#306[短編]花時計の町から、小さなあの町へ……,54字の物語[2024年6月]
タワーが見えたら、夢の終わり。花時計が夜風に揺れる。潮騒の町、鳴き砂を踏むと母が呼び、駆け寄って手を取った。

作品について
今回は長距離バスの移動、都会から田舎町へ。
夢から覚めた後、現実に戻った後で家路に着く主人公を描きました。
子どもにとっての大移動は、一生の思い出です。
移動を中心に描き、4つの場所をイメージしました。
タワーの見える街の直前
(タワーの街の)花時計を横目に次のバス
鳴き砂のある砂浜
砂浜から出て、母の歩く路地
色彩と風、目線や人物の移動や動作、時間と場所の動きが伝わればいいなと思います。
制作日記

読み手に想像してもらう文に憧れますが、結構むずかしいですよね。
今日の作品は、もうひとこえいけそうな?
また次回にトライしようと思います。

いつもながら語尾に迷います
余計な言葉を省いて、空いたところに、新しい言葉をパズルのように組み合わせるのが楽しいです。
▼54字の物語の「雛型」はこちらにあります。
前回までの作品です
54字の物語の、書き方をご案内しています。
あとがき
最近、文芸作品を扱う方と交流したいと考えています。精読、などの文芸でよく出る言葉を知らず、失礼がないか、唐突に言葉が変わって周りが驚かないか、どんなふうに話したらよいか、ちょっぴりドキドキします。
お料理、お風呂、お手洗い……。
ちょっと何かをしてる時に考えるのが、
意外に楽しい、54字の物語です。
他愛もないものに、言葉の魔法をふりかけて。
ちょっとときめく瞬間にできたら、素敵ですね。

それではまた、次の記事でお会いしましょう!
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