アンコール遺跡へ2025① 20年ぶりの一人旅は、まさかの欠航から始まった
こんにちは。
大阪のとある大学で働く、アラフィフのおじさんです。
今回は、2025年8月に訪れたカンボジア王国・アンコール遺跡のお話です。
初心に帰る一人旅
2025年8月。
20年ぶり……いや、正確には2000年に中国・雲南省を旅して以来、26年ぶりとなる海外一人旅に出ました。その間、家族や友人と旅行に出かけてきましたが、一人旅は本当に久しぶり。やはり一人旅はまったく別のものです。
行き先を決めるのも、トラブル対応も、旅を楽しむのも、自分一人。
誰にも頼れない代わりに、自分の思うがままに計画し、楽しむのが一人旅の魅力だと思っています。
学生時代からバックパッカーとして旅をしてきた私にとって、一人旅はまさに原点。久しぶりに、その頃の気持ちに戻れるような気がしていました。
目的地は、ずっと憧れていたカンボジア・アンコール遺跡。
以前、仕事で首都プノンペンを訪れたことはありましたが、アンコールには足を伸ばせずにいました。日本からのアクセスも比較的良く、航空券やホテル代もリーズナブル。
4泊5日(機内泊1泊)の短い日程だったこともあり、妻にも説明しやすい旅でした。

出発前にかかってきた一本の電話
利用したのは、ベトジェットエアーというLCC。
往復9万円台(食事・座席指定込み)と手頃な価格だったことに加え、ハノイ乗り継ぎで大阪からの所要時間が最も短かったことも選んだポイントでした。LCCはほとんど利用したことがありませんでしたが、一人旅だし、「大丈夫だろう」と気軽に考えていました。
ところが、出発2週間前のこと。
大阪・関西万博の会場で楽しんでいる真っ最中、知らない海外の電話番号から着信がありました。
恐る恐る電話に出ると、ベトナムからの電話。
屋外だったため聞き取りづらかったのですが、相手はベトジェットエアーの担当者でした。
"Your flight is cancelled."
同じ言葉を二度繰り返されました。
「えっ、何のこと?」
ちょっとパニックになりかけました。
詳しくはメールを送るので、メールアドレスを教えてほしいと言われました。
「予約時に登録しているはずなのに……」と思いながらも、口頭でメールアドレスを伝えて電話を切りました。
ところが、その後もメールは届きませんでした。
そのうち私自身も、その出来事をすっかり忘れてしまっていました。
そもそも、万博で楽しんでいる真っ最中の電話、忘れるのは仕方ない・・・と言い訳する

関空で告げられた現実
そして迎えた出発当日。
関西空港9時20分発の便に乗るため、早朝の電車で空港へ向かいました。
旅が始まるワクワク感でいっぱいだったのですが、チェックインカウンターで思いもよらない言葉を告げられます。
「予約された便は欠航となりました。」
一瞬、何を言われたのか理解できませんでした。
そういえば・・・あれか・・
「電話はありましたが、メールは届いていません。」
そう伝えましたが、空港カウンターではどうしようもできないとのこと。
代わりに提案されたのは、
「ハノイ行きは午後にも便があります。ただし、本日中にシェムリアップ(アンコール)へは乗り継げません。明日の朝の便になります。」
というものでした。
ハノイで一泊することに
とりあえず空港のカフェで朝食を食べながら考えました。
せっかく関西空港まで来たのに、一度家へ帰る気にはなれません。
それなら、午後便でハノイへ向かい、一晩だけでもベトナムを楽しもう。
そう決めました。
スマートフォンで急いでハノイのホテルを探し、その場で予約。空港からホテルまでの送迎も手配し、シェムリアップのホテルには到着が1日遅れることを連絡しました。
わずか30分ほどで、予定になかった"ハノイ1泊"が決まりました。
予定どおりにいかないのも旅の醍醐味
20年ぶりの海外一人旅は、幸先の良いスタートとは言えませんでした。
特にベトジェットエアーの対応には、不満が残りましたが、LCCにはある程度の割り切りも必要なものだと、身をもって知ることとなりました。
でも、考えようによっては、そう悪いことではないと思っていました。予定になかったハノイに立ち寄ることとなったのです。
ハノイのホテルを予約した時点で、ちょっとワクワクしていました。
久しぶりの一人旅は、飛行機に乗る前から、トラブル発生。
旅は思い通りに進まないことが多々あります。でも、それも後から振り返ると印象に残っていたりします。
これも旅の醍醐味だと思い、ハノイ行きの飛行機のタラップを上りました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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次回は、予定外に訪れることになったハノイ編に続きます。
