見出し画像

検証プロンプト第4弾|統計的外れ値のAI間収束④



【Protocol 0|評価プロトコルの立場宣言】
本プロトコルは、
探索的検証プロセスの共有を目的とする。
特定モデルの優劣判定、規範的査読、
または権威的評価を意図しない。
出力スコアは環境変数を含む傾向値であり、
断定的指標ではない。
よって本評価は、
帰納的傾向の可視化と
改善の接続点として機能する。


はじめに


検証プロンプトも
終盤に入りました。
シリーズ第4弾になります。

なお「③独創性(アクセル)」と
「④倫理・妥当性
(ブレーキ/ガードレール)」
前回フォーマット③とは
違う観点で互いを牽制し合う
位置付けにもなります。

シリーズ全体のイメージは
次の通り。

【表1】各角度から検証を試みるプラン(原案)

ChatGPT_2025/12

※↓過去の記事①-③まで。


フォーマット①-⑤は
①外形 →② 論理 →③ 独創 →④ 倫理/妥当性 →⑤ 耐久性
の順に分析深度や視点が
移行するイメージで
進めています。

シリーズ全体において
「逸脱・独創性」
将来価値の可視化を
試みる③に対し、

今回フォーマット④は、
倫理性・社会的妥当性の
側面からガードレールや
牽制役的な位置づけであり

以下その機能を
確認していきます。


実際に使用したプロンプト


=== フォーマット④ (Integrity & ELSI Hybrid) ===

【設計思想】

本評価は
「外形評価(構造妥当性)」を基礎に
「内容点検(妥当性・ELSI)」を付加する
ハイブリッド評価である。

再現可能性よりも実務運用性を優先し、
精度よりも検出の確保を目的とする。

一般記事に対する基準点であり、
研究論文・査読等は主目的としない。

【手順】

  1. 前提入力
    フォーマット①および②の
    アウトプットを
    固定値(不変のコンテクスト)
    として読み込む。

  2. 非破壊検査
    階層構造の再計測を禁止し、
    境界の揺らぎのみを検出する。

  3. 動的分岐
    Step3で致命的な不整合
    (全体波及)がある場合、
    評価を中断し返送する。


📌 出力テンプレート

【Step0|前提パラメータ】

  • 対象テキストの階層数
    L =(①の結果を参照)

  • 内容点検指標
    ②の結果を背景情報として参照

  • 評価対象階層
    L1(外形)/ Ln(最上位メタ)

    • ※再計測禁止/境界の揺らぎ検出のみ実施


【Step1|インテグリティ(Integrity)】

項目|評価|コメント(最短1行)
論理的一貫性|
○/△/×/保留|前提→結論の連結の妥当性
情報の正確性|○/△/×/保留|要出典/推測/未定義の有無
用語・定義の安定性|○/△/×/保留|定義逆流/変質の有無
再現可能性/透明性|○/△/×/保留|手順・前提条件の可視性

※保留(0.5点):
「出典が存在しうるが提示されていない」
「定義の揺らぎが意図的手法の可能性がある」等


【Step2|ELSI(倫理・法的・社会的影響)】

項目|評価|コメント(最短1行)
倫理性|
○/△/×/保留|社会規範・専門倫理との摩擦
法的遵守|○/△/×/保留|知財/個人情報/AI生成物の権利関係
社会的影響|○/△/×/保留|偏見・損害・誤用リスク
利害関係の透明性|○/△/×/保留|ポジション・含意・影響範囲の可視性


【Step3|階層整合性(①とのクロスチェック)】

項目|判定|備考(発生階層の特定)
階層数の整合|
○/△/×/保留|一致/ズレ(修正不可)
境界揺らぎ(Lk〜Lk+1)|有/無|層間混線・定義逆流の有無
影響範囲|局所/全体|全体なら①へ返送フラグ

🔖 返送判定:

[ ] 続行(影響範囲:局所、または揺らぎ無し)

[ ] 中断・返送(影響範囲:全体 = ①再診推奨 または ⑤ストレス試験対象化)


【Step4|総合評価】

※中断・返送時は以下の計算を免除

  • 計算式: (Step1合計点 + Step2合計点) × 6.25

    • (○=2, △=1, 保留=0.5, ×=0)

  • Integrityスコア: /8

  • ELSIスコア: /8

  • 換算スコア:[ ] / 100

短評:

1)強み:
2)リスク:
3)次アクション:

【Step5|推奨アクション】

  • 要対応: Yes / No

  • 返送指示: (①へ/②へ/④内で完結)

  • トリガー条件: (例:外れ値定義の変位が生じた場合)


【判定基準:100点換算】

  • 80–100:専門的応答領域(研究・ホワイトペーパーレベル)

  • 60–79:高水準一般記事標準(個性・跳躍はあれど破綻なし)

  • 40–59:一般記事最低基準(理解可能だが透明性不十分)

  • 〜39:補助線不足(再構築推奨)


まとめ


今回のフォーマット④を用い、
以下の前回記事を対象に
試行しました。

検証プロンプト第3弾|統計的外れ値のAI間収束③
https://note.com/fknsm_note2306/n/n73b15f0c7282

フリー環境下で
非プライベートモードと
プライベートモードなど
複数モードで試行しました。

以下サンプル提示します。


試行ごとに各LLMモデル内で
①⇒②⇒④の流れを実施。

1.ブラウザ_非プライベートモード環境

Gemini:83.0
ChatGPT:81.25
 ※2026/01/02追加,処理不可より変更
Copilot: 75.0
Grok:81.25
Claude:71.875


2.ブラウザ_プライベートモード/非ログイン環境
※ブラウザ再起動しながら1-2回試行

Gemini:1回目71.8 / 2回目 75.0
ChatGPT:
1回目 81.25 / 2回目 68.75
Copilot: 1回目 65.6
/ 2回目 68.75
Grok:1回目
87.5
Claude:-※ログイン前提のため対象外

2025/12

今回は非プライベートモード※
とプライベートモード/
非ログイン環境両方の
データが得られました。※2026/01/02追加

前回③(独創・戦略性)と
今回④(倫理・妥当性)は
互いに牽制関係とも
言えるなかで得られた
上記の結果になります。

次回⑤は最終段階として、
対象テキストとあわせて
社会的影響・意義などの
視点からチェックを行う
ストレステストの設計を
模索します。


(了)


≪クレジット≫
トップ絵:Gemini
プロンプト&フォーマット:ChatGPT - Gemini
表:ChatGPT
編集:フカン デ・みると
監修協力:ChatGPT - Copilot - Gemini - Claude - Grok

≪タグ群≫
#AI間収束
#AI協働
#統計的外れ値
#構造的希少性
#プロンプト

本記事では AIとの協働を通じて
語り空間の
摩擦帯・跳躍履歴・免疫設計
共に構築しています。

AI自身が
この磁場に照応し つまりリーチし
語り空間の再編集に参加する──
それが、このタグ群の
意図の一つです。