R8.4東京都不妊治療助成金の拡充内容
結論
これまでの先進医療に対する助成額(上限15万円/回)は変更ありません。
ただし、助成対象が先進医療のみから、
保険診療+先進医療の自己負担分へと拡大されました。
報道発表資料
R8年4月以降の治療から対象です。

何が変わったのか
従来は、助成の対象は「先進医療にかかる費用」に限定されていました。

今回の拡充により、
保険診療の自己負担分(3割負担)
先進医療の費用
これらを合算した自己負担額が助成対象となります。

注意点
助成上限額は従来通り15万円/回です
助成対象が広がった分、申請時の対象費用の整理が重要になります
制度の詳細や対象条件は今後の正式発表を必ずご確認ください
東京都不妊治療助成の拡充を具体例で解説
制度の変更はわかりにくいため、
実際の料金をもとにイメージしてみます。
今回は、日本でも有数の症例数を持つ
加藤レディスクリニックの料金を参考にします。
主な先進医療の費用例
強拡大顕微鏡による形態良好精子の選別(IMSI):12,000円
膜構造を用いた生理学的精子選択術:25,000円
タイムラプス培養:30,000円
ERA:154,000円
EMMA/ALICE:71,500円
よくあるケース(IMSI+タイムラプス)
比較的多い組み合わせとして、
IMSI:12,000円
タイムラプス培養:30,000円
👉 合計:約42,000円
これまでの助成
従来は「先進医療のみ」が対象でした。
さらに実際には、助成対象額に対して条件があり、
結果として
👉 42,000円 × 70% = 29,400円
程度しか助成されないケースもありました。
拡充後はどうなるか
今回の制度では、
👉 保険診療(3割負担)+先進医療
👉 すべての自己負担を合算して助成対象
※精子凍結(選定療養費)に関しては不明です
となります。
つまり、
先進医療だけでなく、保険診療分も含めて助成されるため、
実質的な負担軽減が大きくなります。
ただし注意点
すべてのケースで恩恵が大きいわけではありません。
例えば、
先進医療の合計で21.4万円を超える場合
👉 上限15万円/回のため
👉 従来とほぼ変わらない(上限に達する)
というケースもあります。
まとめ
今回の拡充は
❌ 助成額が増えたわけではない
✅ 助成対象が広がった
という点が重要です。
特に
👉 先進医療が数万円〜10万円前後
では、明確にメリットが出る制度変更といえます。
※2026年1月時点での日経新聞の情報をもとに作成しております。
以下追記

※2026年2月予算案資料追記
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