#436[雑記]冷たく見える心の、ほんとうの理由
──石段を上がると、落ち葉が弧を描きながら、目の前を通り過ぎ、ふと胸の奥に影が揺れる。心にタイルを置くように、空想で気持ちを並べることにした。
僕の言葉は冷たく響くかもしれない。けれど、それは君から逃げるためじゃない。ただ、君の隣に、安心して立ちたいという、僕の精一杯の真心なんだ。
小さかった不安と、影の広がる限界
僕の心の奥には、いつも小さな不安が潜んでいる。 完璧じゃない僕では、いつか見捨てられるかもしれない。 そんな思いが、世界を混沌として映し出す。
だから僕は、この不安を、君が戸惑わない「一緒に解決できる計画」へと変えていきたい。
たとえば、不安をそのまま抱えるよりも、僕は、この不安を少しずつ形にして並べている。君にも、見守り、協力してほしい。 どうか、この考えを冷たいと決めつけないでほしい。 これは、ただ安心を求めているだけだから。
僕は、言葉を鎧のようにまとってしまう。ユーモアでさえも。
曖昧さをなくして、静謐を保ちたい。 そうすることが、僕にとっての安心だから。
でも、もし誰かに「君の言葉で傷ついた」と言われたら、僕は怖くなる。「僕が間違っていた」と認めると、築いてきた「城」が崩れてしまうから。
だからつい、相手の伝え方や解釈に話をすり替えてしまう。本当は、ただ怖いだけなんだ。
さらに追い詰められると、僕は最後の防衛に出る。「僕の心は複雑で、誰にも測れない」 と、自分の繊細さを盾にしてしまう。それは責任から逃げるためじゃなく、ただ「受け入れてほしい」と願っているから。
僕の心の中では、いつもこんな綱引きが起こっている。論理で守りたい僕と、理解されたい僕。安心を求める僕と、孤独に怯える僕。
これは弱さじゃない。人として生きるための「防衛」なんだ。 もし誰かに分かってもらえたら、それだけでも救われる。
僕の不安が、少しでも和らぎますように。そして、君の心にも穏やかな光が届きますように。
──石畳の上を渡る風が止むと、見上げた空に、僕の願いと同じ色が広がっていた。
<了, 約 840 字>
(全文 約 770 字)
あとがき
あなたが抱えるその切実な願いが、いつか必ず、あなた自身によって静かに叶えられることを信じています😊
◼️11/1に書いた記事が気に入って、続きを書きたくなりました。明日の朝、スタエフで私の歌が配信✨️ 詳しくは、桜までまってるのコメント欄にて🥰
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