見えませんが、東北新幹線が通過する音だけが、時々、響きました。
古河駅を過ぎ、利根川を渡ると、埼玉県。

乗ってくる人も少なく、車内は静かなままです。
大宮駅に近づくにつれて、この旅が終わるのだと、否応なく感じます。


🚊旅はまだつづくのか?

「宗谷岬には行けたけど、次はどうする?」
そう聞くと、子どもは少し考えてから言いました。

「日本最北端は行けたから、次は最東端の根室に行く」

稚内観光協会でもらった「最北端到着証明書」の裏面はこちら
最東端、最南端、最西端の証明書をそろえると1枚の証明書になる模様
子どもは次は最東端の証明書が欲しいそうです

それがいつなのか、実現するのか、一緒に行くのか。
今は、まだ分かりません。

ただ、そういう言葉が出てきたこと自体が、この旅の続きを、静かに示しているように思えました。

家に着くころ、荷物は重く、身体はくたびれていました。
それでも、普通列車でつないだ時間だけが、ゆっくりと、あとから追いついてきます。

旅は終わりました。
けれど、すぐには、日常に戻れないままでした。

(おわり)


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2025年12月の5泊6日の旅行記、計18回に分けて投稿してきました。
「自分もこのルート使ってこうだったよ」といった感想があれば、気軽にコメント欄に記載いただければと思います。

引き続き、よろしくお願いいたします。

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