私にとっての泣ける歌、いや応援歌。~クレヨン社「痛み」~
#20251219-606
2025年12月19日(金)
ノコ(娘小6)の卒業式が3ヶ月後にある。
そこで歌う歌を私に聞かせ、「ママは泣ける?」と問われてから、歌について考えている。
流行に疎い私だが、好きな歌はいくつかある。
カラオケで友だちが歌っていた歌。店に入ればよく耳にした歌。TVドラマやアニメ番組の主題歌。学生時代、まだ音楽のダビングといえばカセットテープが主流だった。友だちが貸してくれた好きな歌を集めたテープで知った歌。
そうやって少しずつ少しずつ増やしていった歌のなかに、これは私自身への「応援歌」なのか、「泣ける歌」というやつなのか、周期的に聞きたくなる歌がある。
「クレヨン社」の「痛み」だ。
もはやティーンエイジでもないし、校舎の裏で血がにじむような殴り合いをしたこともない。ワルぶったこともないし、教室に背を向けたこともない。
私の経験と重なる場面は出てこないのだが、「何かやり残してる気がして」と歌う言葉に胸を突かれる。
ひとり暮らしと呼ぶには、中途半端な時期があった。
ただ夜の間だけ親と離れ、ひとりで過ごしていた。
親がいたら叱られていただろうが、ミニコンポを浴室の扉の前に置いて音楽を流しながら入浴していた。
なにを、どうしたらいいのか、わからなくて。
この「痛み」を繰り返し聞きながら、湯船の中で膝を抱えて涙を流していた。
焦燥感に襲われる。
今の暮らしは「なまぬるく」、いつのまにか「にせものの夢を」自分の夢だと勘違いしていないか。昨日から今日、今日から明日とただ「流されてないか」。
物わかりのいいふりをしてあきらめてないか?
音が潔く終わり、目が覚める。
泣いている暇など、ないのだ。
この歌は私を奮い立たせる。
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