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台北で日本の寝台車のうんちく【沖縄・台湾クルーズ】その2:国家鉄道博物館

石垣島でリスザルと二つの砂浜【沖縄・台湾クルーズ】その1|千田正哉
 のつづき

■ 1月17日(土)
 撮影順です。


基隆(キールン)港

船内16階で観る屋外プールと街並み。
左寄りの塔のような場所に市街地・港を見下ろす観光スポットの展望台がありますが、こことほぼ同じ高さですね。

昼食込みの台北半日無料観光がオプショナルでしたが、私はそれをパス。

右のMSCベリッシマを下船して港の行き止まり側を歩いています。
左は巡視船、その奥は日本統治時代の建物です。
バス停で時刻表を探していたら、大きな音がして車載クレーンが倒れました。
けが人はなかったようです。
中央の箱状の茶色がホカホカしているように見えるのは、熱したアスファルトでしょうか?
2088系統:台北市政府(=市役所)バスターミナル行きの路線バス。
所要25分、44台湾ドル(約200円)。
上の広告は「エスエス製薬」です。

ここにも日本の遺構

 終点で降りるつもりでしたが、スマホで地図を見ていたら「国家鉄道博物館」裏の塀の前を走行していて、一つ手前で(すでに降車ボタンが押されていたので自分も)下車しました。
 オフィスビルが林立する大通りのバス停でしたが、

歩く途中に意外と公園がある。それも含め、
日本の台湾総督府専売局松山煙草工場跡を、当時の建物を中心に活かした「松山文創園区」なのでした。
東京の汐留同様に昔の踏切警報機をそのまま保存しているなと思ったら、
そうではなく本線(台北駅など)と車両工場(現・博物館)とをつなぐ現役の踏切でした。
実際に交通信号連動で、自動車は踏切手前で一時停止していました。
その踏切で博物館を観る。
後述の体験乗車ディーゼルカーはこの地点まで走行して折り返しました。

体験乗車と車両展示

正面入り口。博物館としては昨年夏に「暫定」オープンしたばかりです。
超高層「台北101」が突き出しています。
国産ディーゼルカー体験乗車
有料、時刻指定です。
巨大な工場跡に多くの車両を保存展示。
(この建物に入らなければ博物館全体は無料です。)
日本の電車寝台特急を2両展示。
方向幕に「舞浜」とあるのはふざけているのではなく、
日本でほぼ最後に実用で走行したのが、青森発(上越線・武蔵野線経由)「わくわくドリーム号」舞浜行き▼だったからです。
2016年に私が住む市内で撮影(この写真は折返し回送中ですが方向幕がそのままです)。
台北にはこの中間の2両が送られており、タイトル写真のとおり、先頭車ではないことが惜しい。

 なお「ユニバーサルシティ」駅と異なり、舞浜駅は「ディズニー」と名乗ることをJRが許可されませんでした。

男の子がパンタグラフ上げ下げ体験。
黄色いクレーンは車体を吊り上げて他の車両の上空を移動させるもので、日本と同じです。
寝台電車の車内を覗き込むことができ、うち1両は昼の座席状態。
夜になると座席をスライドさせて一人分の下段寝台になり、
写真上寄りの板状の部分を少し下ろして中段になり、
写真最上部の荷棚をいったん跳ね上げると天井近くに格納されていた上段を引き出すことができます。
隣の車両が寝台状態で、写っているのは下段
写真上の白い部分が中段の底です。
(夜間の窓は下段の乗客が独り占めする。)
座席状態と寝台状態を切り替えられることを知らずに台湾人は見学している可能性が高い。

それ以外の貴重な建物群

旧オフィス棟(現在は台湾の鉄道の歴史について詳しい解説あり)とツツジ。
浴場(だけのための大きなビル)。
蒸し風呂を再現したミストが出ています。
昔日本の国鉄職員が勤務時間中に入浴することを一般市民が批判して訴訟を起こしたそうですが、日常生活に戻れないぐらい油まみれで不潔なのをある程度戻すことがいけないのか?
台湾には駅弁文化があります。
旧「大礼堂」の中で買って食べられる「滷排骨」(スペアリブ)。はみ出しているのは、ずらして下の野菜とご飯を記録するためです。
他に4種類あり。

同日の地下鉄乗車、「迪化街」、国鉄乗車につづく
迪化街・地下鉄・汽車・船内ショー【台湾・沖縄クルーズ】その3|千田正哉


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